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出産後1カ月間の過ごし方。1カ月健診やお宮参りなどやることたくさん

出産後1カ月間の過ごし方。1カ月健診やお宮参りなどやることたくさん

出産という大仕事を終えたママの体はダメージを受けています。産後1カ月の過ごし方で回復具合も大きく変わるため、安静にしたい大切な時期です。一方で健診やお宮参りなどの予定も入ってきますので、どのように過ごすのがベストなのか、産後1カ月の基本の過ごし方をご紹介します。

出産後「1カ月間の過ごし方」とは?

できるだけ横になっていよう

産後1カ月の基本の過ごし方は「できるだけ横になって過ごすこと」です。出産後、退院したからといってママの体が完全な状態に戻っているわけではありません。産後の体は自覚している以上に疲れていますし、産後の入院期間だけでは十分に回復しきれないのです。

新生児期の赤ちゃんは昼夜関係なく授乳が必要になるので、まとまった睡眠をとるのも難しいですね。赤ちゃんが眠ったら自分も一緒に休むようにして、なるべく横になってください。

意識して「休む」ことが大切なのです。

バランスのとれた食事をとろう

妊娠中、お腹の赤ちゃんのために食生活にはあれこれと気をつけていたことでしょう。出産後も赤ちゃんに母乳をあげるため、ママの体力を回復させるために好き嫌いをせずバランスのよい食事をとることが大切です。

良質な母乳のためには、調理に脂肪や乳製品をあまり使用しない和食中心の献立が理想的とされています。授乳中は水分不足にも注意しましょう。

また、母乳で不足しがちなカルシウムや鉄分は積極的にとりたい栄養素です。骨、筋肉、皮膚などの素になるタンパク質も欠かせません。

家事はまわりに協力してもらおう

里帰り出産で家族を頼れる状況なら、ママは育児と体力回復に集中できるよう、可能な限りの家事はお願いしましょう。赤ちゃんのお世話もママが1人で抱え込まないで、全面的に家族のサポートを頼りましょう。

里帰り出産はせず産後すぐに自宅に戻る場合も、家族、主にパパの協力は不可欠です。食事の用意は総菜や宅配サービス、ネットショッピングを活用しましょう。掃除や洗濯も最低限にして、週末にパパに頑張ってもらってくださいね。

家事はまわりの協力を得て、上手に手抜きしながら乗り切りましょう。

外出はできるだけ控えよう

赤ちゃんは基本的に1カ月健診を終えるまで外出できませんし、ママもまだまだ疲れやすい時期なので、基本的には外出を控えたほうがよいですね。

ママがやむを得ず外出する場合でも、いきなり人ごみに出かけたり、長時間外出したりするのは控えましょう。食品や日用品など必要なものの買い物は、パパにお願いしたり、自宅まで届けてくれるネットスーパーなどを活用したりするのがおすすめです。

公共の乗り物などでの長距離移動となる里帰り先から自宅に戻る場合も、赤ちゃんやママへの負担を考えて無理のない計画を立てましょう。

出産後の「1カ月健診」内容や持ち物は?

赤ちゃんの1カ月健診の内容とは?

赤ちゃんの1カ月健診は、基本的に出産した病院で行われます。内容はだいたい次のようなものです。

●身体測定…体重・身長・頭囲・胸囲の測定。特に体重の増え方が順調かどうかによって栄養状態を調べます。
●全身のチェック… 先天性の病気、斜視や視覚、腕や股関節の関節の動き、黄疸、湿疹など問題がないか調べます。
●反射のチェック…モロー反射とも呼ばれる赤ちゃんの反射をチェックします。
●ビタミンK2シロップを飲む…乳児ビタミンK欠乏性出血症を防ぐための処置です。

ほかにも睡眠や排泄の様子、刺激に対する反応などについての問診があります。赤ちゃんのお世話をしていて気になることなどがあれば、受付のときなどに申し出て診てもらうと安心ですよ。

ママの1カ月健診の内容とは?

ママも赤ちゃんと同様に、基本的には出産した病院での健診となります。主な内容は次のとおりです。

●身体測定 …体重・血圧の測定、尿検査などが行われます。妊娠中の妊婦健診と同じような内容で、場合によっては血液検査もあります。
●診察 …内診や視診で子宮の戻りや傷の状態などを確認します。悪露の確認や母乳育児の場合はおっぱいのチェックがあります。
●問診 …現在のママの体調や、心の状態などの問診があります。聞きたいことなどは、このときに確認してみましょう。

ママの健診と赤ちゃんの健診が同日に行われることもあれば、別日になることもあります。ママの健診の間、赤ちゃんを見ていてもらえるように、パパなどに付き添ってもらえると安心ですね。

1カ月健診の持ち物とは?

1カ月健診に必要な持ち物については、出産入院中に病院側からの指示もあると思いますが、主な内容は次のとおりです。

●母子手帳
●ママと赤ちゃんの保険証
●赤ちゃんの乳幼児医療証
●乳児健診無料券または補助券
●現金
●病院の診察券

ほかに、病院からあらかじめ指示されたものがあれば用意しましょう。健診にかかる時間は当日の混み具合にもよりますので、赤ちゃんのおむつやミルク、着替えなども一式用意しておきましょう。

多くの病院では、診察にかかった費用は基本的に現金支払いのみとなります。健診には、市の助成があるから無料という人、10,000円近くかかったという人まで差がありますが、一般的には3,000〜5,000円が目安です。

産後1カ月でお祝いする「お宮参り」

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