両親や義両親との同居はストレス?ポイントを知って穏やかに過ごそう
親世帯との同居はメリットがある反面、デメリットもあります。一度こじれてしまうとなかなか元の関係に戻ることは難しく、相手の嫌な部分ばかりが目につくこともあるでしょう。この記事では、親世帯との同居によるメリットやデメリット、ストレスを溜めないための対策についてご紹介します。
両親や義両親との同居によるメリット
手が回らない家事や育児を手伝ってもらえる
同居を選択した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。実際に同居したことがあるママによると「手が回らない家事や育児を手伝ってもらえる」という意見が多くみられました。
子どもが生まれると、ママは子どもを軸にした生活を送ることになりますよね。子どもの年齢が低ければ低いほど手がかかりますし、家事まで手が回らないこともあるでしょう。同居の場合は育児や家事に協力してもらえるケースが多いので、ママの負担が少し減るかもしれませんね。
パパにはできない相談の相手になることも
「同居=デメリットだらけ」というイメージを持たれがちですが、実際はパパにはできない悩みを相談することも可能です。特に育児に関しては一度は経験していますので、ママの心強い味方になるでしょう。
1人目の場合は、ママもパパも分からないことだらけですよね。赤ちゃんの動作一つに悩んだり困ったりすることもあるでしょう。そんなときにパパにはできない悩みを気軽に相談できる相手がいると、ママの不安が解消されるのではないでしょうか。
経済的に負担が少なくなることがある
両親の持ち家で同居する場合は新居を構える必要がなく、土地代や建築費用、維持費などがかかりません。各家庭の方針によりますが、生活費や食費、光熱費を一部負担するケースが多いようです。
新しく二世帯住宅を建てる場合は、両親が持っている家や土地にママ世帯が住宅ローンを組んで立て替えるパターンが多いようです。この場合だとママたちは土地購入をする必要がありませんし、両親も少ない自己資金で家を建てることができるでしょう。
両親や義両親との同居によるデメリット
育児や夫婦関係などに色々と口を出される
夫婦の家庭生活や子どもの教育など、本来は夫婦のみで話し合って決めるべき内容に同居の家族が過干渉してくることも珍しくはありません。同居をしていると「育児は家族みんなでするもの」という意識が強まりますので、つい何か言いたくなるのかもしれませんね。
ママも手探りの状態で育児をしているのに、このように色々口出しされると嫌な気分になってしまいますよね。家族の過干渉は同居がうまくいかない原因の一つだといえるでしょう。
お互いの生活習慣が違うためストレスになる
異なる生活習慣を持つ世帯が同じ家に暮らすとなると、お互いある程度は妥協する必要がありますよね。自分の融通ばかりを通そうとすると、同居はうまくいかないといわれています。かといって相手の生活スタイルに合わせ過ぎていると、息苦しく感じてしまうこともあるでしょう。
同居するまでは仲良くしていても、同居をきっかけに関係がこじれるケースも多いです。うまくいくためには、家族だからと甘え過ぎずお互いを思いやりながら生活する必要があるでしょう。
金銭が原因でトラブルに発展することも
生活費と一口にいっても、食費や光熱費、日用品費などがありますよね。各家庭で自分たち分を負担したり、毎月の固定額を決めて親世帯に渡したりなどの方法があります。ママが毎日全員分の食事を作るので子世帯が食費を管理し、親世帯は光熱費や通信費を負担するという家庭もあるそうですよ。
また同居後に親世帯の住宅ローンや借金が発覚したり、浪費癖があったりすると金銭トラブルになる可能性も高いので注意しましょう。
同居でストレスを溜めないための対策
両親や義両親と話し合ってルールを決める
一緒に住むまでは親世帯と比較的仲良く過ごせていても、同じ家で生活の一部を共有すると今まで見えてこなかった部分に気づく可能性もあります。少しでも気になることがあると、段々嫌な所ばかりが目についてきて関係がこじれるケースも珍しくありませんよ。
同居によるストレスを溜めないようにするために、生活費や住宅ローンなど金銭面や家事の分担、絶対に守ってほしいことなどはできるだけ細かく決めて、家族で共有しておきましょう。