ママが気になるノンカフェイン青汁とは?妊娠中や授乳中の栄養補給に
妊娠、授乳中のママの食事は赤ちゃんの成長にも影響を与えることがあるので、気をつけているママも多いですよね。青汁は健康志向のママにピッタリな栄養補助食品です。中でも最近はノンカフェイン青汁が話題になっています。ここでは、ノンカフェイン青汁の効果や選び方をご紹介します。
妊娠や授乳中に気になるカフェインとは?
骨粗しょう症や赤ちゃんの成長に影響がある
カフェインには眠気を覚ます効果や血管収縮効果が期待されています。一方で、過剰に摂取すると中枢神経を刺激し、めまいや震えなどの症状を引き起こすことがあります。さらに、カフェインの利尿作用によってカルシウムが不足しやすくなり、骨粗しょう症のリスクが高まるといわれています。
また、国の諮問機関である食品安全委員会は、妊娠中にカフェインを摂取することで赤ちゃんの成長に影響を与える可能性があると発表しています。コーヒー1杯を毎日摂取するだけでも、低出生体重児になるリスクが高まるという研究結果もあります。
赤ちゃんが授乳中の母乳から摂取してしまう
その結果、赤ちゃんは母乳を通して間接的にカフェインを摂取してしまう恐れがあります。赤ちゃんがカフェインを摂取すると、興奮状態になり、寝つきが悪くなったり、落ち着きがなくなったりするなどの影響が出ると考えられています。
さらに、カフェインの血中濃度が半減するまでに、新生児では約100時間、生後3~5カ月の赤ちゃんでは約14時間かかるといわれています。月齢が低い赤ちゃんや小さな子どもはカフェインの影響を受けやすいので、気をつけてくださいね。
コーヒー好きママはカフェイン摂取量に注意
世界的に見ても、コーヒーの摂取量の基準はまちまちで統一されていないのが現状です。しかし、カフェインによって赤ちゃんに何らかの影響が出ることがあるので、妊娠・授乳中はコーヒーをなるべく控えた方が無難でしょう。
また、緑茶や紅茶、チョコレートにもカフェインが含まれています。妊娠・授乳中は以前よりも水分や糖分が欲しくなることがありますが、カフェインを含む飲み物や食べ物の摂取量には注意しましょう。
最近話題のノンカフェイン青汁とは?
青汁は赤ちゃんに必要な葉酸が摂りやすい
そもそも青汁はケール・大麦若葉・明日葉などの緑色の野菜から作られる飲み物のことです。最近では苦み成分が抑えられ、子どもでも飲みやすいように調整された青汁もあります。そして、これらの野菜には赤ちゃんに必要な葉酸を豊富に含んでいます。
葉酸には赤ちゃんの先天性異常を予防する効果が期待されており、妊娠中には積極的に摂取してほしい栄養素です。青汁は赤ちゃんに必要な葉酸を手軽に摂ることができます。しかし、商品によって含有量が異なるので、購入前に成分表で確認しましょう。
青汁商品によってカフェイン含有量が異なる
青汁は1日に何杯も飲むものではありませんし、青汁に含まれている程度のカフェインであれば赤ちゃんへの影響はほとんどないでしょう。しかし、ほかにもカフェインの含まれている飲み物を日常的に飲んでいれば、知らず知らずのうちに過剰摂取してしまうこともあります。
最近ではノンカフェインの青汁商品も数多く販売されているので、摂取量が不安な方はノンカフェインのものが安心でしょう。青汁のような健康商品は1日1杯、毎日欠かさず飲むことが基本です。妊娠・授乳中のママは安心して続けられるものを選びましょう。
青汁を選ぶときの注意点について知ろう
青汁商品によっては添加物がたくさん入っているものがあります。ママの身体にとって悪いものは赤ちゃんの成長にとっても悪影響を与えるものです。安全面に配慮するなら無添加で、国産原料を使用した青汁を選ぶようにしましょう。
妊娠中は体調の変化が激しく、急につわりがひどくなることもありますよね。そんなときはちょっとした匂いにも敏感になっているものです。体調がすぐれない日でも、飲みやすいかどうかも大切なポイントです。
妊娠中や授乳中のママが飲みたい青汁3選
飲みやすいサプリタイプ、ステラ「贅沢青汁」
粒状になっているので、コップ1杯でも青汁を飲むことが苦手というママでも飲みやすいでしょう。また、原材料には国内産のクロレラ、長命草、濃縮ケールを使用し、安全性、生産者の思いを大切にして作られています。
クロレラには食物繊維やミネラルが、沖縄で収穫できる秘草・長命草にはポリフェノールが豊富に含まれています。青汁の代表素材であるケールの栄養価の高さは緑黄色野菜の王様ともいわれるほどです。苦みの強いケールも、サプリなら無理なく続けられますよ。