4歳児の子育ては不安がいっぱい。成長や友達関係、親の接し方を紹介
4歳になって体も成長し、身の回りのこともだいぶできるようになってきたと思ったら、お友達の輪に入れなかったり、汚い言葉を使ったり、また新たな心配が出てきますね。4歳児の成長の特徴やお友達の作り方、親はどのように接したらいいのかをまとめて紹介します。
目次
- 4歳児の体はどのくらい大きくなる?
- 4歳児の体の発達、発育の特徴
- 4歳児の体重の伸びの変化
- 4歳児の身長の伸びの変化
- 4歳児の言葉の成長はどのくらい?
- 言葉が増え、理由も説明できるようになる
- 現在と未来の時間の区別がつくようになる
- 現在と過去の時間の区別がつくようになる
- 4歳児の心と脳の成長と変化とは?
- 自分の気持ちを抑え我慢ができるようになる
- 自分と他人の区別がつくようになる
- 心や脳の発達の変化に戸惑うことがある
- 4歳児に対して親が抱える悩みとは?
- オムツがなかなかとれない悩み
- 4歳の反抗期、イヤイヤへの対応
- 4歳児のしつけの難しさ
- 4歳児の成長に必要な生活習慣とは?
- バランスのとれた食事を心がける
- 規則正しい生活で睡眠を確保する
- あいさつや片付けなど小さなことの積み重ね
- 4歳児の成長を促してあげる接し方とは?
- 過剰に反応したり、がみがみ怒らない
- おしゃべりにはきちんと耳をかたむける
- 自分で取り組んだことを褒めてあげる
- 4歳児の友達との関係の作り方は?
- 4歳は友達と過ごす喜びや楽しさを知る時期
- 我が子がトラブルメーカータイプの場合
- 我が子がいじめられっ子タイプの場合
- 4歳児に適した楽しめる習い事とは?
- 4歳児が習い事をはじめるメリット
- 4歳児におすすめの習い事
- 習い事を決めるときに大事にしたいこと
- 4歳児のスキルアップにおすすめの教材3選
- おすすめ①「こどもちゃれんじ」
- おすすめ②「Z会の通信教育」
- おすすめ③七田式英語教材「7+BILINGUAL」
- まとめ
4歳児の体はどのくらい大きくなる?
4歳児の体の発達、発育の特徴
体の成長にあわせて、体力も次第についてきます。今までお昼寝をしてエネルギーを補充していたのが、4歳頃にお昼寝をしている子はほとんどいなくなります。これも体力がついてきたからでしょうね。
体も丈夫になってきていますから、病気にかかることも少なくなってきます。活動量も増えて行動範囲も広がり、より体力もついてくるのです。
自分が思うように体を動かせるようになってきますので、スキップなどの難しい動きや、ハサミを上手に使うなど手先の細かな作業も得意になってきます。
4歳児の体重の伸びの変化
この時期は身長はどんどんと伸びていきますが、体重はあまり変化せず1年で1kgほどしか増えません。子どもの成長は体重が増えてから身長が伸びるといわれていますから、4歳は身長が伸びる時期なのかもしれませんね。
だからといって、体重が極端に減ってしまったり、極端に増えている場合は栄養不足や食べすぎということもありますので、食生活が大丈夫か振り返りをしてみましょう。
4歳の体重が14kgほどしかない場合は、極端な栄養不足や病気の可能性も出てきますから、病院で診てもらいましょう。定期的に体重をはかることは大切ですね。
4歳児の身長の伸びの変化
4歳で身長が90cmにみたない場合は、極端に背が伸びていないですから、病気の可能性が出てきます。成長ホルモン不足や甲状腺ホルモン不足が考えられますので、一度病院にいって診てもらいましょう。早めに治療をすれば、平均身長まで成長する可能性があるようです。
幼稚園や保育園でも月に1回は身体検査をしますので、その結果を毎回確認してみましょう。その結果を成長曲線につけてみると伸び率が分かりますね。
4歳児の平均身長を知ろう!食事や運動、睡眠が与える影響 - teniteo[テニテオ]
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4歳児の言葉の成長はどのくらい?
言葉が増え、理由も説明できるようになる
汚い言葉をいってきて、びっくりすることもあるかもしれません。これは、聞いた言葉で面白いと思ったことを真似るようになることが関係します。良い言葉か悪い言葉かの判断は難しいですから、何でも真似してしまうんですね。
単語数が増えているのも驚きますね。脳が色々なことを吸収する時期であり、色々なことに興味が出てきて知りたい気持ちが言葉数を増やしているのでしょう。
親に怒られると「だって…」といって理由を話し始めるのも4歳になります。言い訳していると思わず、きいてあげてくださいね。
現在と未来の時間の区別がつくようになる
それが、次第に「これから、お庭であそびたい」「今度パパと公園に行きたい」などの未来のことを話すようになります。これは、未来という時間の感覚ができてきているためです。
「昨日もこうだったから、明日もこうだろう」と過去、現在、未来という時間軸を理解しながら、先の予測ができるようになるのです。ですから、この時期の話は未来を予測して話をするようになります。
これから先にしたいことを話してくれるようになると、話の内容も広がりますね。
現在と過去の時間の区別がつくようになる
これは、今現在と過去の時間の区別がつくようになるためであり、会話にもそれが反映するためです。この会話をするためには「過去のことを記憶する」「過去のことを思い出す」「過去のことを考えて言葉にする」という過程が必要になります。
この必要なことすべてができるようになってくるのが、4歳児なのです。それでもまだ時々混乱して過去と現在が混在することもありますが、正しい言い方に直そうとせずしっかりときいてあげましょう。
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4歳児の心と脳の成長と変化とは?
自分の気持ちを抑え我慢ができるようになる
お友達と過ごすなかで、相手の気持ちを推し量ることもできるようになります。4歳児が動物をお世話したり、小さい子の面倒をみることがみられるようになるのもそのためです。
自分の気持ちだけを押し通すのではなく、自分の気持ちを抑えて我慢ができるようにもなります。もちろん、個人差はありますが、すごい心の成長ですね。
外で我慢することが増えると、甘えられる親には今まで以上にわがままになることもありますよ。それでバランスをとっているのですから、受け入れてあげてくださいね。
自分と他人の区別がつくようになる
自分が意識でき始めた状態で、お友達のたくさんいる集団の中に入り、お友達と接するうちに次第に自分と他人は違う、自分の気持ちと他人の気持ちは違うと分かってくるようになるのです。
「私は滑り台したいけど、○○ちゃんは砂遊びしたいんだね」「なんで泣いているの?転んだの?」などと相手にも気持ちがあることを理解して、相手の気持ちも考えないといけないと思うようになるのです。この気持ちが芽生えると人を思いやったり、人に謝ることもできますね。
心や脳の発達の変化に戸惑うことがある
こうした変化に4歳児自身もついていけず、戸惑ってしまうことがあります。言葉でもうまく表現できないと、大泣きしてしまったり、ぐずってしまったり、一見逆戻りしたような反応をすることがあるのです。
できることも増えますし、話すこともしっかりとしてきますので、親も安心してしまい、今までとは違った対応をしてはいませんか?今までだったらすぐに抱きしめていたのが、「大丈夫だよね」と少し上の子に対する態度をしたり…。
そんな親の対応の変化に戸惑うこともあるのです。対応は急に変えないでくださいね。
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子どもがママのいうことと反対のことばかりしてイライラッ。なんてことはありませんか?4歳頃にはあまのじゃくの発言や行動が多くなりますね。ママはイライラを抑えるのも大変です。あまのじゃくになる心理と、そんなときにどう対応したらよいのかを知ってみたら、ママも少し楽になるかもしれませんよ。