赤ちゃんと暮らすアパートでの防音対策は?騒音トラブルを防ぐ方法
これから始まる赤ちゃんとの生活は、すべてが初めてのことだらけです。知らなかったことや、気づかなかったこと、赤ちゃんをとおしてママは学んでいきます。騒音もその一つです。赤ちゃんの声や赤ちゃんとの生活音は、ママも周りも気になりますよね。騒音トラブルにならないように、一緒に学んでいきましょう。
ママも簡単にできるアパートでの防音対策
床に防音マットを敷きつめる
赤ちゃんがおもちゃをつかんで床になげたり、ハイハイを始めて動き出したりすると、かなり大きな音が出ます。階下の住人の方に音が伝わっていないか、心配になりますよね。そんなときは、床に防音マットを敷いてみてはいかがですか?
防音マットはホームセンターや、赤ちゃん用品店などで購入することができます。30cm角のタイプを組み合わせて使ったり、ラグマットのように敷くだけだったり、様々なタイプがあるのでお部屋のサイズに合う物を選びましょう。防音性を高めたいときは、厚さが2cm以上の物がおすすめですよ。
隣接している部屋の壁に吸音パネルを貼る
アパートでの音の伝わり方は、壁や天井に振動となって伝わっていきます。この振動が隣接するお部屋に伝わってしまうと、騒音問題として発生するのです。
吸音パネルは音の振動を吸収してくれる働きがあり、赤ちゃんの泣き声を防ぐにはぴったりですよ。
取り付け方はとても簡単です。虫ピンを使うタイプが多く、壁につけた穴が目立ちづらいという利点があります。これなら賃貸のアパートでも、安心して取り付けることができますね。
窓から漏れる音は防音カーテンで対策
赤ちゃんと生活するお部屋に窓がある場合は、防音カーテンをつけて音が漏れないように対策しましょう。
防音カーテンは通常のカーテンよりも厚みがあり、特殊な加工が施されています。音の吸収率が高く、お部屋の騒音を、外に漏らさないようにできています。
注意しなければならないのは、窓の長さに対して隙間ができないように作る必要がある、ということです。隙間があってはそこから音が漏れてしまいます。通常の窓なら少し長めに、掃き出し窓なら床にぴったりとつくように、作りましょう。
防音対策をしっかりとって、ゆっくり赤ちゃんのお世話ができるとよいですね。
赤ちゃんを泣きやませるコツを見つけよう
赤ちゃんが泣く原因を見つけて対処しよう
赤ちゃんが泣く原因を知り、あらかじめ対処しておくと、騒音トラブルの心配が少なくなりますよ。
赤ちゃんが泣く理由として、
・お腹が空いた
・おむつが汚れて気持ち悪い
・抱っこしてほしい
・眠い
という四つの理由がまず初めにあげられます。赤ちゃんが泣いた場合は、この四つを頭にいれておき、対処しましょう。
それでも泣きやまない場合は、暑がっていないか、痛がっていないか、赤ちゃんの様子を確認してみましょう。
赤ちゃんの好きな音で気をそらす
胎内音は、スーパーなどのビニール袋を使って表現することができます。方法は簡単で、ビニール袋を赤ちゃんのそばでくしゃくしゃするだけです。このときに鳴る音が、胎内音に似ているといわれています。
ドライヤーや換気扇の音も、赤ちゃんの好きな音です。赤ちゃんを抱っこして換気扇のそばに行ったり、風が当たらないようにして、ドライヤーの音を聴かせたりしてみてください。
ママの胎内音を覚えているなんて、とても神秘的ですよね。
泣きやみグッズを使ってみよう
・おしゃぶり
赤ちゃんは口寂しくて、泣き続けるときがあります。ママの授乳がつらい場合もありますので、おしゃぶりをくわえさせて、安心させましょう。
・音の出る絵本
オルゴールの音や、動物の鳴き声、たいこの音など、ボタンを押すだけで鳴るのでさっと使えます。小さめの音で赤ちゃんに聴かせましょう。
・携帯の泣きやみアプリ
ほとんどのアプリが無料で使える物なので、ママの携帯に入れておくと安心ですよ。赤ちゃんの好きな胎内音や、ねんねのときに使える曲が入っているので、重宝します。
どれも簡単に使うことができるので、ママの負担を減らすためにも取り入れてみてくださいね。
アパートでの騒音トラブルを防ぐ方法
赤ちゃんが生まれたら挨拶をしに行こう
住人の中には、赤ちゃんの泣き声や騒音が苦手な人がいるかもしれません。お部屋の防音対策は完璧でも、もし漏れてしまう泣き声があった場合、騒音トラブルに発展する可能性があります。
それを未然に防ぐために、住人に「赤ちゃんの泣き声で、ご迷惑をおかけするかもしれません」と、赤ちゃんがいることを伝えておきましょう。挨拶をされた側の住人は、悪い気はしないので、ママによい印象を持ってくれるかもしれません。
心理的な対処をしておくことで、騒音トラブルを回避できる可能性は、ぐんと上がりますよ。