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離乳食後期ってどんな時期?効果的な進め方と遊び食べ対策

離乳食後期ってどんな時期?効果的な進め方と遊び食べ対策

離乳食の回数が2回から3回に増え、いよいよ離乳食後期の開始です。「カミカミ期」とも呼ばれ、歯ぐきを使って食べ物を噛んでから飲み込むようになります。そこで、この時期に食べられるようになる食材や調理法、おすすめのメニューをご紹介します。どれもすぐに実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも離乳食後期とはいつから?

離乳食後期の赤ちゃんはどんな様子?

離乳食後期は生後9カ月ごろから始まります。昼夜の区別なく授乳と睡眠を繰り返していた時期に比べ、まとまった時間眠れるようになってきます。夜は眠り、朝起きて活動するという生活習慣を整えていくことも、離乳食を進める上では大切なことです。

赤ちゃんの様子はつかまり立ちに挑戦したり、ママの後を追いかける「後追い」をしたりする姿が多くみられるようになります。8カ月ごろに比べるとより活発に活動するようになるため、誤飲や転倒には注意が必要です。また、「ママ」「ブーブー」など意味のある言葉を発し始めるのもこの時期です。

ですが赤ちゃんの成長にも早い・遅いがあります。できないからといって焦らず、ゆっくり赤ちゃんの成長を見守るようにしましょう。

3回食に進む目安とは?

離乳食を2回から3回に増やすタイミングは赤ちゃんの様子をよく観察して判断しましょう。判断するポイントは三つあります。

・1回の離乳食で、子ども用のお茶碗1杯分程度食べられること
・舌で食べ物を押しつぶして飲み込んでいること
・離乳食を嫌がらず、楽しみながら食べていること

この三つの条件を達成していると準備はOKです。あとは赤ちゃんの体調や機嫌のよい日を狙って挑戦してみましょう。

前述しましたが、赤ちゃんの成長には個人差があります。ゆっくりめな赤ちゃんでは11カ月ごろから3回食に進む場合もあります。1回食、2回食のうちから「おいしいねー」と語りかけるなど、離乳食を楽しめるようなかかわりを大切にしていきましょう。

3回食のタイムスケジュール

離乳食の時間は朝から夕方にかけて3回食べられるようなスケジュールを組みましょう。また食事と食事の間は3~4時間空けるのが理想的です。

例えば、「朝9:00、昼13:00、夕方17:00」「朝10:00、昼14:00、夕方18:00」などです。そしてミルクや母乳を与える場合は離乳食の後にするようにしましょう。それとは別にミルクや母乳を一日2回あげるようにしましょう。

またこの時期には生活リズムを整えていくことも大切です。そのため離乳食は遅くても20:00までには終わらせるようにしましょう。さらに日によってあげる時間が極端に違うのも避けるようにしてください。

朝・昼・夕と家族そろって食事ができるようになると嬉しいですよね。

いざ実践!離乳食後期で使える食材とは?

使える食材【お肉編】

生後7カ月から8カ月ごろになると離乳食でもお肉を取り入れたものが食べられるようになります。離乳食中期では鶏ひき肉、鶏ささみ肉、レバーなどが中心ですが、離乳食後期になると鶏もも肉、豚肉、牛肉と食べられる食材の種類も増えます。

そして離乳食でお肉を使用する場合は種類ごとに調理法を変えることも大切です。鶏肉はゆですぎるとぱさぱさになるので、最後に片栗粉でとろみをつけてそぼろあんにしたり、肉団子にしたりすると食べやすくなります。

豚肉は白い筋を取り除き、茹でてから使用するようにしましょう。牛肉は脂分が多いため、調理の際はアクをしっかり取り除くのがポイントです。細かく刻むなど食べやすいようにしてあげてくださいね。

使える食材【お魚編】

魚は肉に比べて消化しやすいため、赤ちゃんの体にも優しく、優秀な離乳食です。魚を離乳食に使用する場合は、白身魚→赤見魚→青魚やエビ・イカ・タコ、という順番に進めていきましょう。

初めての魚におすすめなのは主に「タイ・カレイ・ヒラメ」とされています。脂肪分が少なく、アレルギーを起こしやすいたんぱく質があまり含まれていないからです。ビタミンを多く含んでいる食材でもあるため、栄養価も高くおすすめです。

しかし、初めての魚で不安なのがアレルギーの問題です。イカやエビ、青魚でアレルギーを起こす人は多くいますが、実は白身魚のタラもアレルギーを起こしやすいたんぱく質が含まれています。そのため、これらの魚を与えるときは少量ずつにしましょう。

使える食材【野菜編】

離乳食後期になるとほとんどの野菜を食べることが可能になります。ですがまだまだ飲み込む力は未熟なので食べやすく、消化しやすい調理を行い、赤ちゃんの負担を減らしてあげることは大切です。基本的にはしっかり茹でて柔らかくしたり、アクを抜いたりすることはどの野菜でも行うようにしましょう。

そして野菜ごとにひと手間加えることも大切です。例えば、キャベツ、白菜などの葉物は繊維を断つように刻むと食べやすくなります。ナスやトマトなど、皮のある野菜は皮を取り除くようにしましょう。じゃがいもや大根、ニンジンなどの根菜は柔らかくなるまでしっかり茹でてあげてくださいね。

薬味やネギなどは刺激が強いため、離乳食にはあまり向きません。使用する場合は風味付け程度にしましょう。

調理前に確認しよう!要注意食材とは

アレルギー物質には要注意!

離乳食で気をつけたいのはアレルギーの問題ですよね。アレルギーには食後2時間以内に起きる「即時型反応」、食後6~8時間後に起きる「運発型反応」、1~2日後に起きる「遅延型反応」があります。また、母乳を介してママの食べたものにアレルギーを起こすケースもあります。

そのため、初めて食べる食品の場合はなるべく午前中にあげるようにしましょう。できればかかりつけの病院が開いている日を選ぶのがベストです。もしアレルギーを起こしてしまっても、早期対応をすることができます。

そして少量ずつ始めることです。少しなら大丈夫でも、たくさん食べるとアレルギーを起こしてしまう場合があります。まずはスプーン1杯から挑戦してみましょう。

赤ちゃんにはまだまだ薄味必須!

赤ちゃんの食事は薄味にしましょうといわれることがありますが、その理由を知らない人も多いのではないでしょうか?実は大人がおいしいと感じる味付けにすると赤ちゃんには悪影響がたくさん出てしまうのです。

赤ちゃんは消化器官が未発達なため、塩分を取りすぎると腎臓に大きな負担がかかってしまいます。糖分の取りすぎは肌トラブルにつながります。特に乾燥しやすい時期には、注意が必要です。

また、赤ちゃんは味覚形成期にあるため、この時期に味の濃いものに慣れてしまうと、偏食や肥満のリスクが高まるといわれています。赤ちゃんの生活習慣が大人になっても影響を与えるのは驚きですね。

お料理が好きだと、ついつい味付けしたくなりますが赤ちゃんのうちは我慢しましょう。

アレルギー物質以外の危険食材

アレルギー以外の理由で赤ちゃんに与えることは避けた方がよい食べ物があります。有名なものでははちみつです。はちみつのは「ボツリヌス菌」という、菌のたまごが含まれていることがあります。

抵抗力の弱い赤ちゃんは、これを腸内で死滅させることができず、ボツリヌス菌に感染する可能性があります。そのため、与えるのは満1歳以上と厚生労働省によって定められています。黒蜜や黒糖も同様です。

ほかにも、のどに詰まらせやすい食べ物として、もち、イカ、タコ、こんにゃくなどがあります。このような食材を与える場合は、細かく刻んで食べやすくなるよう配慮してあげましょう。

また、生ものは食中毒の危険性があるので離乳食期には与えないようにしましょう。

離乳食後期ではどんな調理方法が使える?

歯ぐきで潰せる固さを目安にしよう

離乳食を作るときは食べやすいように柔らかくしてあげましょうといわれますが、どれくらいの固さがベストなのかわからないといったママもいませんか?この時期の赤ちゃんは「カミカミ期」と呼ばれ、歯ぐきで食べ物をかんでから飲み込みます。

この時期は指で押しつぶせる程度くらいの固さにするとよいでしょう。具体的には、熟したバナナくらいの固さといわれています。

この時期で大切なのは、きちんとカミカミしてから飲み込むことです。やわらかすぎると十分に噛まないまま飲み込んでしまいます。しっかりかむことはあごの発達を促すことにもつながります。

「かむ」ということがよくわかるように、ママが食べ物をかんで飲み込む様子を見せてあげるのも大切ですよ。

1回の食事量ってどのくらい?

2回食から3回食へ移行したばかりの初期段階ではご飯は5倍がゆにして与えます。赤ちゃんのその日の食欲や食べる量には個人差がありますが90gが目安です。野菜・果物は30g、魚、肉、豆腐、卵、乳製品(たんぱく質性食品)を1種類あげるようにしましょう。

後期食後半(11カ月ごろ~)ではご飯を5倍がゆから軟飯にします。量は80gが目安です。子ども茶碗軽く1杯ほどの量になります。野菜・果物は40g程度、魚、肉、豆腐、卵、乳製品(たんぱく質性食品)は同様に1種類あげましょう。

また、野菜は緑黄色野菜と淡色野菜を2:3のバランスであげるようにするとよいでしょう。離乳食の献立を考えるのは大変ですが、冷凍できるものは作り置きするなど工夫してみてください。

使える調味料も種類豊富に

薄味が基本の離乳食ですが、この時期になると使用できる調味料が増えてきます。風味付け程度にですが、調味料を加えることで赤ちゃんも食べやすくなることもあります。

しかし、使用する場合は食材そのものに塩分や糖分が含まれていることがあるので、味見をしてから加えるようにしましょう。また、大人が味見して少し物足りないかもくらいでとどめておきましょうね。

離乳食後期に使用できる調味料は、塩0.3g、砂糖3g、しょうゆ小さじ1/3、味噌は無添加の低塩タイプのものであれば少量使用できます。

マヨネーズは小さじ3/4まで使えます。ですが、使用されている卵は加熱されていないため、アレルギー反応を起こすことがあります。初めて与える場合は注意しましょう。

離乳食後期でも楽しく外食できるコツ

手作りお弁当を持参しよう

離乳食後期になると外出先での食事はどうしたらよいだろうと悩むママもいるのではないでしょうか。飲食店に入っても赤ちゃんの食べるものはないことが多いですものね。

そのため、外出する場合はお弁当に入れて持ち運ぶとよいですよ。離乳食は液漏れする可能性もあるので密封容器に入れましょう。また熱いまま入れると傷みやすくなってしまうので、常温まで冷めてから入れるようにしましょう。

食べなれた味付けのものがいいので手作りのものが理想ですが、梅雨や夏場、移動時間が長くなる場合は市販のものの方がおすすめです。食べるまで安心・安全な品質を保てるように保存方法・調理方法には工夫をしましょう。

天気のいい日はお弁当を持って家族みんなでピクニックもいいかもしれませんね。

手軽でおいしい!ベビーフードを活用

毎回手作りは大変!そんなときは市販されているベビーフードを活用しましょう。ベビーフードは月齢ごとに、さまざまなメニューが販売されています。一目で自分の赤ちゃんにはどのベビーフードを購入すればいいのかわかります。

容器は缶詰やレトルトのものが多く、持ち運びに便利で、傷む心配がなく、外出先でも手軽に食べられるのはうれしいですね。くれぐれもスプーンやお手拭きはお忘れなく。また、梅雨や盛夏など、食中毒が気になる時期にも大活躍です。

ベビーフードの中には容器やスプーンが付属されているものもあるので、お出かけするときのために、お気に入りのベビーフードを見つけておくとよいかもしれませんね。災害時の非常食にもなるので買いだめして損はないと思います。

ちょっと挑戦!大人メニューの取り分け

外食を一緒に楽しみたい!という場合は、ファストフードや味つけの濃い食事は避けるようにしましょう。大人のものを取り分けてあげるなら、あっさりとした和食が無難です。

それでもやはり味付けは大人が食べておいしいと感じるように作られているので、赤ちゃんにとっては濃いです。赤ちゃんの負担を減らすためにも、なるべく塩分や糖分の少ないメニューを選ぶようにしましょう。

また、アレルギーを起こす可能性も考えて初めての食材を外出先で与えるのは避けたほうがよいでしょう。普段から食べなれているメニューに近いものの方が赤ちゃんも嫌がらずに食べることができますよ。

慣れるまでは大変ですが、ママとパパで交代しながら食べさせると家族そろって外食を楽しめますよ。

よく聞く手づかみ食べってどんなもの?

手づかみ食べのメリットとは?

手づかみ食べはさせた方がよいとは聞くけれど、どうして?と疑問に思ったことはありませんか。実は手づかみ食べは赤ちゃんの発達過程においてとても重要です。

赤ちゃんは自分でご飯を食べたいという意欲が高まり、手づかみ食べをするようになります。その中で、手と目と口の協応性を高めることができます。赤ちゃんは目で見て食べ物の位置を確認してつかみます。そして、つかんだものを口に運ぶことで食べることができます。

この過程の中で、食べ物の温度や固さ、どれくらいの強さでつぶれてしまうのか、一口でどれだけの量が食べられるのか、ということを学習していきます。

この結果、脳が発達し、後にスプーンなどを上手に使うことに役立ちます。

おすすめ手づかみレシピ

では、手づかみ食べをするにはどんなメニューが向いているのでしょうか?ポイントを押さえるだけで赤ちゃんも食べやすいメニューに早変わりします。パクパク食べてくれると作ったママもうれしくなりますよね。

メニューを作るときのポイントは、

1.赤ちゃんの手のサイズに合ったものを作ること
2.べたべたと手につきにくいものにすること
3.握っても崩れにくい固さにすること

です。

これだけで赤ちゃんはとっても食べやすくなります。具体的には、スティック状にしたり、小判型にしたりするとよいでしょう。細かく刻んだ食べ物を水で溶いた小麦粉に加えて焼くだけでも食べやすくなるので、この時期は小麦粉が大活躍してくれますよ。

事前対策で汚されても大丈夫!

赤ちゃんにとってはいいことばかりですが、ママにとっては服や床が汚れるのが悩みの種でもありますよね。そんな悩みは事前対策で解決しましょう。

お気に入りの服を汚したくない!だからっていちいち着替えるのは面倒ですよね。そんなときにおすすめなのが「シリコン製のエプロン」です。シリコンでできているので汚れても洗濯する必要がなく、簡単に洗うことができます。さらに食べこぼしを受けるポケットもついているので、床の汚れも最小限に抑えることができます。

そして、床の汚れを防ぐためには不要な新聞紙やチラシを敷くといいですよ。保育園ではレジャーシートを敷くところもあります。レジャーシートは洗って繰り返し使えますし、新聞紙やチラシは丸めて捨てるだけで済みますね。

ぐちゃぐちゃされてイライラ!遊び食べ対策

そもそもなぜ食べ物で遊ぶのか? 

赤ちゃんの集中力は大人に比べるととても短く、なかなか集中して食べてくれず、しまいには遊び始めて困ったという経験もあるのではないでしょうか?でもそもそもどうして遊び食べをするのか考えたことはありますか?実は赤ちゃんにとっては遊んでいるわけではないのです。

食べ物で遊び始めると行儀が悪いと思うのが大人の心理ですが、赤ちゃんにとっては知的好奇心を満たす行動の表れなのです。感触を確かめたり、これとこれを混ぜるとどうなるのだろう?という疑問を赤ちゃんは感じています。

生まれて間もなくは欲求を満たすために「泣く」ということしかできませんでしたが、自分で確認することができるようになったのです。そう考えると遊び食べのイライラも少し和らぎませんか?

短期集中!食事の時間を決めてみて

そうはいってもだらだらいつまでも食べ続けられるといつになっても片付けられないし、ママもほかのことができませんよね。遊び食べを防ぐには、最適な量と時間を見極める必要があります。どれくらいの量なら集中して食べられるか、集中して食べられる時間はどれくらいかを知っておくことが大切です。

お腹いっぱいになると大人でも食べるペースが落ちてしまいますよね。赤ちゃんも同じで、最後までおいしいと食べられる量を見極めましょう。

同じようにある程度時間を区切らなければ収集がつきませんよね。時間を決めたらきちんとごちそうさまをすると、赤ちゃんもお腹いっぱいになっていなくても時間がきたら終わりということを学び、次の食事では一生懸命食べるようになります。

食事も学びの時間!ママもどんと構えよう

遊び食べはすべての赤ちゃんが通る道です。もちろんママであるあなた自身もこの時期を乗り越えてママになっているのです。

赤ちゃんは大人のようにまだ上手にスプーンを使えるわけでもありません。手づかみで食べているだけで行儀が悪いと感じる方もいるかもしれませんが、この時期には必要なのだと温かく見守ってくださいね。

この時期に一番大切なのは「食事のマナー」を知ることではなく、「食事の楽しさ」を知ることです。怒られてばかりいると赤ちゃんも次第に食事を嫌がるようになるかもしれません。

事前にできる対策はしっかり行い、食事が楽しい環境になるよう配慮してあげましょう。ある程度大きくなったら、スプーンの持ち方から丁寧に教えてあげましょうね。

まとめ

離乳食後期になると赤ちゃんも食べられるものが増え、ママも料理が楽しくなってきます。市販のものでも食べられるものが増えてくるので、上手に活用してたまには息抜きもしたいところですね。

ですが、自分でつかんで食べれらるようになると、掃除の手間がかかるなど別の悩みも出てきます。エプロンを着用させる、新聞紙やチラシを床に敷いておくなど、事前対策をするだけで掃除は楽になるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

離乳食の進み方にも個人差があります。赤ちゃんのペースに合わせて楽しい食事にしていきましょうね。

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teniteo WEB編集部

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