4歳児の平均身長を知ろう!食事や運動、睡眠が成長に与える影響
4歳児の成長について、身長や体重の平均を知りたいと思っているパパやママは多いでしょう。そこで、4歳児の平均身長と成長曲線、幼児期に摂りたい栄養と食事、成長を促す遊び、4歳児の眠りについて紹介します。たくさん食べて、たくさん遊んで、たっぷり寝て、大きくなりましょう!
目次
- 4歳男の子の平均身長データはこれ!
- 4歳男の子の平均身長
- 4歳男の子の成長曲線
- 4歳女の子の平均身長データはこれ!
- 4歳女の子の平均身長
- 4歳女の子の成長曲線
- 子どもの成長には毎日の食事内容が大切
- 特に注意して摂りたい栄養素
- 食事で補いきれない栄養素はおやつで
- 時間を決めて食事をおいしく食べよう
- 体をいっぱい動かして身長を伸ばそう
- 準備がなくてもすぐ楽しめる遊び
- 1人でもみんなでも!縄跳び遊び
- みんな大好き!ボール遊び
- 4歳児の成長にはぐっすり眠ることも大事
- 年代別子どもの平均睡眠時間
- お昼寝はした方がよいの?
- 眠りへのステップを形づけましょう
- 【先輩ママに聞きました】4歳の子どもの身長を伸ばすために気をつけていることはありますか?
- 「特に気にしなかった」と回答したママの体験談
- 「睡眠時間」と回答したママの体験談
- 「食事内容」と回答したママの体験談
- 身長が伸びるこの時期に選ぶ服のサイズ
- トップスは丈にゆとりがあるものを
- ボトムスは長めでも折り返す
- アウターは少しでも長く着れるものを
- まとめ
4歳男の子の平均身長データはこれ!
4歳男の子の平均身長
4歳の男の子の平均身長は、4歳0カ月で100.2cm、4歳11カ月で106.2cmです。4歳0カ月から5歳0カ月までの1年間に平均6.6cm伸びることになります。
4歳になると平均身長が100cmを超えますが、90cm後半の身長でも問題ないようですよ。よく食べて、よく寝て、たくさん遊んで、健康ならば様子を見てもよいでしょう。
保育園や幼稚園で、背の高い順に並んでいる様子などを見ると、4歳児はまだまだ個人差が大きいですよね。友人ママの息子さんは、平均身長より低くて、幼稚園では身長順に並ぶといつも1番前でした。息子さんはまったく気にしていないようでしたし、友人ママも「前から1番目とか2番目だと、行事のときに見つけやすくて、撮影しやすい」といっていました。
身長が極端に低くて気になるという場合は小児科などで相談することをおすすめします。
4歳男の子の成長曲線
4歳の男の子の成長曲線は緩やかな右肩あがりの曲線になります。0歳児のような急傾斜の曲線にはなりません。
子どもの成長が気になる場合は、成長曲線をつけた方がよいといわれていますね。成長曲線をつけることで子どもがどのように成長しているのかが分かりやすくなります。
記録は月に1度つけるだけですので、すごく大変というわけではないですよ。成長曲線は子どもが健康的に成長していることを証明してくれるものですし、万が一、子どもの成長に何かあった場合は、いち早く気づいてあげることができますよ。
4歳の男の子の平均体重は4歳~4歳6カ月で15.99kg、4歳6カ月~5歳で16.92kgです。身長は伸びますが、体重は1年間で1kgほどしか増えません。
活動量がどんどん増えてくるので、たくさん食べても体重は一気に増えることはないのでしょうね。体の大きさの違いはあっても、全体的なバランスが取れてきます。
4歳女の子の平均身長データはこれ!
4歳女の子の平均身長
4歳の女の子の平均身長は、4歳0カ月で99.5cm、4歳11カ月で105.6cmです。4歳0カ月から5歳0カ月までの1年間に平均6.7cm伸びることになります。
男の子に比べると平均身長は少し低いですが、4歳の1年間では男の子よりも伸びるようですね。
子どもの食が細いと悩んでいるママは多いようですが、4~5歳の1年間は栄養状態がとても大切だといわれています。子どもの状態に合わせて、食事の回数を増やしたり、不足しがちな栄養を補えるおやつにしてみたりするとよいですね。
基本的には、男子は16歳、女子は15歳前後で身長の伸びは止まる傾向にあります。幼児期は食生活の基礎を作る時期です。日々の食事の中で栄養バランスをしっかりと整え、少しでも幼児期以降の成長の可能性を高められるとよいですね。
食材の好き嫌いもはっきりしてくる時期です。ぜひ、楽しい食卓で子どもに栄養の大切さを伝えていってくださいね。
4歳女の子の成長曲線
4歳の女の子の成長曲線も緩やかな右肩あがりの曲線になります。4歳の男の子の成長曲線よりも、少し低めになります。
4歳の女の子の平均体重は4歳~4歳6カ月で15.73kg、4歳6カ月~5歳で16.79kgです。4歳の男の子とほぼ同じで、身長は伸びるのですが、体重は1年間で1kgほどしか増えません。
身体の成長には個人差がありますので、成長曲線はあくまでも目安として考えてくださいね。成長曲線を参考に、今の子どもに何が必要かを見極められるとよいですね。
毎日の献立を見直したり、楽しい食事の雰囲気を作ってみたり、遊び場所を変えてみたりすると、いつもより食べたり、遊んだりする子どもが多いようですよ。たくさん食べて、たくさん遊べばよく寝ますので、成長の可能性を引き出せるかもしれませんね。
でも、身長が低かったり、太り過ぎていたりする場合で、心配な場合は小児科などに相談してみるのもよいでしょう。さまざまな原因が考えられることがあります。健診などで相談するのもよいでしょう。
子どもの成長には毎日の食事内容が大切
特に注意して摂りたい栄養素
幼児期は特に活動量が多く、成長が著しい時期です。そのためエネルギー消費量も多く、完璧にすべての栄養を補うことはなかなか難しいです。そこで特に不足しやすい栄養を把握して、質の高い食事を目指してみましょう。
特に注意して摂りたいのは、カルシウム、たんぱく質、ビタミンA、鉄です。
カルシウムは骨や歯を丈夫にする、たんぱく質は体の土台を作る、ビタミンAは菌が体内に侵入するのを防ぎ、免疫力アップに役立つ、鉄は酸素を体の隅々まで運搬する、それぞれに重要な役割がある大切な栄養です。どの栄養素も不足すると成長に影響が出てしまいます。
食事で補いきれない栄養素はおやつで
幼児期は体が小さい割には多くの栄養が必要になります。1日に必要なエネルギー量は、大人で2000kcal前後、3~5歳の子どもは1200~1400kcalとされています。
3回の食事でなかなかこのエネルギー量を摂ることは難しい場合が多いですね。そこで、おやつです。
エネルギーが足りない子どもにはおにぎりやサツマイモなど、ビタミン類が足りない場合は、野菜のジュースや果物などと、うまくおやつを活用しましょうね。
お菓子の中にも、カルシウムや鉄が補えるものもありますので、うまく利用してみましょう。
時間を決めて食事をおいしく食べよう
1日の中で何時に食事を摂ると決めることは、身体に消化・吸収のリズムをつける意味で、とても大切なことです。食事と食事の間を空けることで、おなかが空きますので次の食事をよりおいしくいただくこともできますね。
また、食事時間を◯分以内などと決めることは、子どものだらだら食べ防止にも効果があります。幼稚園や保育園、小学校に入ると、給食、お弁当の時間は決まってしまいます。食事時間以内に食べられなければ、おなかがすいても食べられません。
家でも食事時間を守って食べられるような工夫ができるとよいですね。