子どもとマンション暮らし。マンションで子育てするメリットや注意点
「子育てをするなら、戸建てか?マンションか?」マイホームを検討しはじめるときに、どの家庭でも悩むポイントですよね。マンション住まいで子育てをするとどのようなメリットがあるのか、またどんなことに注意すべきなのかをご紹介していきたいと思います。
環境面でのマンション住まいのメリット
病院やスーパーなど生活施設が充実
駅近くのマンションであれば、通勤や通学に便利であるだけでなく、駅の周りにあるスーパーや病院などにも行きやすいです。大型のマンションであれば、マンションにスーパーが併設されていたり、居住者優先の保育施設を設けていることもあったりするので大変便利です。
徒歩圏内でたいていの用事を済ませることができるということは、仕事と育児を両立するうえでうれしい環境ですよね。立地条件がよく生活施設が充実しているという点は住まいを検討するときに重要なポイントとなるのではないでしょうか。
同じ子育て世代の家庭と交流できる
マンション近くの公園や敷地内のキッズスペースなどで、同じ年頃の子どもをもつママ同士が交流し、情報交換をすることができます。親同士が仲良くなり、家族ぐるみで付き合うこともよくあります。
核家族化が進み、実家や親類からの手助けが期待できない中で子育てをしていく場合には、困ったときに助け合える関係があるのは大変心強いですよね。
マンションによっては、自治会や子供会の行事など、子育て世帯向けのイベントが開催され、さらに交流を深める工夫がされている場合もありますよ。
虫が少なく風通しや日当たりが良い
夏は窓を開ければ風が吹き抜けるので涼しく、冬は鉄筋造りのため気密性が高いので暖かいのです。エアコンなどの光熱費の節約も可能です。
戸建ての場合、庭で花や野菜を育て、自然と触れ合いながら生活できるのが魅力的だとされていますが、庭があれば虫も発生しますし、草刈りや剪定などの定期的な手入れが必要です。マンションの場合は、ベランダで簡易なガーデニングしかできませんが、手入れの労力は少なくて済みます。
マンションは全体的に乾燥しやすいため、戸建てに比べて虫が発生しにくいので、虫が苦手な方にはうれしいですよね。
育児においてのマンション住まいのメリット
子どもに同年代の友達ができる
同年代の子どもをもつ世帯同士が入居するため、共有スペースなどで交流が生まれます。同じ遊具や場所で遊ぶことを通して、子どもたちは遊びのルールや友達との関わり方を学び、人間関係を築く基礎を知ることができるのです。
小さいうちは雨の日に遊ばせる場所に困り、家に引きこもりがちになりやすいのですが、共有スペースに遊び場があると雨の日でも友達と遊べるので親子共にリフレッシュすることができますよ。
登下校も一緒にできるので防犯面でも安心ですね。学校の出欠や連絡帳のやりとりも、同じマンション内に友達がいればやりやすいですよ。
セキュリティがしっかりしていて安心できる
管理人やコンシェルジュが常駐していたり、在宅していなくても荷物が受け取れる宅配ボックスがあったりと、厳重なセキュリティはマンション住まいのメリットです。マンションによっては、24時間体制のサポートサービス、セコムなどのホームセキュリティサービス、AEDの設備などもあります。
ワンフロアで目が行き届きやすいこと、バリアフリーで段差や階段がないことなど安全への配慮も、小さい子どもがいる家庭にとっては子育てしやすいポイントですよね。
専用の託児所やキッズルームがあり便利
雨の日に小さい子どもが遊べる場所があると便利ですし、子ども同士のつながりができると、ママも情報交換ができて、コミュニティが広がります。室内で音を気にせず伸び伸び遊ばせたり、誕生日会やママ友ランチ会などのイベントをしたりすることにも使えますよ。
大規模なマンションでは、無料の託児所や保育園が設けられている場合もあり、小さい子どもがいる子育て世帯にとってはありがたいですね。
赤ちゃんと暮らすマンションの間取り。選ぶ時の注意点などをご紹介 - teniteo[テニテオ]
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