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幼児期のスポーツに期待できる効果とは?人気のスポーツや教室の選び方

幼児期のスポーツに期待できる効果とは?人気のスポーツや教室の選び方

スポーツの得意な子になってほしい、スポーツをすることで心身ともに健康に育ってほしい、と願うママも多いのではないでしょうか。幼児期からスポーツを始めるメリットや、人気のスポーツはどんなものかも気になりますよね。そこで今回は、スポーツ教室の選び方などとあわせて、気になる点を分かりやすく解説していきます。

幼児期にスポーツをすると体も心も成長する

スポーツで成長する体の機能は?

近年、便利な世の中になっている一方で、子どもが積極的に体を動かす機会が減ってきているといわれています。幼児期は将来の基盤となる心や体をつくる大切な時期。子どもにはスポーツをとおして健康的に成長してほしいですよね。

スポーツをすることで骨や筋肉の成長を促し、下記のような能力の向上が期待できます。

・持久力
・心肺能力
・バランス能力
・運動制御能力

これらが発達することで丈夫な体になり、病気になりにくくなったり、体力がついて疲労回復が早くなったりします。もちろん成長に個人差はありますが、健康で丈夫な体は心の健康にもつながります。幼児期に基礎的な体力をつけることが、小学生以降の運動機能に少なからずよい影響を与えることになるでしょう。

スポーツで成長する心の面は?

スポーツすることで得られた健康な体には、健康な心が伴います。

・積極性が増す
・協調性が増す
・努力、忍耐力の向上
・自信、意欲が湧く
・ルールが守れる

などの効果が期待できます。

個人競技のスポーツでは、結果を誰かのせいにせず、自分自身の行動を見つめることで問題を解決する力がつきます。団体競技のスポーツでは、仲間とコミュニケーションを取りながらプレイすることで、自己中心的な考えがなくなり、協調性のある行動がとれるようになるでしょう。

また、コーチや監督など指導者の存在も、幼児期の心の成長に大きな影響を与えるようです。ママやお友達との遊びとは違い、決められたルールの中で目標に向かって努力することは、子どもにとってよい刺激になるでしょう。

スポーツで身に着く良い習慣

定期的かつ継続的にスポーツをすることで、さまざまな良い習慣が身に付きます。下記に一例をあげてみます。

・あいさつ
・礼儀作法
・人の話をよく聞く
・時間が守れる
・身だしなみ、整理整頓
・すぐにあきらめない
・自分で考える

これらは社会に出てからも大切な習慣です。しかし大人になると基本的なことは誰も教えてくれなかったり、教えられてもなかなか直せなかったりするものです。幼いうちから良い習慣を身体に染みつかせることで、常識のある大人に成長するでしょう。

スポーツは、健康な心と体をつくる手助けとなるうえ、人格形成にも一役買ってくれます。家庭や幼稚園・保育園での生活に加えて、ぜひ取り入れたいですね。

幼児期の人気のスポーツはなに?

首が座ったら始められる「スイミング」

幼児期の習い事の定番といえば、ママの子ども時代から今も「スイミング」ではないでしょうか。男女問わず人気で、スポーツ系の習い事をしている小学生の3人に1人がスイミングに通っているというデータもあります。

スポーツクラブにもよりますが、早いところでは首の座る生後3~4カ月の赤ちゃんでも始められるクラスがあるようです。スイミングが人気なのは、乳幼児期から全身運動が可能で、水圧により心肺機能が高まる効果が期待できるからでしょう。

小さいうちは、技術的なことよりも基礎的な体力づくりによいスポーツといえます。また、水泳は義務教育でも必須科目なので、就学前から始めておくと子どもの自信になるかもしれません。

音楽にのって楽しむ「リトミック」

幼児期に人気の「リトミック」。よく聞くけれど、何をするのかあまり知らないというママも多いのではないでしょうか。もともとスイスの音楽家によって確立された教育方法のひとつで、技術的なことよりも、音楽を感覚的に感じ取って表現するというものです。

特別にルールがあるわけではないので、「スポーツ」というとピンと来ないかもしれませんが、スポーツとは体を使って楽しむもの、という意味合いもあるので、広い意味ではリトミックもスポーツなのです。また、一般的なスポーツも、「リズム感」を付けることで上達につながるといわれています。

0歳から始められるリトミックも多く、ママと一緒に音楽を楽しみながら自然なかたちで体を動かすことができ、表現力や想像力が育つでしょう。

柔軟性を鍛えられる「体操教室」

スポーツにおいては、筋力や瞬発力だけでなく、身体の「柔軟性」も必要です。もちろんスポーツだけでなく、日常生活においても身体が柔らかいほうがケガをしにくいという利点があります。

幼児期の体操教室では、持久力や柔軟性など、運動の基礎的な部分を指導してくれるところが多いでしょう。また、鉄棒やマット運動、なわとび、跳び箱など、小学校に入ってから授業で学ぶようなことも教えてくれます。

鉄棒やなわとびなどは一見簡単そうですが、ママが教えようとすると上手なお手本が見せられなかったり、子どもが真剣に聞いてくれなかったりして難しいものです。体操教室でほかのお友達と一緒に教わると、子どもが頑張れることがよくあるのでおすすめです。

幼児期のスポーツの選び方のポイント

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