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お彼岸スイーツをおうちで作ろう!電子レンジで簡単おはぎ

お彼岸スイーツをおうちで作ろう!電子レンジで簡単おはぎ

お彼岸は、春と秋、1年に2回あります。それぞれ、春分の日、秋分の日を中心に前後3日、計7日間を指しています。春分の日、秋分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈んでいくことから、極楽浄土とこの世が最も近くなる日だと考えられるようになったということです。

そのため、お墓参りをしてご先祖様を供養するとともに、自らもいずれは極楽浄土にたどりつくことができるのでは、という考えになったのです。お墓参りという行事は仏教とともにインドから入ってきたのではなく、日本で平安時代頃に生まれた、独自の習慣なのです。

もちろん仏教をもとに生まれた発想ではありますが、他の仏教国には見られない風習というところが面白いですね。

おはぎとぼたもち、なぜお彼岸に食べるの?

春と秋のお彼岸を中心に店頭にのぼるおはぎとぼたもちの違い、ご存じですか?見た目はそっくりですよね。

基本的には、どちらもごはんをつぶして丸め、甘いあんで包んだものです。

この呼び名は、一般的には春のお彼岸か秋のお彼岸かで分けられています。春には美しいボタンの花が咲きほころびます。この花になぞらえて、「ぼたもち」と呼ばれるようになりました。

一方、秋には秋の七草のひとつにも数えられる萩の花が咲きます。小さくて濃いピンクの花を小豆に見立てて、「おはぎ」と呼ぶようになりました。

ただし、これは日本全国統一ではなく、すべてをぼたもちと呼ぶ地方、つぶあんとこしあんで呼び分ける地方など、様々です。

爽やかな季節に、おはぎを持って出かけよう

春や秋のお彼岸のころは過ごしやすい気候ですね。一生懸命つくったおはぎは、気持ちよい青空のもとで食べてみたいですね。でも、ここで注意が必要なのが食中毒です。

炊いたごはんをつぶすとき、丸めるとき、食中毒菌が混入するタイミングは様々です。作り始める前にしっかりと手洗いし、清潔な器具を用いて作りましょう。

外出時のおやつやお持たせなどで持っていくものを作るときは特に慎重に、できればビニール手袋やラップを使用して、できるだけ直接触れることなく作りましょう。持ち歩く時は念のため保冷材を添えて保冷バックに入れておくと安心です。

楽しく作ったおはぎで食中毒などにならないように、ポイントは押さえておきましょう。

まとめ

おはぎを作る時に使う小豆ともち米の薬効はご存じですか?

小豆にはデトックス作用があり、便秘気味の方やむくみが気になる方にとても向いています。ただし、砂糖には水分を引きとめる力があるので、むくみが気になる方は甘さ控えめのものを選ぶとよいでしょう。

一方、もち米には体を温め、疲労回復、下痢止めに効果的です。普段お腹がゆるくなりがちな方には、レシピのもち米の割合を増やすとよいですよ。

残暑で体に熱がこもっている時には、体を温めも冷やしもしない、うるち米のみを使うのがおすすめです。

食材にはさまざまな薬効があります。季節に応じた食材を選び、行事を楽しむことを子どもたちにも知ってもらえるとよいですね。
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