4歳の言葉の発達具合は?言葉の遅れや乱れの原因と親ができること
4歳の子どもの言葉が達者な原因と対応
子どもの言葉が乱れてしまう原因
同時に、子ども番組を見ることが中心だったのが、見る番組の種類が増えてきていませんか?そうしたテレビの影響も大きいのでしょう。
周りの大人も汚い言葉を使ったら、すぐに覚えて使ってしまいます。ですが、多くの場合、子どもは悪い言葉だと意識していないでしょう。子どもが汚い言葉を使ったら、正しい言葉を伝え、本当に使ってほしくない言葉を言ったときには真剣にいけないと伝えましょう。
大人の対応と言葉遣いを直すゲーム
家族全員で使ってはいけない言葉を決めます。例えば「バカ」「うざい」などですね。もし言ってしまった場合は、罰ゲームが待っています。ママやパパが言ってしまっても罰ゲームをするのですよ。罰ゲームも家族みんなで決めたらよいですね。
使ってはいけない言葉を使ったら、罰ゲームとして、例えばマスクを一日中つける。みんなの前で10回大声で謝る。ゲームですが、悪い言葉は使わないと意識することを継続することで次第に使わなくなってくるでしょう。
まずは大人から!自分がお手本になろう
ですから、ママやパパは自分がお手本になって、正しい日本語を使う努力をしましょう。丁寧すぎる言葉はかえって不自然になりますので、汚い言葉は使わず、不快にならない言葉を使うのです。
「でっかい」ではなく「大きい」、「むかつく」ではなく「イヤな気持ちになるね」など、ママも使っている言葉を意識してみましょう。きれいな言葉を使うと自然と優しく接するようになるかもしれませんね。
子どもにやってほしいことや、変えてほしいことは、まずはママとパパからお手本を示すのです。
楽しみながら言葉を身につけよう
言葉の獲得だけじゃない!ことば遊びの魅力
例えば、しりとりでは一度使った言葉は使用できないので、自分だけでなく自分以外の人が使った言葉を覚えておかなければなりません。これは短期記憶を鍛えるトレーニングになります。また、動物や食べ物などの条件をつけると難易度が増し、思考力を育むこともできますよ。
さらに、4歳は決まりを守ることの大切さにも気づいてほしい時期ですよね。ことば遊びの中には、ゲーム性の高いものもあります。4歳であれば簡単なルールのある遊びも楽しめるので、ことば遊びを通じて、決まりを伝えていくのもよいでしょう。
記憶力や思考力が高まることば遊び
【逆さ言葉クイズ】
ママが逆さ言葉を言い、子どもが元の言葉を当てるゲームです。とてもシンプルですが、子どもの思考力を高めたいときに最適な遊びです。事前に書き出しておくと、クイズも出題しやすいですよ。
【仲間探し】
「あ」から始まるもの、赤いものなどお題を出し、交互に言葉を言い合っていきます。そして、順番に答えていき、同じ言葉を2回答えたり、言葉が出てこなかったりした方が負けです。子どもの成長に合わせて難易度を調整し、楽しんでみましょう。
ゲーム性のあることば遊び
【ぱぴぷぺぽゲーム】
ぱぴぷぺぽゲームは子どもの好きな破裂音の響きやリズムを楽しむゲームです。お題を出す人が「好きな動物は?」と質問し、答える人は「ぱぴ(ねこ)」とぱぴぷぺぽだけで答えます。子どもの発想力や感性を育むこともできますよ。予想外の答えに思わずクスっとしてしまうこともあるでしょう。
【連想ゲーム】
まずママは心の中で答えを考えます。そして、子どもの質問に対してママがヒントを出し、答えが何かを当てる遊びです。答えてよいのは3回までと決め、3回以内に答えられたら子どもの勝ち、答えられなければママの勝ちです。
まとめ
周囲の環境から色々なことを吸収する4歳という年齢だからこそ、ママやパパも自分の使っている言葉には気をつけたいものです。ママやパパがお手本になりつつ、子どもとたくさんお話ししましょう。
4歳だからたくさん話すべきと思わずに、子どもとたくさん話して、会話を楽しみましょう。ママも子どもも楽しければ、きっと言葉もたくさんでてくるようになりますよ。
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