妊娠中に結婚式にお呼ばれ!妊婦の結婚式参列のポイントと注意点
妊娠中に結婚式への招待をされた場合、おめでたいことなので参列したいという気持ちがある一方で、妊婦ならではの心配事がたくさん出てきますよね。ドレスや靴などのアイテムの選び方や、参列当日に注意したいポイントなど、妊娠中に呼ばれた結婚式での対処方法についてご紹介していきます。
妊娠中に結婚式に招待された時の対応
医師に相談したあと、ホストに事前に連絡
妊娠週数や妊娠の経過、結婚式の会場までの距離などによって出席の可否は異なりますが、少しでも安心して結婚式に出席するために、まずは医師や助産師に相談することが大切です。妊娠中に出席するにあたっての注意点もアドバイスしてもらえるかもしれませんよ。
また、医師から許可がおりた場合でも、つわりやお腹の痛みなどでやむを得ず欠席することも十分ありえます。「妊娠中である」ということを新郎新婦に事前に伝えておく必要があります。
生ものなど妊娠中の禁忌食材を返信時に記入
・アルコールを含むもの
・ナチュラルチーズや生ハム、スモークサーモン、生卵など、食中毒のおそれのあるもの
・レアステーキやユッケなどの、トキソプラズマに感染するおそれのあるもの
・マグロや金目鯛などの水銀を含む食材
・レバーやうなぎなどのビタミンAを多く含む食材
上記のほかにも、生ものや体を冷やすもの、コーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲み物などもひかえたほうが無難です。結婚式の招待状が入っている返信はがきにアレルギーの有無などを記入する欄があるかとは思いますが、そこに記入しておくようにしましょう。
参列しない場合は祝電とお祝いを送ろう
お祝いしたい気持ちはあったとしても、急にキャンセルをしたり、式の途中で具合がわるくなったりするほうが、新郎新婦に迷惑をかけてしまうことになりますよね。
欠席する場合には、以下のような方法で祝福の気持ちを伝えましょう。
・招待状に祝福のメッセージとともに、欠席の理由を添える
・ご祝儀の1/2〜1/3程度の金額のお祝いの品を贈る
・お祝いの品は直接渡す。無理な場合には式の1週間前ごろに届くように手配する
・会場に祝電を送る
妊娠中の結婚式参列のアイテム選び
ドレスはお腹周りがゆったりしたものを
胸元に切り替えのあるAラインのワンピースやバルーンワンピースであれば、お腹への圧迫感を感じることもありませんし、胸元から裾にかけて広がるデザインのおかげでお腹の形をうまくカバーしてくれますよ。
妊娠中でも着物を着ることは可能ですが、お腹まわりを締めつけないように着つけができる方に着せてもらうようにしましょう。
靴はローヒールで可愛いアイテムを選んで
靴選びのときには、以下の条件を満たすものを選んでくださいね。
・妊娠中はむくみやすくなるので、むくんだ足でも履きやすいもの
・めまいや貧血、大きくなったお腹で足元が見えずにつまずくなど、バランスを崩す可能性があるので、転びにくく安定感のあるもの
・すべりにくい靴底のもの
・クッション性があって疲れにくく、しゃがまずに脱ぎ履きできるもの
季節問わず冷え対策グッズは持参して
・羽織もの
1枚あるとかんたんに寒さを調整ができるので重宝します。
・使い捨てカイロ
冬場はもちろん、夏場でもガーゼに包んだカイロがあると冷房対策として役立つこともありますよ。
・腹巻き
腹巻きはとても有効な冷え対策グッズです。ゆったりとしたドレスであれば着用していても違和感はないでしょう。腹巻きの締めつけがきついと体調がわるくなってしまう恐れがあるので、あまり締めつけのない、ゆったりとした普段から着用しているものを使用しましょう。
妊娠中の結婚式。参列当日の注意点
式場のトイレ、休める場所があるか確認する
まず、気分がわるくなったときに休めるように、結婚式場内に控室などの休憩スペースがあるのかどうかを調べておきましょう。妊娠中期以降には子宮に膀胱が圧迫されることで頻尿になりがちですので、トイレの場所も確認しておきましょう。
トイレや体調不良のときにすぐに会場から出られるように、出入口近くの席にしてもらえるか、新郎新婦に相談しておくとよいですよ。また万が一の場合に備えて、会場近くに産婦人科があるかどうかを調べておくと安心です。