1週間分の作り置きでママも大助かり!注意点や美味しいレシピの紹介
栄養価や味の劣化、手間などを考えたら、食事は毎食ごとに作った方がよいのでは?と思っているママにこそおすすめしたいのが「作り置き」です。コツさえ掴んでしまえば、作り置きは忙しいママの心強い味方になってくれますよ。この記事ではおすすめの作り置きレシピとともに、保存のポイントなどをまとめてみました。
忙しいママこそ作り置きにチャレンジしよう
毎日の料理にかかる時間が短縮できる
作り置きがあれば、仕事や用事で帰宅が遅くなった場合にも時間をかけずに食事の準備が完了するので、子どもたちを待たせることがありません。
食事作りはほぼ毎日のことですが、仕事で疲れていたり体調不良で食事作りが辛いときもあるでしょう。そうした場合も、作り置きがあれば食事準備の憂鬱から解放されますね。
さらに、事前にまとめて作り置きしておくことで、毎回の食事準備に使用する調理道具も少なくなるので、結果的に洗い物が減るのも家事の時短につながるうれしいポイントです。
作り置くことで料理がさらに美味しくなる
煮物や煮込み料理は、冷めるときに味が食材に入り込んでいきます。そのため、作り立てよりも作り置きした方が保存している間に味がしっかりと染み込んでいくというわけです。
また、甘酢漬けやマリネなどの漬け込み系の料理は、調理後に寝かせた方が味がなじんでいきます。ミートローフやキッシュなども時間を置いた方が、生地が落ち着いてくるのでより美味しく食べられますよ。
このように、作り置きした方が美味しくなるメニューはたくさんあります。
1週間献立で食費や光熱費を節約できる
また、買ってきた食材を新鮮なうちにまとめて調理すれば、食材をムダにしてしまうこともありません。まとめて調理するので、水道光熱費の節約にもなりますよ。
作り置きを常備しておけば、「面倒だから外食してしまおう」とか「疲れたから惣菜を買おう」ということが少なくなります。おかずを作り置きをしておくことで、食費と水道光熱費の節約にもつながるとは、家計を預かるママには大きな魅力といえるでしょう。
作り置きするときに注意することは?
保存容器はしっかり消毒しないと腐る原因に
手軽に消毒できる方法としておすすめなのが、アルコール除菌スプレーです。まず、食器用洗剤でしっかり洗った保存容器の水気を清潔な布巾やキッチンペーパーで拭きとります。
次に、アルコール除菌スプレーを保存容器の外側に1回、内側に2~3回ほど吹きかけて、また清潔な布巾かキッチンペーパーで容器の内側から拭いていきましょう。
アルコール消毒は簡単で効果の高い消毒方法なので、初心者のママにもおすすめですよ。
ラベリングして忘れず食べきる
作り置きおかずを保存するときに似たような保存容器に入れると、パッと見ではなにを作ったのかわかりにくいですよね。さらに冷蔵庫の中でほかの食品に追いやられてしまうとどんどん奥へ…。
そしてそのまま存在を忘れ、ある日偶然見つけても、いつ作ったものかもわからずに捨てるしかない、という悪循環に陥ってしまいます。
そこで、作り置きにはマスキングテープなどを使って、ラベリングするようにしましょう。作った日にちと品名を記入して、新しいものは冷蔵庫の奥へ、古いものは手前に収納すると忘れることなくしっかりと食べきることができますよ。
食材によっては冷凍保存が難しいものも
基本的に、
・サラダなどの生のままの野菜
・食感が変化するこんにゃくや豆腐、厚揚げ
・解凍するとパサついてしまうじゃがいもやさつまいも、長芋などのイモ類
・スジの多いタケノコ
これらの食材を使用したおかずは、一度冷凍すると風味や食感が変わってしまうので、冷凍保存は難しいです。
作り置きおかずを冷凍保存したい場合は、冷凍・解凍しても食感に大きな変化がない食材を使ったものにしましょう。
お弁当にも!子どもも喜ぶ作り置きレシピ
食感と甘みが美味「かぼちゃのキッシュ風」
まず、かぼちゃは種を取り除いて、ところどころ皮をそぐように剥き、5mmの厚さに薄切りにしましょう。ボウルに卵を割ってよく溶きほぐしたら、小麦粉(大さじ4)、マヨネーズ(大さじ2)、白だし(大さじ1.5)をしっかり混ぜ合わせます。
次に、クッキングシートを敷いた耐熱容器に、かぼちゃとベーコンを交互に重ねて入れてから先ほどの卵液を流し入れて表面を平らにし、上からとろけるチーズをかけます。それを予熱しておいた200℃のオーブンで20分くらい焼きましょう。
焼きあがって粗熱が取れたら、食べやすい大きさにカットしてできあがりです。