投資信託で赤ちゃんのためにお金を増やす!自分に合った方法の探し方
赤ちゃんの将来のためにどんな貯蓄方法があるのか気になっているママも多いでしょう。今は「超低金利時代」といわれ、銀行に預けていても利息は期待できません。そこで注目なのが「投資信託」です。興味はあるけれど、どんなものなのか、自分にも始められるのか知りたいという人のために、分かりやすく解説していきます。
始めてみたい!投資信託ってどういうこと?
投資信託とはお金の運用をお願いすること
「投資信託」は自分でお金を運用管理する代わりに、投資のプロにお願いできるので、投資初心者でも始めやすいですね。「ファンドマネージャー」と呼ばれる専門家によって、集められた資金が株式や債券などに投資・運用されます。
また、1万円という少額から始められるのも特長です。個人で投資する場合、よほどの資産家でない限り出資できるお金には限界がありますが、投資信託なら安心です。
投資信託のしくみと内容
【販売会社】
証券会社や銀行などで、投資家に投資信託を販売します。
【運用会社】
投資信託(=ファンド)を作って、「ファンドマネージャー」と呼ばれる専門家が運用指示します。
【受託会社(信託銀行)】
集まったお金を保管・管理して、運用会社からの指示で実際に運用します。
投資信託は、お金の専門機関に管理・運用を任せることができるしくみになっています。また、それぞれの業者は法令に基づいて、主務大臣の監督を受けています。しかし任せている分「手数料」が発生するので、内容をよく確認する必要があるでしょう。
投資信託の儲かる理由
【値上がりによる利益】
ファンドが値上がりして儲けを出すことができれば、投資家(ファンド購入者)にも利益をもたらします。反対に、値下がりして損失が出れば投資家も損をします。
【分配金による利益】
投資信託の収益から還元される「分配金」による利益があります。ファンドによって支払いの頻度や額は異なるので、購入の際に確認が必要です。
投資信託では手数料が発生するため、「値上がり益+配当金-手数料」が実際の儲けとなります。
投資信託を始めるときの手順は?
自分の投資スタイルを決める
【インデックス型】
・市場の平均値を狙って、市場と連動するように投資する
・リスクが低く、リターンも低い
・初心者でも始めやすく分かりやすい
・手数料が安い
【アクティブ型】
・市場の平均よりも上回るように投資する
・リスクが高く、リターンも高い
・投資経験者向け
・運用に専門家の手間暇がかかるため、手数料が高い
投資初心者は「インデックス型」を選ぶことが多いようです。「アクティブ型」の投資をする場合、ファンドがどのような金融商品に投資しているのか精査することをおすすめします。
口座を開いて入金する
ただし、銀行などは投資信託の取り扱い本数が少ないことが多いです。おすすめは「ネット証券」です。パソコンやスマホで無料で簡単に口座開設することができます。
ネット証券大手の「SBI証券」や「楽天証券」などは取り扱い本数が大変多く、投資信託購入時の手数料が安い、もしくは無料であるのが特長です。多くの投資信託の中から自分に合ったものを選びたいのであれば、ネット証券はおすすめです。口座の開設ができたら、運用資金を入金しましょう。
投資信託を選んで買う
【商品を選ぶときのポイント】
・手数料が安い
・分配金が高い
・分配金を再投資して運用資金を大きくしてくれる
・資産のタイプ(株式、国債、社債、不動産など)
・都度購入する「スポット型」か、一定額を自動で購入する「積立投資」か
・ファンドの資産規模(集まっているお金)
人気ランキングやおすすめなどから選ぶのも一つの方法です。ネット証券では口座開設すると「スクリーニング機能」といって条件に合った商品を絞り込んでくれるサービスもあるので活用してみてくださいね。
投資信託をするときに気を付けること
ジュニアNISAで非課税制度を利用する
期間や金額に条件はありますが、運用で得た利益が非課税になる制度なので、ぜひ利用したいものですね。
「ジュニアNISA」は子ども名義で口座開設し、親権者が本人に代わって運用管理します。また、基本的に本人が18歳になる年の12月末まで払い出しができません。子どもの大学資金として投資するにはピッタリの制度ですよね。非課税期間は最長5年間で、非課税枠は毎年80万円となっています。