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1歳の子どもの身長はどれくらい?平均身長や伸びない原因と対処法

1歳の子どもの身長はどれくらい?平均身長や伸びない原因と対処法

子どものストレスが身長に関係することも

身長の伸びとストレスの関係とは

子どもの身長が伸びないことに関しては、様々な理由が挙げられます。その中の一つに、子どもが感じるストレスが関係しているとも考えられています。子どもの身長の伸びとストレスの関係について見てみましょう。

子どもの成長にとって大切な成長ホルモンは、脳下垂体から血液中に分泌されます。しかし、脳下垂体はストレスを感じた際に影響を受けやすいとされています。

たとえば、幼稚園や保育園の生活に馴染めなかったり、習いごとなどの過密スケジュールなどでストレスを感じたりする場合があります。そのような場合、十分な成長ホルモンが分泌されず、子どもの身長が伸び悩む可能性が高くなります。

ですから、ママは子どもにとってリラックスできる環境作りを心掛けましょう。

子どものやる気を応援しよう

子どもが感じるストレスの中には、パパやママからの愛情が不足している場合も含まれます。叱られることなどがストレスとなり、成長ホルモンの分泌が低下してしまうこともあります。

また、成長ホルモンが分泌されないほかにも、精神的に不安定になり、十分な睡眠を取れなかったり食事を摂れなくなったりすることも身長が伸びないことにつながります。

1歳児は自我が出始め、色々なことに興味が深まる時期です。その中には、危険をともなう場合もあり、ママが注意してやめるように促すこともあるでしょう。

しかし、そればかりでは子どものやる気が満たされず、気づかないうちにストレスになる可能性があります。ですから、ママは子どものやる気を応援しながら見守るようにしてみましょう。

体を動かすことは心身の成長に大切

子どもの身長を伸ばすためには、ストレスを溜めないように過ごすことが大切です。子どものやる気や好奇心に寄り添いながら、パパやママと一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

とくに、体を動かして遊ぶことは、気分のリフレッシュや、周囲とのコミュニケーションにもつながります。もちろん、走ったりジャンプをしたりして運動機能を高めることもでき、心身の成長にとって大切なことですよ。

個人差はありますが、1歳児だと1人で歩けるようになり、ボールなどの道具を使って遊べるようになります。自分の力で自由に歩き回る姿や、ボールを転がして体を動かす様子などを見守りましょう。

子どもができることや、やってみたいと感じることに合わせて体を使った遊びを楽めるとよいですね。

子どもの成長をサポートできる方法

規則正しい生活習慣が鍵

子どもには、できるだけ色々な体験や経験をして欲しいと思うのは親心ですよね。しかし、小さな子どもにとって、変化が多い毎日を過ごすよりも、毎日同じリズムで暮らすことが健やかな成長を遂げる鍵となっているようです。

子どもの成長に重要な働きをしている成長ホルモンは、生活習慣が乱れ、しっかり睡眠が取れていない状態だと、十分に分泌されなくなることもあるようです。

とはいえ、すべて決まったとおりに生活するのは簡単なことではありません。しかし、寝る時間や起きる時間は、毎日同じ時間を心掛けましょう。

お昼寝のタイミングなどがズレてしまい、夜に子どもが寝そうにない日もあるでしょう。しかし、寝る時間になったら部屋を暗くするだけでも効果があるようです。

たくさん寝て成長ホルモンの分泌を促す

寝る子は育つといいますが、実は睡眠時間だけではなく、「成長ホルモンの出ている時間帯にぐっすり眠ること」がポイントです。

成長ホルモンは、眠りについてから2〜3時間の間に最も多く分泌されます。この成長ホルモンがたくさん分泌されている間に、ぐっすりと眠れるように心掛けましょう。

具体的には、リラックスした状態で眠りに入れるようにします。寝る前にテレビやスマホの画面を見ないようにしたり、血糖値をあげないように夕食やおやつは寝る2時間前までにすませたりするようにしましょう。

また、お昼寝の時間やタイミングも大切です。お昼寝は夕方までにすませ、2時間以内にしましょう。お昼寝し過ぎると夜ぐっすり眠れなくなってしまいますよ。

子どもの成長を促す食べものとは

基本的には、栄養バランスのよい食事を心掛けることが大切です。身長を伸ばすという意味では、骨の成長を促す食べものを摂ることも心掛けましょう。

骨や軟骨の成長に欠かせない栄養素は、カルシウム、たんぱく質、ビタミンD、亜鉛、マグネシウムなどです。これらの栄養素が豊富に含まれている食材をご紹介します。

【カルシウム】
チーズなどの乳製品、小魚、小松菜、切り干し大根など

【タンパク質】
肉、魚、卵、豆類など

【ビタミンD】
椎茸、いわし、鮭、卵など

【亜鉛】
牡蠣(かき)、納豆、豚モモ肉など

【マグネシウム】
大豆、アーモンド、牡蠣など

また、ビタミンDは日光に含まれる紫外線を浴びることによっても作られますよ。

まとめ

乳幼児期に成長するペースは個人差があるので、1回の健診で身長の平均値を外れてしまっても焦ることはありません。

しかし、1年間の平均的な伸び率を下回る場合は、早めに小児科を受診してみるとよいかもしれません。ホルモンの異常などで、治療が必要となる場合があるからです。
 
健やかな成長には、ミルクや食事からバランスよく栄養を摂取できているかということに気をつけるとよいですよ。そして、パパやママが愛情を注ぎ、子どもが充実した睡眠や運動ができるように生活リズムを整えるように心掛けましょう。
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