出産時にパパができること。パパを動かす方法とやってもらいたいこと
出産後、ママは赤ちゃんのお世話と自分の身体を休ませることで精一杯になります。全部一人でやろうとせず、パパにも動いてもらいましょう。積極的に動いてもらうには言葉がけが大事です。出産時や産後の慌ただしい中でお互いイライラしないですむように、やってもらいたいことを具体的に伝えておくことも大事です。
パパを上手に動かす技を身に付けよう
パパのやる気を引き出す言葉を使おう
パパにも積極的に育児に参加してもらいたいなら、その気持ちを大事にしましょう。夢はやる気を引き出してくれます。
パパがちょっとでも家事をしてくれたらチャンスです!「ありがとう」「助かるわ」の言葉をかけて、「自分は役に立つ存在だ」と実感してもらいましょう。
今までやっていなかったことに挑戦するのですから、最初から思い通りに動いてくれるわけではありません。そんなときにはついできてないところに目がいきがちですが、否定的な言葉でパパがやる気をなくしてしまわないように、できたことを認めるようにしましょう。
察してもらうのをやめて具体的に伝えよう
ですが、夫婦といっても完全に考えが一致しているわけではありません。特に経験したことがないものごとには気づきにくいものです。
たとえば、大きなお腹でお風呂掃除は大変ですが、お腹が大きい経験をしたことのないパパにはその大変さがわかりません。こちらが何も伝えていないのに、「お風呂掃除は俺がやろうか?」といってくれるのを期待してもお互いにイライラが増えるだけです。
今の自分の状況を素直に伝えて、お風呂掃除をお願いしましょう。その中でも特にやってほしいところは、具体的に手順を説明すると伝わりやすいです。
「パパのトリセツ」で操縦法を予習しよう
パパが育児書に興味を持たないなら、パパとの付き合い方を学んでおきませんか?おすすめの本は、パパをロボットに見立てて操縦法を説明している【パパのトリセツ おおたとしまさ著】です。
この本は、パパは育児のやり方がわからないだけで、覚えてしまえば頼りになる存在だということを紹介しています。操縦法を活用して上手に頼りましょう。
出産後は思うように読書の時間をとれません。興味がある本は出産前の比較的時間に余裕があるうちに読んでおきましょう。
パパのトリセツ | Discover21
パパは、子育てをラクにしてくれる「全自動育児ロボット」だった!? パパをそのまま放置しておくよりも「全自動育児ロボット」に育てるほうが、絶対にお得です! パパの気持ちを知りつくした著者が提案する、まったく新しい育児書です。
いざ出産!パパにやってもらうことリスト
呼吸法やマッサージでサポートしてもらう
そういう知識を事前に学んでいても、いざ陣痛が始まると痛みのために浅い呼吸になってしまうことがあります。そんなとき、パパがそばで一緒に呼吸をしてくれると心強いものです。
また、お産が進むと徐々に痛みが強くなってきますので、マッサージやお尻を押してもらうのも効果的です。痛みを逃すと少し楽になります。
これらのことを陣痛が始まってから説明するのは難しいので、前もって一緒に練習しておくとよいでしょう。パパもサポートすることでお産を身近に感じられるでしょう。
飲食物の買い出しをしてもらう
それでも、長時間となると追加でほしくなることもあるでしょう。夜間の買い出しになると病院の外まで行く必要があるかもしれません。
陣痛の最中に自分で買いに行くことはできませんので、パパにお願いしましょう。口にできそうな物をいくつか挙げておくと在庫がなくても迷わず選べます。
また、意外と忘れがちなのが妊婦さん以外の食事です。病院では付き添いの方の食事は出ないのが一般的です。
サポートしてくれるパパの食事が後回しにならないように、パパの分も忘れずに買ってくるよう伝えてくださいね。
撮影希望ならカメラマンになってもらう
出産に立ち会うには両親学級へ参加していることが条件になっている病院もありますので、事前に確認をしておきましょう。立ち会うかどうか、パパの意思を尊重することも大事です。
たとえ出産に立ち会えなかったとしても、家族対面や赤ちゃん用ベッドでの様子など、残しておきたい瞬間はたくさん出てきます。出産前にバッテリーの残量はチェックしておきましょう。
また、出産はどんなタイミングで始まるか予想がつきません。パパが職場から直行することも考えて、カメラは出産のときに持っていく荷物と一緒にまとめておくとよいでしょう。