
羽田空港でベビーカーを預けるには?料金や預ける際に気をつけること
夏休みなどに、子どもと一緒に羽田空港を利用する予定のあるママもいることでしょう。「飛行機での旅にベビーカーがあっても大丈夫?」と考えてしまいますよね。そこで今回は、飛行機に乗るときにベビーカーはどうするのか、ベビーカーを預けるときに掛かる料金、預けるときに気をつけたいことなどについてお話しします。
飛行機に乗るときベビーカーはどうするの?

ベビーカーは原則預けることになっている
航空会社、もしくは利用する空港によっては搭乗口まで持参したベビーカーを使用することができ、搭乗口で航空会社スタッフに預けるというケースもあります。
チェックインカウンターもしくは搭乗口のどちらで預けることになるのかは、事前に航空会社に直接問い合わせをして確認しておくと安心ですね。ベビーカーのサイズを聞かれることがあるので、サイズをあらかじめ測っておきましょう。
ベビーカーを預けた後は抱っこ紐が必須になるので、機内持ち込み荷物の中に抱っこ紐を入れておくようにしましょう。
持ち込めるものもあるが預けたほうが無難
しかしこの場合、ベビーカーを機内持ち込みの荷物の一つとして数える可能性があるので、ほかには貴重品の入ったバッグしか持ち込むことができないこともあります。
そうなると子どもの着替えやおむつなどが入ったマザーズバッグを持ち込むことができなくなるので、要注意ですよ。機内持ち込み荷物にはサイズや重量の制限があることを考えると、ベビーカーは預け荷物にし、搭乗口までレンタルベビーカーや抱っこ紐の使用を検討したほうがよいかもしれません。
預ける際は破損時の修理対応について把握を
ANAやJALの場合、ベビーカーを受け取ってから1週間以内であれば基本的に修理をしてもらうことが可能です。しかし修理不可能なほど壊れているような場合には、修理以外の対処を提案されることもあります。
また、JALでは破損した場合の補償金は15万円までと定められているので、もしもベビーカーがその額を超えているようであれば、チェックイン時に空港スタッフに相談するようにしたいですね。
到着した空港でベビーカーを受け取ったときに破損に気がつかず、空港を出てから気がついた場合には、別に申告書の提出を求められることがあります。
羽田空港のベビーカー預かり料金は?

ベビーカーは基本無料で預かってもらえる
ただ、航空会社もしくは利用する線が国内線か国際線かの違いにより、預けられるベビーカーのサイズや重量に一定の制限があることもあります。制限を超えると、超過料金が発生することもあるので留意しておきましょう。
不安な場合は、利用する航空会社に問い合わせて確認すると安心ですね。
LCCのように、基本的に預け荷物が有料となっている航空会社でも、幼児料金を払っている乗客に限りベビーカーは無料で預かってくれるというところがあります。
ベビーカーは重量制限とは分けた扱い
「ベビーカーを預けたいけれど、重量オーバーしたら困るから、ほかの荷物は重たいものは避けないと」と心配になりますよね。しかし、心配する必要はありません。ほとんどの航空会社において、ベビーカーは重量制限外の取り扱いとなります。
つまり、たとえば預け荷物の重量制限が23kgで、べビーカーの重さが7kgある場合、残りの預け荷物を16kg以内におさめる必要はありませんよ。23kgまで預けることができますよ。
念のため、利用する航空会社のサイトなどもチェックしてみてくださいね。
預けた後は無料のベビーカーレンタルが便利
ただ、数には限りがあり事前予約はできないこともあるので、注意してくださいね。チェックインカウンターに行くと、その周辺に無料のカートと一緒にベビーカーがいくつか並んでいるはずです。自由に使うことができるので探してみてくださいね。
もし見当たらないときは、係員に聞いてみましょう。空港内1カ所ではなく、何カ所かに分けて置いてあることが多いのでチェックしてみてください。
空港内にあるベビーカーレンタルのシステムを利用して、身軽に空港内を移動するようにしましょう。
羽田空港でベビーカーを預けるときの注意点

ベビーカーの付属品を外し折り畳む
後づけの日よけやレインカバー、子どものおもちゃや荷物をぶら下げるためのフック、ストラップなども外すようにしましょう。飛行機の貨物室でほかの荷物に引っ掛かって壊れたり、紛失したりする可能性があります。
また、シート下もしくは背中部分にある荷物ポケットに忘れ物がないかもチェックしてくださいね。運送時にポケットから落ちてなくなるケースもありますよ。外した付属品は、預け荷物に入れるか機内まで持ち込むようにしましょう。
畳んだら、しっかりと留め具が止まっているか最終チェックをすると安心です。