【東京・御茶ノ水】子ども向け切り折り紙教室を体験「おりがみ会館」
折り紙をチョキチョキ切って一つの造形作品を作る「切り折り紙」みなさんは作ったことはありますか?子どもの頃に適当に切って遊んでいたのを思い出します。今回は「お茶の水 おりがみ会館」で夏休みに合わせて開催された「切り折り紙教室」を体験してきましたのでご紹介します。
親子で手軽に遊べる切り折り紙とは
折り紙を切って折って造形物を作る遊び
記憶を忘れてしまったのだろうかと悩みましたがそれもそのはず、一般的に切り折り紙と呼ばれだしたのは2005年ごろのようで、ひと昔前は切って折って造形する遊びに名前がなく、いつからか総称して切り折り紙と呼ぶようになったという背景があります。
2005年となると、僕は20代になるので知らなくて当然?ですね。(よかった)
その切り折り紙とは、折り紙や紙を切ったり折ったりして動物や花などの造形物を作ることを指します。子ども向けの簡単なものから複雑で繊細な大人向けのものまで、年齢やレベルに合わせて楽しむことができます。
切り折り紙教室に参加して遊び方を学ぶ
切り折り紙はハサミを使うということもあり、対象は小学校1年生からとなっています。未就学児参加の場合は親子同伴で、ママやパパが切ってあげて見て楽しんでもらうということも可能です。
参加されたお子さまは、小学校1~3年生ぐらいの方が多くみんな慣れているのか、サクサク作っていることに驚きました。
みんなで切り折り紙にチャレンジ!
用意された折り紙を線に沿ってチョキチョキ
必要な道具は「ハサミ」「のり」「色鉛筆」とシンプル。準備された折り紙には切りやすいように線が描いてありました。
カブトムシやカマキリ、ペガサスなどの生き物がモチーフになっています。その中から最初はペガサスをチョキチョキしていきます。
線に合わせてチョキチョキチョキ…
むむ、意外に難しい!
線に沿って切るということが単純ですがとても難しいです。綺麗に切ろうとしても線から離れて雑になってしまう…。
指先に神経を集中させて切っていると以前お話を伺った「おりがみ会館」の小林館長の言葉が頭に思い浮かびます。
「指は第2の脳」
そうなんです、指先を使い続けると不思議と集中力が高まるような感覚になります。子どもに折り紙で遊んでもらうことは、脳によいということを改めて実感しました。
完成品がどのようになるのかというワクワク感があるのも魅力の一つです。
子どもたちも楽しく集中してチョキチョキ
まず、驚いたのは切るスピードです。僕が1つ切っている間にもう2~3個完成させているぐらいの速さです。
話を伺ってみると家でも切り折り紙で遊んでいるとのことで、切り慣れている様子でした。そして共通していたことがママやパパも好きで、時間があれば子どもと一緒に折り紙で遊んでいるようです。
しかし、先生はそのこともお見通しなので全て完成させた後には次なるレアな折り紙が準備されています。子どもが喜びそうなドラゴンや恐竜などのレアモンスターたちです。
全部終わっても次のラスボスがいるという仕掛けはゲーム感覚で楽しいですね。