ベビーフードの栄養が不安。安全性を知って上手に活用する方法
近年ベビーフードの種類も増え、利用するママも増えてきたのではないでしょうか。楽という最大のメリットがある一方、栄養や安全面で不安という声も多く聞かれます。ベビーフードのポイント、気を付けて欲しいことを踏まえて紹介していきます。上手に活用できるとよいですね。
そもそもベビーフードってどんなもの?
月齢に合わせた食感、栄養が補える補助食品
ベビーフードは、月齢に合った食べやすい大きさ、柔らかさになっています。麺類も喉につかえない長さになっていますし、食べる赤ちゃんの発育段階を考慮して作られた食品です。ベビーフードをあげれば大丈夫、と思っているママもいると思いますが、商品によっては不足する栄養素もあります。裏面に栄養成分表示がありますので、足りない栄養は追加をするなどして、補助食品として使用していくとよいですね。
すべての食事にベビーフードはあまりよくありません。すべてを頼ることなく、お助け食材と思って利用すると、離乳食づくりも楽になるかもしれませんね。
調理しなくても簡単に用意ができる
少し赤ちゃんが待てるようであれば、冷たい食事よりも温かい食事をあげることを心がけて、電子レンジにかけてあげるとよいかもしれませんね。外出先では、レストランで温めてもらえるか聞いてみましょう。高い確率で温めてもらえますよ。
食事時間に赤ちゃんが眠っていてあげられなかったときも、ベビーフードを持ち歩いていれば、起きたときどこにいても、すぐにあげることが可能です。手作りと市販のベビーフード、場面によって使い分けると便利ですね。
味、舌触り、噛む力などの機能サポート食品
いつも作っている離乳食よりも、味が濃かったり、舌触りが滑らかであったり、柔らかかったりなど、相違点がいくつも見られると思います。ベビーフードが絶対という訳ではないので、真似をする必要はありませんが、離乳食を作るうえでヒントになるかもしれませんね。
離乳食に対して疑問や不安があるママは、ベビーフードに助けてもらうのも1つの手段だと思いますよ。月齢にあった味付け、舌触り、野菜の柔らかさをサポートしてくれる食品でもありますからね。
ベビーフードのこれがいいポイント!
高い安全性を備えている
原材料名を見ても、分からない言葉がずらりと記載されていて、本当に赤ちゃんが食べて大丈夫なのかな?と不安になりますよね。ラベルに「乳幼児規格適用」という記載があればその食品が安全であるという証です。
「日本ベビーフード協議会」というものがあり、ベビーフードの安全と安心を第一に取り組んでいます。ベビーフードに関する疑問があるときは、ここのホームページを見てみると、よくある質問と回答が載っていて参考になるかもしれませんよ。大切な子どものことですから、納得できるものをあげたいですね。
種類が豊富で様々な味が楽しめる
ベビーフードは和洋中と種類が豊富で、いろいろな味を楽しむことが可能ですから、家での離乳食づくりのヒントを貰うこともできます。ベビーフードの調理法や味付けを参考に、今まで使ってこなかった食材や味付けを試してみてはいかがでしょうか?レパートリーも増えるかもしれません。
デザートも家では同じ果物ばかりなら、赤ちゃん用ゼリーを試してみるのもよいでしょう。1食分の量を調理するのは難しいので、たくさん作っても、好んで食べてくれなかったとき困りますよね。ベビーフードなら1食分からいろいろな味を試すことができるのがよいですね。
少量から使えて無駄を減らせる
レトルトタイプと瓶タイプは、開封したらすぐに使いきりましょう。食べきれないとはじめから分かっているときは、可能であれば開封時にすぐ小分けにして冷凍保存がよいかもしれませんね。食べ残したものの冷凍保存はやめましょう。
粉末・フレーク・フリーズドライタイプは、必要な分だけ使うことができますし、未開封ならば常温で長期保存できるので、無駄がないベビーフードの一つだと思います。野菜や果物もその都度買えば高価ですが、フリーズドライのものなら少量ずつ使えて無駄を減らすことができます。