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赤ちゃんもマダニの被害にあうの?赤ちゃんを害虫から守る方法とは

赤ちゃんもマダニの被害にあうの?赤ちゃんを害虫から守る方法とは

赤ちゃんでも使える虫よけアイテム

害虫に刺されないためには、市販の虫よけアイテムも上手に使用してみてください。直接赤ちゃんの肌に使用する虫よけスプレーやミストは有効成分によって製品ごとに使用年齢や使用回数に違いがあります。

有効成分に「ディート」を使用した虫よけは、生後6カ月未満への使用ができず刺激も強くなっています。そのため、マダニ防止なら小さな赤ちゃんから使用できる「イカリジン」を有効成分とする虫よけを選ぶとよいですよ。蚊などの害虫よけの場合は、ハーブなどの天然成分を使用したものもおすすめです。

また、洋服に貼るシールタイプや手首につけるリストバンドタイプの虫よけもあります。さらにベビーカーごとすっぽり蚊帳のように覆う虫よけカバーを利用するのもよいですね。

万が一マダニに刺されたら取らずに病院へ

マダニが赤ちゃんの肌についていると、すぐにでも取りたくなりますよね。しかしマダニは血を吸うとき口を皮膚にめり込ませるように突き刺し、さらに周りを唾液に含まれるセメント物質でしっかり固定します。そのため簡単には取れません。

無理にはがそうとすると、差し込まれた口部分だけが肌に残ってしまう場合もあります。また、マダニの体液が流れ込みやすくなって感染症のリスクも高まります。そのため家庭では取らず、病院で適切な処置を受けてください。

感染症の菌を持っていないマダニであっても、肌の弱い赤ちゃんだと腫れや痛みを引き起こすこともあるので病院で診てもらうと安心ですよ。また、マダニ以外の虫刺されも腫れや痒みが気になる場合は受診しましょうね。

まとめ

感染症をもたらす恐れのあるマダニは野生動物が生息する山奥にいるだけでなく、近年はその生息地域を拡大しているといわれています。そのため民家の裏山や裏庭、河川敷や公園など私たちのすぐそばにひっそり隠れているかもしれません。現在は大人を中心にマダニの被害は確認されていますが、赤ちゃんも刺される危険性があるので注意しましょう。

私たちの身の回りには、害虫と呼ばれる虫が多くいます。安心して野外レジャーを楽しむためにも、今回紹介した内容を参考に家族みんなで害虫対策を万全にしてくださいね。
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