2歳の子どもにかかるお金は意外とたくさん!節約できる項目もご紹介
赤ちゃん時代が過ぎた2歳児は、行動範囲も広がってくる年齢です。「まだ食事の量も少ないし、電車賃もかからない」と思っていたら意外と家計を圧迫していた、ということはありませんか?子育てには、これからお金のかかる時期がやってきます。今のうちに子どもにかかるお金の流れを少し整理してみましょう。
2歳の子どもにはこんな出費がある!
1カ月にかかる平均は45,000円ほど
まだまだ少ないとはいえ1歳児よりは食べる量が増えてくるため、外食のときは一品多く注文したり、キッズメニューを頼んだりするようにもなります。また自我も強くなってくるので、外出中に「ジュース買って」などのおねだりも始まるのがこの時期といえるでしょう。
さらに2~3歳にかけては七五三の準備を始める家庭も多く、こうしたイベントへの出費も増えてしまいます。また、赤ちゃん体型から幼児体型へ移行していく時期でもあるため、服の買い替えも頻繁になり被服費も多くかかってくるようになります。
習い事に通えばさらに出費も増加
2歳代から始める習い事として多いのはスイミングです。この時期になると体力を持てあまし気味で、毎日公園遊びもつき合う方が大変ですよね。スイミングなら天候に左右されず、体も鍛えられるので人気がありますよ。多くの施設がママやパパも水に入る「親子スイミング」のプログラムを用意しているでしょう。
もう一つは英語です。こちらも親子で参加するものが多く英語の歌を歌ったり、絵本を読んだりして早くから英語に親しむことができます。レッスン代以外に教材費がかかるケースもあるので事前に確認してくださいね。
少しでも節約するにはどうすればよい?
トイトレを始めておむつ代を減らしてみる
新生児期ほどの頻度ではないにせよ、1日に何枚も消費するものです。交換回数は激減しますが、サイズアップしていく分1枚あたりの単価はアップしています。1日あたり6枚使用するとして、パンツタイプLサイズの平均価格が30円程度とすれば、日に換算して180円もかかります。月にして6,000円近い出費となっています。
ほかにも、おしり拭きや処理用のビニール袋代もかかっていることを思うと、子どもの状態さえ整っていれば今すぐにでもこの固定費は削りたいですよね。あまり焦るのも考えものですが、ママのモチベーションの一つにしてもよいでしょう。
服は大きめサイズで長く着られるものを
【大きめでもよいもの】
・コート類
1年目はお尻が隠れるくらいのサイズであれば、翌年も着られるでしょう。あまりぶ厚いものは動きにくく、子どもが着るのを嫌がる可能性があります。薄手のものがオールシーズン使えて便利です。
・シャツ
大きめでもジャケット代わりに使えるので長く着られます。
【ジャストサイズがよいもの】
・ボトムス
サイズが合わないと動きにくい、ウエストが合わずに落ちてくる、などで着心地が悪いので子どもが着たがらなくなる可能性があります。
・Tシャツ
あまりに大きいと首回りが空き過ぎてだらしなく見えます。
手作りおやつでお菓子代を節約
・レンジでチップス
ジャガイモ、レンコン、カボチャなどの根菜をスライサーを使ってスライスします。重ならないようにお皿に並べてレンジで2~3分様子を見ながら加熱していきます。水分がなくなりパリッとしたら食べごろです。
・バナナパンケーキ
いつものホットケーキのたねに熟したバナナをつぶしながら混ぜて焼きます。ほんのり甘く、食べ応えもアップするため子どもも喜びますよ。食べやすいサイズにカットすればお出かけ用のおやつにもなり、手づかみで食べられるのもおすすめです。
2歳児も楽しめる低コストの遊びをご紹介
風船を使って室内で身体を動かそう
・風船キャッチ
まずは二つの風船を、少し高いところから同時に落として子どもがキャッチします。次は三つ、四つと少しずつ風船を増やしていくと盛り上がりますよ。
・風船バッティング
膨らませた風船を、新聞紙を丸めて作った「バット」で打ちます。最初はママが投げて、慣れてきたらピッチャーとバッターを交代しても楽しいです。
・風船サッカー
壁や空き箱などでゴールを決めます。ゴールに向かって風船を蹴って遊びましょう。風船はふわふわするので、意外と難しいですよ。
ママと一緒に手遊び歌で楽しもう
・大きな栗の木の下で
・糸まきまき
・ぱんだうさぎこあら
・おおきなたいこ
などはテレビでもよくやっているので、きっとママも耳にしたことがあるのではないでしょうか。手全体の動きでできるので、小さな子でも楽しく遊べます。
手先の細かい動きもできるようになった子は
・ぐーちょきぱーでなにつくろう
・いわしのひらき
・きゃべつのなかから
なども楽しめるでしょう。あまり音程やリズムにこだわるよりも、ママが笑顔で優しい声で歌うことのほうが大切ですよ。