京都で子育てしたいママへ。子育てしやすい街やお出掛けスポット
いつかは京都で暮らしたい、パパの転勤などの理由で京都に住むことになったら、ママとしては子育て環境はどうなのか、子育て家庭へのサポートはあるのかなどが気になりますよね。今回は、子育て家庭におすすめのエリアや近場にある子どもとのお出かけスポットなどをご紹介します。
京都市内は子育てはしやすい?
京都市の治安や交通の便について
京都市内の移動で一番利用することが多い京都市営バスでは、京都市内中心部の運賃が大人230円、子ども120円と決められていますので、どこからどこまで乗っても同じ料金でバスに乗ることができて便利です。
ほかにも、「100円循環バス」があり、12カ所の100円循環バス専用の停留所ならどこで降りても、大人も子どもも100円で乗ることができますし、10分間隔で運行されています。
京都市の四条川原町周辺は騒がしい感じがしますが、少し離れた北側のエリアは治安がよいといわれています。
京都市の保育園や待機児童について
実際には、場所や保育内容、などの理由で、希望の保育園に入ることができていない潜在的な待機児童はゼロではありません。しかし、共働き家庭は増えていて今後も保育園を希望する保護者が多いことから、さらに待機児童の受け入れ枠の拡大を進めていますので入りやすくなっています。
また、ほとんどの私立幼稚園で預かり保育を実施していますので、働くママの家庭でも幼稚園を選択肢に入れることができます。
京都市の子育て支援について
たとえば、妊婦支援として妊娠後の定期健診14回分と追加健診を公費で受診することができる券を貰うことができます。出産後も、保健師や助産師から育児に必要な保育指導を受けられたり、育児不安を感じているママのために有料で家事や育児の援助を行うヘルパーを派遣してくれたりします。
ほかにも、中学校を卒業するまでの児童に児童手当(月額10,000円~15,000円)が支給されたり、子ども医療費支給制度により、1医療機関あたりの自己負担額が1カ月200円で受診することができます。
京都府で子育てしやすいエリアは?
世界遺産と暮らす【宇治市】
さらに、少し足を伸ばせば、あじさいの名所として有名な三室戸寺にいくことができます。観光客で歩きづらいということもありませんので、子どもと一緒に散策したり家族みんなでハイキングしたりするのにおすすめです。
宇治には、近鉄と京阪、JRなど3つの電車が通っていますので、大阪や京都市内へいくのも1時間もかからず生活しやすいエリアになっています。
子育て支援が手厚い【南丹市】
子育てのための経済的支援は、児童手当のほかにも、次代を担う子どもの健全な育成を目的とした「子育て手当」を、5歳未満の子どもを対象に、第1子は月額2,000円、第2子は月額3,000円、第3子以降は5,000円が支給されます。
ほかにも、出産時のお祝い金として「子宝祝金」5万円や、子どもが入学するときのお祝い金として「入学祝金」を、小学校入学時は3万円、中学校入学時は4万円支給してくれます。
子育て支援では、親子で気軽に集まることができる「子育てすこやかセンター」が開放されていて、交流を深める場として人気です。
アクセスの良さが魅力の【長岡京市】
阪急長岡天神駅やJR長岡京駅周辺には、阪急バスと京都市バスなどが運行していますので、近距離の移動やJRから阪急の乗り換えにもスムーズで快適に生活することができます。
また、大山崎JCTとICにも近いので車での家族旅行に便利ですよ。名神高速道路や京滋バイパス、第二京阪道路などを利用して東西南北のどの方向への移動も早いです。
はじめての子育てでも、保健師や助産師、栄養士などの専門職のチームである子育てコンシェルジュが、電話や自宅で相談にのってくれますので心強いです。