【第3回】ひと手間でごはんが美味しくなる!お米の選び方と炊き方
お米の保存方法
購入したお米の保存方法も意識しましょう。お米の保存場所で一番いいのが、冷蔵庫の野菜室になります。お米の袋まま冷蔵庫に入れるのは難しいので、ペットボトルを再利用しましょう。ペットボトル500mlで3合、350mlで2合程度はいるので、袋からお米をペットボトルに移し替え冷蔵庫で保存するのがベストです。保存期間は1カ月を目安に消費するのが美味しいく食べるポイントになります。
また、炊いた後に余ったごはんを翌日も美味しい状態で食べられる保存方法は冷凍保存です。炊飯器に入れ続けるとごはんが臭くなってしまいますので、タッパーやラップに移して冷凍庫に入れましょう。また、保存期間は2〜3日を目安にしてください。
おにぎりを作るときのポイント
子どもやパパのお弁当などでおにぎりを作るときに、具のバリエーションに悩むこともあるかと思います。そんなときにオススメなのが“めんつゆ”です。
めんつゆは万能で、ごはんの味付けにも向いています。お醤油よりも口に入れたときに甘みが広がるので美味しく感じます。
ごはんを塩で味付けするときは、炊き上がってから塩をふるよりも、炊くときに塩と小さじ一杯のサラダ油を入れ、混ぜてから炊く方がおにぎりにする際に握りやすくなりますし、味もついているので手間が省けます。
また、握るときに三角形にするために、ギューギューと力を入れてしまうこともありますが、空気を入れながら優しく握ると、ごはんとごはんに空間ができふっくら美味しく食べられます。
まとめ
食事スタイルが変わってきても、ごはんはなくてはならない存在です。当たり前のように食べているお米ですが、特徴や保存方法など初めて知ることが多くありました。いつもの食事の準備や作り方をひと工夫するだけで、お米本来の美味しさを味わえるので、この機会にひと手間かけて、ごはんをさらに美味しく食べてみてはいかがでしょうか。
監修
宮城県仙台市にある米屋の米工房いわいの社長。お米の知識に長けているお米マイスターの資格を持っています。「米工房いわい」では、ひとめぼれやササニシキ、お惣菜などの販売を行っています。
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