出産後のお腹を元に戻したい！たるみ、しわ、黒ずみを解消する方法

2020,9,1 更新

妊娠前のママのお腹に戻すエクササイズ

エクササイズは産後7～8週間過ぎてから

保湿は産前産後のきれいなお腹のために欠かせないケアですが、産後のぶよぶよお腹の改善には保湿に加えてエクササイズが効果的です。ただし、エクササイズを行うのは産後7～8週間を過ぎてからにしましょう。

ママの身体が元に戻っていない産後すぐにエクササイズを行うと、かえって体調不良を引き起こす原因になります。まずは出血が落ち着く産後1カ月過ぎたころに、お医者さんのOKをもらってから軽い運動を開始してください。

はじめは家の周りを歩くなど、軽いお散歩程度から少しずつ動きましょう。その後も産後7～8週間までは、少しずつ動く量を増やしていきます。7～8週間を過ぎたくらいから無理のないエクササイズを続け、ぶよぶよお腹改善を目指しましょう。

開いた骨盤をもとに戻すことが大切

骨盤は出産時に緩み、出産後にゆっくりと元に戻っていきます。しかし骨盤の戻りが悪かったり途中でゆがみが残ったりすると、下半身太りや、あの「ぶよぶよお腹」の原因になってしまうのです。

産後の骨盤をスムーズに元に戻すには、垂直方向に負担をかけないことが大切です。産後3週間目の「床上げ」までは、なるべく布団やベッドで横になるようにしましょう。

また骨盤の回復を助けるため、骨盤を締める「骨盤ベルト」「骨盤矯正ショーツ」の着用もおすすめです。

骨盤が元に戻るまでは約6週間かかるので、きちんと回復をするまでは無理をしないようにしましょう。骨盤を整えることで、尿漏れや腰痛などのトラブル改善も期待できますよ。

体型戻しのエクササイズをしよう

体型戻しのエクササイズを二つご紹介します。簡単なので、ぜひチャレンジしてくださいね。

まずはぶよぶよお腹を撃退しましょう。

1、仰向けになって足を天井に向けて上げる
2、膝を直角に曲げて両腕を頭の後ろで組む
3、膝を直角のままかかとをゆっくりと床に近づけてゆっくりと戻す（床につけない）
この動きを30秒続けてください。

次にスリムなお腹を取り戻しましょう。

1、仰向けに寝て膝を立てる
2、両手を膝に向けて伸ばす
3、胸とひざを近づけるように上体を起こす
4、上体を床へ戻す
上体を起こして戻す動きを20回繰り返しましょう。立てる膝は直角くらいがよいです。

どちらの動きも背筋をまっすぐにして、下腹部に力を入れて行うと効果的ですよ。

まとめ

出産後、お腹のサイズが元に戻っても、伸びた皮膚やついてしまった脂肪により、しわしわお腹やぶよぶよお腹になるママは少なくありません。それぞれケアの仕方が違うので、適切な方法で改善しましょう。

しわしわお腹だけでなく、お腹の肌トラブルに効果的なのは妊娠中からの保湿です。クリームやオイルを使ってしっかり保湿ケアしましょう。

ぶよぶよお腹に効果的なのは食習慣の改善やエクササイズです。エクササイズはとくに下腹部を刺激する動きがおすすめです。しっかりケアして、お腹もきれいなママを目指しましょう。