食欲ないと悩む20代ママが多い!その原因となるストレスの解消法
20代のママはまだまだ若くて元気があるというイメージを持たれていますが、食欲がなく活動的に過ごせないことに悩む方がたくさんいます。ここでは、20代でも食欲がなくなるのはなぜなのかや必要な栄養素、どのようにストレスを解消して食欲を湧かすかなどをご紹介します。
20代ママの食欲がなくなる主な原因
食欲不振を引き起こす三つの種類のストレス
最近は共働き家庭が多く、妊娠や出産をしても仕事を続けているママはたくさんいます。しかし、仕事と家庭の両立は本当に大変で「毎晩溜まっている家事をしていると、寝るのが深夜になる」「子どもが夜泣きをするから、ほとんど夜も寝ずに仕事に行く」など、仕事から帰ってきても育児や家事に追われていることでしょう。
また、パパと上手に子育てや家事を分担できていない家庭も多いですよね。ママの負担ばかりが大きくなると疲れやストレスが溜まり食欲も減ってしまいますよ。
期待や不安の中ストレスを感じやすい妊娠中
また、妊娠中は常に「赤ちゃんが無事に育ってくれているかな?」と不安な気持ちを抱えたまま過ごしている方も多いですよね。健診のエコーで元気に動く赤ちゃんを見ると安心しますが、次の健診までのあいだに不安になって、食欲が減る方もいるでしょう。
「赤ちゃんに会いたい」という前向きな気持ちと「赤ちゃんに何かあったらどうしよう」「本当にママになれるのかな」などの不安な気持ちで揺れ動き、ママはストレスを感じています。
眠れない、休めないなどの育児ストレス
赤ちゃんは大人のようにまとまった睡眠がとれないので、夜中も頻繁に起きることがあります。また、おっぱいを与えたり、お世話をしたりしても赤ちゃんがぐずって寝ない日もあり、睡眠不足になるママは多いですよ。
育児には仕事のように休日や休憩時間がないので「いつになったら休めるの?」「赤ちゃんはいつ寝てくれるの?」など、疲れが溜まってくると、赤ちゃんと過ごすことにもストレスを感じてしまうようになります。
20代ママは食事から栄養をとってほしい!
活動的で体力のある20代に必要な栄養素
元気なママでいるためには、骨の健康も必要不可欠といえるでしょう。骨を強くするためにはマグネシウムやカルシウムが大切ですが、栄養分が足りていない方も多いようです。また、ビタミンDも不足しており、日光を浴びる時間が少ないことや、メイクによってビタミンDの生成を阻止してしまっている方もいます。
ほかにも、ビタミンCや鉄分などもしっかりとることをおすすめします。
妊娠中のママには葉酸がとれる食べ物
妊娠中にとるとよいといわれているものが、葉酸です。葉酸は、細胞分裂をサポートしてくれるだけでなく、血液を増やす働きをしてくれるママや赤ちゃんにとって重要な栄養素ですよ。また、葉酸をとっていると先天性異常の神経管閉鎖障害のリスクが減るといわれています。
ほうれん草やブロッコリー、いちご、アボカド、スモークレバーなどは、葉酸が多く含まれていますよ。
産後のママはバランスのとれた食事を
産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、ママの食事が疎かになる恐れがあります。ママがしっかり食べていないと母乳の出が悪くなるだけでなく、質のよい母乳を出すことが難しくなりますよね。母乳で育てたいという方はとくに、栄養バランスを考えて食事をとるようにすることが大切ですよ。
先ほどご紹介した葉酸は、子宮を回復させたり、質のよい母乳を作る手助けをしてくれたりするので、産後も葉酸をしっかりとりましょう。
食欲不振を改善するためのストレス解消法
強迫観念によって食べようとしない
育児などのストレスで食欲が減っている場合、無理に食べようとしてもなかなか食べられず、食べられない自分にまたストレスを感じてしまうことがあります。強迫観念によって食べるのではなく、栄養価の高い食べものを少しずつ食べる、野菜ジュースなどの飲みものにするなど、工夫しながら食事をとるようにしましょう。
睡眠不足などの疲れで食欲がない場合は、体を休めてゆっくり過ごすとお腹が空くこともありますよ。