小学校入学前にやるべきことを知ろう!予防接種や検診、勉強について
年長になったらランドセルの話題をしていませんか?ランドセルを選ぶのは楽しいけれど、小学校はどんなところかドキドキしますよね。小学校生活がスムーズに過ごせるためにも、入学前にやるべきことをしておきましょう。小学校入学前に必要な予防接種、入学前検診、どんな勉強をしたらいいのかをまとめてみました。
忘れないで!小学校入学前の予防接種
年長の間しか打てない【MRワクチン】
小学校に入学する前に、予防接種の打ち忘れがないか確認してみましょう。年長さんは「MRワクチンの2回目」は打ちましたか?
このワクチンは小学校に入学する前の1年間しか打てません。もし、この時期に打ち忘れてしまった場合、実費でワクチンを打つことになります。約1万円もしますので、忘れたくないですよね。
麻しんはかかると重症化しますから、親としては気を付けたいものです。日本脳炎ワクチンの3回目も間が空きますので、忘れないようにしてくださいね。
母子手帳で確認しよう【定期接種ワクチン】
母子手帳を確認して、予防接種で受け忘れているものがあれば受けましょう。受けるのを忘れている間に病気にかかって重症化する危険性もありますし、長期間小学校を休まなくてはいけなくなっては大変です。
定期予防接種のほかにも、任意接種ワクチンの予防接種もありますから、スケジュールを立ててみましょう。スケジュールを立てるのが難しければ、病院に相談したらスケジュール案を教えてくれますよ。
慎重に考えたい【任意接種ワクチン】
任意ワクチンは、B型肝炎とロタウイルス、おたふくかぜ、インフルエンザの4種類があります。住んでいる自治体によって任意ワクチンにも補助が出ることがありますので、調べてみましょう。
任意ワクチンの病気は、定期ワクチンの病気とかかる率はあまり変わりなく、かかったときの危険性は無視できるものではありませんので、接種することをおすすめする医師も多いようです。入学する前に一度、任意ワクチンをどうするか夫婦で相談してみてはどうでしょうか。
小学校入学前に行われる就学時検診って何?
就学時検診には知能検診と健診があります
細かな内容は各小学校で違ってきますが、知能検診と健診を行うところがほとんどです。この内容で支援が必要な子がどれほどいるのか、クラス編成はどうするのか決めるようです。
知能検診では、知能や言語の発達状態を調べることになります。健診では、身長や体重、歯科、耳鼻科、内科などの身体的健康状態を調べます。
就学時検診は親から離れて子どもだけで受けることになりますので、「終わるまで待ってるから大丈夫だよ」と安心させてあげてくださいね。緊張して就学時検診がスムーズにできないと困りますから。
気になる知能検診、どんなことをするの?
精神発達は名前や性別を理解しているのか、先生の指示が理解できているのかをみます。言語は、言葉を理解しているのか、正しく発音するのかなどをみることになります。
こうした検査中の子どもの様子をみながら、情緒の様子をみるのです。小学校で学ぶために、特別に援助が必要な子がいるのか、配慮する必要がある子がいるのかをみている検査ともいえます。
各小学校で違ってくることもありますので、どうしても心配で事前に内容を知りたい人は、同じ小学校に通っている年上の子にきいてみるのも一つですね。
就学時検診を受けるための服装や注意点
当日は内科の健診もありますので、脱ぎ着しやすい洋服を着ていきましょう。耳鼻科健診のために耳掃除もしておきましょうね。
子どもが健診している間に親は別室で学校の話や事前準備で必要なものの説明をきくことになります。個別相談の時間もありますので、事前に学校に伝えたいことがある場合はこの時間に伝えましょう。
アレルギーがある子や、持病のある子などは、このときに小学校に話しておくと事前に対応策を考えてもらえます。安心して入学するために有効にこの時間を使いましょう。
小学校入学前にやっておきたい勉強とやり方
平仮名や数字の読み書き、どの程度必要?
しかし、自分の名前が書いた席についたり、下駄箱に靴を入れたりしますので、自分の名前は読めた方がよさそうです。プリントに自分の名前を書くようにいわれることもありますから、自分の名前ぐらいは見本をみなくても書けた方がよいかもしれませんね。
数字は100まで数えられるのが理想ですが、クラスの人数程度は数えられるようになっているとよいですね。先生に「前から何番目に並んで」といわれてもすぐに対応できますので。