家でもできる子どものヘアカット。切り方のコツや男の子に人気の髪型
子どものヘアカットはひと苦労ですね。美容院に行くと5分もじっと座っていられなかったり、ときには嫌で大泣きしてしまったり。美容師さんや周りのお客さんに気を使いっ放しです。「できれば家で子どもの髪を切りたい」と思っているママも多いでしょう。そんなママに、お家でできるセルフカットのコツをお伝えします!
お家でセルフカット!準備するものと注意点
セルフカットに必要な道具
- はさみ(普通の髪切りばさみ、すきばさみ)
- くし
- ヘアーエプロンなど
くしは目が細かいものの方が、髪を逃さずまっすぐに伸ばしてくれるので使いやすいですよ。
ヘアーエプロンは、カットして落ちる髪から子どもを守ってくれます。細かい髪は体にくっつくとチクチクして不快なので、嫌で動いてしまう子どもも多いのです。ヘアーエプロンがなければ、大きなゴミ袋に穴を開けて頭を出せば代用できますよ。
じっとしてもらうために用意しておくもの
じっとさせるコツは、子どもを飽きさせないことです。ママが髪を切りながら「切ったらかっこよくなるよー」「耳の周り切ってるからね」など実況中継しながら常に話しかけると、今自分に何が起こっているのか分かりますし、我慢しやすいようです。大きな鏡を前において、カットの様子を見せたり、鏡の中の子どもに向かって話しかけたりするのもいいですよ。
最も簡単で効果的なのがアニメです。髪を切っているのを忘れて夢中に見入ってくれますので、さっさとカットできます。もしパパが家にいるなら、子どもの相手はパパに任せてしまうのもいいですね。
髪の毛がつかないようにあると便利なもの
上に書いたヘアーエプロンは、周りがポケットになっていて、カットした髪がそこに入っていくので便利ですね。
首の周りに髪がついて嫌がる子には、ネックシャッターという便利な製品も販売されています。ヘアーエプロンの上に、更に首の周りに巻いて使うものですが、よりぴったり首に密着するように作られているので、髪が中に入りにくいのです。
顔につく髪は、チークブラシがあると払いのけることができます。肌触りがいいので子どもはチークブラシが好きみたいですよ。ガーゼハンカチやタオルで軽く拭くようにしても払いのけることができます。
初心者さんでも大丈夫!カットのコツ
きれいに切るためのブロッキング
そして髪を分けてクリップで留める作業、ブロッキングをします。たくさん切る部分とそうでない部分など、髪型に合わせてブロッキングしてみます。ブロッキングで髪を上にまとめると、邪魔にならず下の髪が切りやすいですよ。
そして一気にたくさん切るのではなく、ブロッキングしたパートごとに下から少しずつカットします。初めてのママは特に、少しずつ切って切り具合をみましょうね。
カットしながら時々後ろに下がって、全体のバランスをみましょう。左右対称になっているか、重くなりすぎている部分はないかなど、全体をみればどこを切ればいいのかわかりますよ。
ぱっつんヘアにならないためのすきばさみ
前髪の場合は、したい長さに普通のはさみでカットした後、その上2センチくらいをすきばさみでカットします。髪がすかれて、自然な仕上がりになりますよ。
髪が重くなりやすい後頭部や耳の後ろあたりの髪は、すきばさみでカットすれば簡単に軽くできます。少し長めの髪なら、ざくざく適当に切るよりも、髪先のほうで1回、少し頭に近い方にずらしてもう1回カットすれば、よりきれいな仕上がりになります。
最後の仕上げに、カットラインがくっきりしていて気になるなら、すきばさみでラインにそってカットすればラインをぼかすことができますよ。
スピーディーに切れるバリカン
頭全体をバリカンでカットすると坊主頭風になります。とてもスッキリした髪型ですが、ツーブロックをしたいママには、下のブロックだけをバリカンで、上のブロックはすきばさみでカットするのがいいでしょう。
バリカンを使うと一気にたくさんの髪をカットしてしまうので、初心者のママにはちょっと注意が必要です。最初はアタッチメントを長めにセットして、短く切りすぎないようにしましょう。様子をみて、もっと短くしたいなら、アタッチメントを短かめにセットしなおして、再度カットすればいいです。最初から短めにセットしてしまうと、後戻りできませんので気をつけましょうね。