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出産後に赤ちゃんを抱っこしよう!カンガルーケアや抱っこのコツは?

出産後に赤ちゃんを抱っこしよう!カンガルーケアや抱っこのコツは?

出産後に赤ちゃんを抱っこする「カンガルーケア」を知っていますか?最近はカンガルーケアをバースプランとして希望するママも多いのですが、その効果を理解している方は意外と少ないといわれています。今回はカンガルーケアの効果や注意点、抱っこのコツなどをご紹介します。

出産後のカンガルーケアの効果や注意点

カンガルーケアってなに?

「カンガルーケア」とは、出産後にママが赤ちゃんを抱っこするケア方法で、早期母子接触ともいわれています。

最初は未熟児など、NICUで過ごす赤ちゃんのため、母子の触れ合いとを目的とした医療行為として取り入れられていましたが、近年では正期産の出産直後にも取り入れられるようになりました。

カンガルーケアでは、基本的に赤ちゃんが生まれてから30分以内にママが抱っこをします。赤ちゃんとママの健康状態に異常がないことが条件なので、希望をしていても出産後の様子を医師が判断してから、実施の有無が決まります。

また、出産後すぐに赤ちゃんを抱っこするケースや赤ちゃんを綺麗にしてから抱っこするケース、衣類の上からの抱っこ、素肌が触れる抱っこ、など、病院によって方法に若干の違いがあります。

肌が触れ合うことで母子の愛着が深まる

ではカンガルーケアはなぜ行われているのでしょうか?

母子の最初のスキンシップとして産後すぐに赤ちゃんを抱っこすることで、ママの母性愛を引き出したり、赤ちゃんがママの呼吸や体温を感じることで心と体が安定したりするなどの効果が期待できるといわれているからです。

カンガルーケアで特に効果的とされるのが母乳の分泌を促す作用です。赤ちゃんとママの肌が触れ合うことで、ママはオキシトシンという物質の分泌が活発化し、母乳の量が増える、母乳が出やすくなるといったメリットが得られます。

産後すぐ満足に母乳が出るママはそう多くありません。カンガルーケアによってママの母性本能が刺激され、母子の愛着が深まり、赤ちゃんの育児に入りやすくなる効果が期待できるわけですね。

カンガルーケアの危険性も知っておこう

赤ちゃんにもママにもよいとされるカンガルーケアですが、危険性も皆無ではありません。実際にカンガルーケアがポピュラーになるとともに、危険性も指摘されるようになりました。

基本的に、医師や看護師、助産師の立会いのもと正しい環境を整えたうえでカンガルーケアを行えば、大きな危険はありません。しかしごくまれにチアノーゼや心肺停止など、赤ちゃんの容態が急変した事例もあるようです。

ほかにも、カンガルーケアの最中に赤ちゃんがずり落ちてしまう、抱っこしている最中に赤ちゃんがうつ伏せの状態になり、呼吸がしにくくなってしまうなどという危険もあります。これは出産を終えたばかりのママは、疲れから腕に力が入らないことも珍しくないからです。

カンガルーケアを希望するママは、これらの危険性も頭に入れておきましょう。

出産後に赤ちゃんを抱っこすることは大切!

抱っこをすると心も体もスクスク育つ

出産後のカンガルーケアの効果でもお伝えしたように、抱っこは赤ちゃんにとって心身の安定をもたらします。

まだ五感が発達しきっていない状態の赤ちゃんは、皮膚から得る感触が敏感です。この時期に抱っこをして皮膚に触れることで、体温の上昇や、呼吸と脈拍が安定して体重の増加がスムーズになることなどが立証されています。抱っこには、赤ちゃんの心と体がスクスクと育つという驚きの効果があるのですね。

また、抱っこなどで密着をしている赤ちゃんは、そのたびに筋肉や皮膚に刺激を感じ、その刺激は脳の発達にも繋がるといわれています。そして、抱っこをしてくれている人の動きで揺れを感じることは、バランス感覚や運動能力の発達にも効果があるそうですよ。

赤ちゃんを抱っこするって当たり前のようですが、科学的にもよい効果が立証されているなんて驚きませんか?

カンガルーケア以外でも、可愛いから、触れていたいからなど、抱っこをしたくなる理由はたくさんあるでしょう。赤ちゃんにもたくさんのメリットがありますから、たくさん抱っこして触れあう時間をつくりましょう。

スキンシップは子どもが大きくなっても必要

先ほど、産後に赤ちゃんを抱っこをすることで、ママのオキシトシンの分泌が高まり母乳が出やすくなるとお話しましたが、抱っこやスキンシップは、ママだけでなく、赤ちゃんのオキシトシンの分泌も高まることが立証されています。

オキシトシンの働きは、ストレスや悩みの軽減、不安の軽減、親子の絆を深める、自律神経を整える、痛みを抑える、成長ホルモンの分泌を促す、記憶力や集中力が高まる、など実に様々です。そしてこの効果は子どもからお年寄りまで、年齢に関係なく得ることができます。

例えばママやおばあちゃんが子どもたちにしている、怪我や痛みを感じる部位に手を当てたり、さすってあげたりするのも、オキシトシンの分泌によって痛みを軽減されているのですね。

子どもが大きくなって、赤ちゃんのころのように長時間の抱っこができなくなっても、手を繋ぐ、膝に乗せる、就寝時に背中をトントンしてあげる、など日常的にスキンシップをとることは、子どもの成長にとってとても大切です。子どもが大きくなってもスキンシップを続けてくださいね。
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