トイレの黒ずみを除去しよう!上手にできる掃除方法や予防方法を紹介
掃除をしてもなかなか落ちないトイレの黒ずみに悩んでいるママもいることでしょう。そこで今回は、トイレの黒ずみの原因や掃除方法、頑固なトイレの黒ずみにも有効な掃除アイテム、トイレの黒ずみを予防する方法などについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
トイレの黒ずみの原因や掃除方法について
黒ずみは汚れにカビや雑菌が繁殖してできる
家族がトイレを使う度に尿に含まれるタンパク質が固まって尿石となり、トイレ内にこびりつきます。これが黄ばみなのですが、ここにカビや雑菌が繁殖すると黒い汚れとなるのです。
つまり、毎日こまめにトイレ内の尿による汚れをきれいに取り除いていれば黒ずみはほとんどできませんが、少しでもトイレ掃除の手を抜いてしまうと黒ずみができてしまうというわけです。
ただ、忙しいママの場合、毎日きれいにトイレ掃除をするのが難しい日もありますよね。
トイレの黒ずみを除去する正しい掃除方法
まず、トイレの内部に溜まっている水を取り除きます。灯油用のポンプを使ったり、雑巾を入れて絞ったりするとよいでしょう。
水分がなくなったら、汚れに直接トイレ用洗剤をかけます。汚れが軽いようであれば、洗剤をかけた後に少しブラシでこすり、液体が汚れに馴染むまでしばらく放置します。それから再びブラシでこすってから流すと、きれいになりますよ。
汚れが酷い場合は、汚れの上にトイレットペーパーを乗せ、そこに洗剤を染み込ませてパックします。そして30~60分放置した後、一度水を流してからブラシでこすります。
トイレ掃除の専門業者に依頼する手段も
トイレ掃除で疲れ果て、ほかの家事が溜まってしまっては意味がありません。場所が場所だけに、掃除をするのが苦手というママもいるはずです。こんなときは月に1回など定期的に専門業者に掃除してもらうのが一番ですよ。
業者にもよりますが、1回5,000円前後でやってもらうことができます。インターネットで口コミを確認し、気になる業者がないか探してみましょう。業者によってはそのままメールで質問をしたり、オンラインで予約ができたりするところもあります。
頑固なトイレの黒ずみに頼れる掃除アイテム
便器をピカピカにする「陶器研磨パッド」
頑固な汚れを削って落とすことができる「陶器用の研磨パッド」を使ってみるのも一案です。
少し前までは業務用のものしか手に入りませんでしたが、最近では一般家庭向けに数枚セットのものも流通しています。近くのホームセンターで見つからない場合は、通販サイトで探してみてくださいね。
陶器用の研磨パッドを使えば、こびりついた汚れをきれいに削り落とすことができますよ。しかしあまり強くこすりすぎると便器を傷めてしまう可能性もあるので、必要以上に強くこすりすぎないように注意しましょう。
いざというときのためにストックしておくと安心ですね。
お手上げな汚れにも効く「塩素系の洗剤」
塩素系の洗剤であれば、黒ずみの原因であるカビや雑菌、タンパク質からなる汚れもしっかりと分解して溶かしてくれますよ。除菌力に優れているので、定期的に塩素系の洗剤で掃除をしておくとトイレを清潔に保つことができます。
使い方としては、塩素系の洗剤を直接汚れにかけ、数分放置してから流すだけです。簡単に掃除をすることができるので、トイレ掃除に時間がかけられないママにも便利なアイテムです。
ただ、酸性の洗剤と混ざると化学反応を起こし、有毒ガスが発生することがあるので注意しましょう。
タンクに入れてカビや雑菌を防ぐ「重曹」
寝る前にトイレのタンクの中にカップ1杯分の重曹を入れてみましょう。そのまま一晩置いておくと、タンクの中をきれいにすることができますよ。タンク内のしつこい汚れが気になる場合は、毎晩入れ続けていると、1週間前後で効果が感じられるはずなので試してみてくださいね。
重曹は環境にも優しいので、何度トイレに流しても安心ですし、人体にも影響がないので、小さな子どもがいる家庭でも安心して使うことができます。
トイレ掃除にも便利な重曹を自宅にストックしておくと、色々な場面で活躍するので便利ですよ。
トイレの黒ずみを予防する方法とは
子どもやパパの飛び散り尿をこまめに掃除
毎日子どもやパパがトイレを使った後に残る飛び散り尿をこまめに掃除するようにしたいですね。もし、パパや子どもが立っておしっこをする場合は、少しでも飛び散り尿を減らすように、座ってしてもらえないかお願いしてみるのも効果的です。
掃除するときは、便座の裏側や便器のふちの表と裏を重点的に拭くようにしましょう。壁や床などにも目に見えない尿の飛沫がついている可能性があるので気をつけたいですね。
ついでにトイレ内のスリッパの裏側も拭いておくと臭い対策にもなります。