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【東京・目黒区】子どもの心を解放する絵本探し「絵本の店・星の子」

【東京・目黒区】子どもの心を解放する絵本探し「絵本の店・星の子」

年齢に合わせた絵本選び、具体的にはどんなものがよいのでしょうか?

「3歳児はやっと自立をし始めますが、自分の周りにあるのはまだ家族や生活の上で見かけるものが中心。そういうものや自分がいる場所がテーマになっている作品がおすすめです。あまり複雑なものは理解できないし、日々の生活が喜びにあふれていたり自分と同化できるものがよいですね」

「4〜5歳になると、ファンタジックなものも入ってきて世界が広がってきます。関係も家族だけでなく、友達や出かけた先のことなども入ってきて興味関心も広がってくるので、それに沿うような本がよいのではないでしょうか。星の子では、感覚的でファンタジックなものでも具体的に目の前にあるかのように展開していく作品を大事にしています」

なるほど!日本の絵本には対象年齢が書かれていることが多いので、それ以外はなんとなく選んでいることが個人的に多かったのですが、成長に合わせて選ぶ視点は大事ですね。とても参考になりました。

絵本はしつけるものではなく楽しむもの

最近は「親が子どもにこうあってほしい」という目的に合わせた絵本が日本には多いように感じます。その点はどのように感じているのでしょうか?

「私は説教くさくない、子どもらしさを感じる絵本を好みます。丸ごと子どもを子どもとして受け入れる『自分は自分らしくあっていいんだ』と自己肯定感を育むような本を読むことで、人生経験を積んでいくのではないかと思いますね」

店主の高橋さんは現代の風潮には流されず、子どもが楽しめる絵本セレクトをしているのだなと感銘を受けました。

「絵本でしつけや説教をして欲しくないですね。大人から見た「いい子」の絵本が日本には多いので、心が解放されるような絵本を未就学児の子どもたちにはたくさん読んでほしいです」

おすすめの絵本を紹介してもらいました

3歳児には日常の物語

「せきたんやのくまさん」はぬいぐるみのくまさんのシリーズで、ヨーロッパで石炭が盛んだった頃のおはなし。

1日の生活のお話で、1・2・3と数を数えたり繰り返す擬音も楽しい!身近なものをとおしてお金や仕事などの社会の話も盛り込まれています。

4〜5歳児には日常に少し冒険を

「こぐまのくんちゃん」は冬眠に入る前の晩秋にお散歩していたときのおはなし。くんちゃんの好奇心と両親の「子どものやりたことを抑えない」姿勢が心温まります!

ほかには雑貨もたくさんあります

ヨーロッパ製のおもちゃがカワイイ!

絵本以外にもお店にはスイスやドイツなどヨーロッパ各地のおもちゃがたくさん!

デザインもとってもかわいいので、どれにしようか選ぶのに迷ってしまいます。小さな人形はインテリアとして部屋に飾ってもステキですね。

お店までのアクセス

「絵本の店・星の子」へは、東急大井町線「緑が丘駅」から徒歩7分ほど。呑川という小川沿いを歩いていくと住宅街の中にあります。

車でお越しの場合は、店舗と近隣には駐車場がないので、駅の付近で探すとよいでしょう。

まとめ

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