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子どもと作るお月見ごはん!消化によい卵豆腐を使った満月のお吸い物

子どもと作るお月見ごはん!消化によい卵豆腐を使った満月のお吸い物

基本を覚えて楽しむ!卵豆腐アレンジ

具材を入れると温かい茶碗蒸しに

今回ご紹介した卵豆腐は、そのまま茶碗蒸しとして作ってもおいしく召し上がっていただけます。耐熱性があり、電子レンジにかけられる器に卵液を入れて、お好みで海老や焼きアナゴ、かまぼこにシイタケ、銀杏も良いですね。

小さな子どもにはあらかじめ下茹でしておいた鶏肉やヤングコーン、ソーセージ、ブロッコリーを入れても、彩り良く楽しんで食べることができそうです。

なお、器から出して椀に盛る必要のない茶碗蒸しなので、固まる寸前!といった柔らかいものがお好みの方は、出汁を卵3個に対して出汁を450ccくらいまで増やすことができます。

材料を少し変えるだけでプリンだってできちゃう!

卵豆腐に似たスイーツといえば、そう、みんな大好きなプリン!プリンも、出汁を牛乳と砂糖に変更すれば作ることができるんですよ。

材料(150ccのプリンカップ4個分)

≪プリン液≫

・卵・・・3個
・牛乳・・・270cc
・砂糖・・・70g
・バニラエッセンス・・・少々

≪カラメル≫

・砂糖・・・40g
・水・・・ 大さじ2+大さじ2

作り方

≪プリン液≫の材料を混ぜて卵豆腐同様に、電子レンジで加熱します。
≪カラメル≫の作り方
①小鍋に水大さじ2、砂糖を入れ、弱火で加熱し、好みの色になったら火から下ろします。
②一呼吸置いてから水大さじ1を加えて固まったカラメルを溶かします。
④プリンにかけて出来上がり!

お月見とは?どんな風習か知っていますか?

古来より親しまれてきたお月見の由来と意味

十五夜を楽しむようになったのは平安時代。中国より伝わった風習を貴族の方たちが日本流に楽しんだのが始まりで、音楽を奏で、宴会を楽しんだということです。

その後、江戸時代になると、月見は庶民にも広まりました。十五夜には里芋を供えることもあり、芋名月とも言います。稲刈りのころなので、収穫祭のような意味合いもあったのかもしれませんね。

日本では、太陰暦といい、日々形を変えつつ満天の星空に光り輝く大きな月を、暦の基準とし、農作業の目安として利用していまいした。月は生活と切っても切れないものだったのですね。

正統派お月見の楽しみ方

お月見は「十五夜だけ」を楽しむのではなく、前後の月も祝い、楽しみます。

・十三夜(じゅうさんや) 十五夜の前日・前々日の月
 栗や豆を供えることから、栗名月、豆名月とも言います。
・十六夜(いざよい、またはじゅうろくや)十五夜の翌日の月

十三夜と違い、十六夜は一般的には特別なお供えものはしないということです。

十三夜と十五夜を見ることが大切で、全てを見ることができると縁起が良いといわれる一方、十三夜を祝わず、十五夜のみを祝い楽しむことを「片月見」と呼び、縁起が悪いものとして嫌われていました。

まとめ

たとえ日本にいなくても、空気が澄み渡っている夜に見る満月は美しいもの。完璧にこなす必要はないですが、このような伝統がある、ということを子どもたちに伝え楽しむことはとてもよいことです。

他の行事と同じ様に、月見にも地方ごとの楽しみ方があることと思います。パパとママの出身地が違う方はおじいちゃんやおばあちゃんに訊ねてみたり、違いを話し合ってみたりすると新たな発見があるかもしれませんね。

時には昔の人たちが月を見て思ったことに思いをはせて、日本の伝統行事であるお月見を楽しんでみませんか?
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