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作り置きしたときの保存方法は?冷凍保存と日持ちさせるコツについて

作り置きしたときの保存方法は?冷凍保存と日持ちさせるコツについて

話題の作り置き、一度にまとめて作っておけば食事の準備もさっと整い、何かと忙しいママにはとても魅力的ですよね。でも、作ったはいいけど食べきれる?上手な保存法は? せっかく作ったのですから、最後までおいしく食べたいですよね。作り置きに向くメニュー、食材や料理によって少しずつ違う保存の方法、ご紹介します。

そもそも作り置きのメリットはなんだろう?

作り置きで家事の時間が短くなる

毎日行う食事の支度、1日3度、1カ月で90回と少し。こう考えると大変な回数ですね。メインはともかく副菜を色々と作るとなると、意外に時間がかかります。

たとえばブロッコリーやほうれんそうを茹でておくと、夕食にはそのまま、朝ごはんはしっかり水分を切ってさっとバターソテーに、厚焼卵の中心に巻いてお弁当のおかずにすると、毎回下茹でする手間なくさっと使えて便利です。もちろん、そのままでもおいしく食べられますよね。

このように、いろいろな野菜、メインなら下味をつけておくだけで日々の調理時間はぐっと短縮でき、朝の忙しい時間に余裕が生まれます。子どもたちの「おなかすいた~」にもさっと出し、ちょこっと掃除もできるかもしれませんし、何より穏やかに過ごせそうですね。

食費の節約にもなる作り置き

作り置きするためには多めに食材を購入します。まとめ買いでお買い得パックを購入すると、ちょこちょこ買うよりも割安になることが多いです。葉もの野菜など、生のまま保存すると傷みやすく捨ててしまうこともありますが、作り置きにして冷蔵、冷凍した方が長持ちする食材も多いですね。

また、家族で外出して疲れた日も、作り置きのおかずが冷蔵庫にあると帰宅してちょっとの手間で夕食の準備が整います。気持ちの余裕も生まれるし、食べなれた味はほっとしますよね。

外食や市販のお惣菜を購入すると意外に高額になることもありますが、作り置きのおかげでここでも節約ができます。また、まとめて茹でたり炒めたりすることで水道光熱費も節約になります。作り置きは、いいことずくめですね。

作り置きはママのダイエットにも効果的

仕事で帰りが遅くなったときなど、てっとり早く揚げ物にしたり、食事の支度をしながらちょっとつまみ食いしたりということはありませんか?また、時間がないからと購入するお惣菜は、カロリーの高いものが多いですね。

そんなとき、野菜の作り置きをしっかりとしておくと、メインのみ仕上げればすぐに食事にできるので、カロリーを抑えることができます。野菜をしっかりと食べればおなかの持ちもよく、次の食事までの間食もおさえることができますし、便秘解消にも役立つかもしれません。

もちろんダイエットに向いたレシピで、高タンパク低カロリーにすることが重要です。葉もの野菜やもやし、きのこ、海藻類を多く使い、タンパク質は脂身の少ない部位を使うメニューを用意しましょう。

作り置きの保存は家事を楽にする冷凍で!

冷凍保存で朝のお弁当も手間いらず

子どもやパパ、ママ自身も日々お弁当が必要なら、朝はきっと大変なことでしょう。市販の冷凍おかずが活躍することも多いと思います。

作り置きのおかずをお弁当用のサイズにあらかじめ取り分け、冷凍しておくと忙しい朝にとても便利です。ポイントは、紙カップなどに1回分ずつ分けて入れておくこと。詰める前に、食中毒予防のために再加熱してからお弁当箱に詰めますので、電子レンジには不向きなアルミ箔のカップは避けた方がよいですね。

冷凍のおかずは、そのつど少量作るのには向かないひじきの煮物、ニンジンの炒め物や青菜のお浸しなどが彩りも美しく、品数が増やせてよいですね。

そのほか、ひとくちとんかつやから揚げ、海老フライなどは衣までつけて冷凍しておくと便利です。

冷凍保存は離乳食にもぴったり

1食分がとても少ない離乳食。毎回作るとなると手間ですよね。赤ちゃんが眠っている少しの時間で作ろうにも、そんな時間が取れないこともあります。

そんなときにも作り置きは大活躍。大人用のメニューのなかから、味付け前の料理をあらかじめ赤ちゃんの食べるだけ取り分けて冷凍しておきます。このとき、製氷皿を利用すると1回分ずつ取り出せて便利です。いろいろな容量のものがありますので、赤ちゃんの月齢に合わせて用意しましょう。水分の少ないものは、ラップに薄く伸ばして冷凍し、そのつど折って使うとよいですね。

解凍・再加熱すると若干味が変わることもありますので、味付けは最終に。また、大人よりも胃腸の弱い赤ちゃんです。くれぐれも食中毒にはならないよう、清潔にして作りましょう。

冷凍に向いてない食材には注意

作り置きはいいことずくめのようですが、やはり食材によって向き不向きがあります。

・ジャガイモ 
茹でたものを冷凍し、解凍するととても食感が悪くなります。潰したものなら冷凍できるのですが、食中毒の危険がぐっと増します。取扱いには十分注意してくださいね。

・レタス、キャベツなど生食用の葉物野菜
冷凍することにより、生の薄い葉は冷凍焼けを起こし解凍後溶けたようになってしまいます。

・こんにゃく、豆腐、たけのこ
冷凍することはできますが食感が変わります。それぞれ凍結することにより、内部の繊維質が固くなり、高野豆腐のようにスポンジ状になります。

どんな食材にしても、ラップでぴっちりと包み、空気の層ができないようにすることがポイントです。

作り置きのコツと注意したほうがよいこと

使う容器はあらかじめ消毒

作ってから何日かかけて食べる作り置き料理、人間においしいものは雑菌にもおいしいものです。作り置きの保存容器はテーブルに出せるお皿でも、プラスチックやホーロー、ガラスの保存容器でも大丈夫ですが、あらかじめ殺菌をしておきましょう。

煮沸という方法もありますが、消毒用アルコールで食品にかかっても大丈夫な物が便利です。容器に噴霧したら、あとは蒸発するのを待つだけです。ほんの数分で乾きますので、手間もないですね。

ただし消毒用アルコールを使用する際、容器表面とアルコールの間に水分があると、それが皮膜となり、表面に殺菌効果をもたらすことができなくなります。除菌の前には面倒でも清潔な布巾でしっかりと水気をふきとりましょう。
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