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赤ちゃんの濃い産毛。産毛の疑問や病気との関係について

赤ちゃんの濃い産毛。産毛の疑問や病気との関係について

誕生したばかりのわが子を見て、その産毛の濃さにびっくりしたというママやパパもいるでしょう。このまま産毛が濃いままなのか、なにか病気なのではと思うかもしれません。そこで今回は、産毛が濃いのはいつまでなのか、産毛の疑問と病気との関係についてご紹介します。

産毛が濃いのはいつまで?処理方法はある?

毛深くても大丈夫!産毛が赤ちゃんを守る

赤ちゃんの肌は、つるつるとしていて美肌の代表のように思われていますが、実際生まれたばかりの赤ちゃんの肌には産毛がたくさん生えていることも珍しくありません。

この産毛は、ママのお腹の中にいた時の名残である胎毛なので心配はいりません。

胎毛は、赤ちゃんがママの体内にいた際に生えていた毛で、胎児の肌を守るためについていた胎脂の直接的刺激から皮膚を保護する役割があります。さらにこの胎毛は、胎脂が胎児の肌から逃げてしまわないよう、赤ちゃんの肌を胎脂でラップのように包むために絡み取る役割もしています。

一般的に、胎毛は妊娠後期になり胎児の肌が丈夫になってくると薄くなってきますが、個人差があるため、生まれた時にそれが産毛となって残っていることも多々あります。

いつまで濃いままなの?

理由がわかっても、いつまで濃いのか気になるママも多いと思います。特に女の子の場合は、このまま体毛の濃い子になってしまうのかちょっと不安ですよね。

個人差があるのでおよその目安になりますが、大体4~6ヵ月頃には産毛は抜け落ちてくると言われています。産毛はとても弱い毛なので、抱っこひもと擦れたり、寝ている時の寝具や肌着との摩擦で抜けることもあります。

赤ちゃん用の枕を使っている場合、枕の繊維に細い産毛が絡んでいることもありますので、定期的に洗濯しましょう。

産毛は抜けてはまた生えてを繰り返し、やがてそのうち生えてこなくなります。早ければ1歳前後、遅くとも3歳頃には落ち着くと言われているので、心配しすぎないようにしましょう。

剃っても大丈夫?適切な処理方法

いつか抜けると分かっていても、どうしても気になってしまう気持ちはわかります。ママ友も出産後、しばらくは赤ちゃんの顔の産毛をとても気にしていました。

しかし、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、カミソリで剃るのはやめましょう。中には沐浴の際に濡れたガーゼで産毛をこすり落とそうとする人もいるようですが、ちょっとした刺激で肌が荒れてしまうこともあるのでお勧めしません。

毛抜きや除毛クリームも、乳児の肌には刺激が強すぎるので使用は控えましょう。

成長につれ、産毛は必ず薄くなっていくものですので、あまり気にしすぎず、自然に抜け落ちていくのを根気よく待つようにしましょう。特に処理をせず、そっと見守るのがよいでしょう。

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気になる!産毛の疑問や記念に残す方法

両親からの遺伝だとずっと毛深いの?

両親のどちらかが毛深い場合、もしくは祖父母の誰かが毛深い場合、その毛深さが遺伝しないとは限りません。しかし、必ずしも遺伝すると言い切れないのも事実です。

毛の濃さの遺伝は、まだ医学的にもはっきりとは解明されていないのです。どちらにしても、赤ちゃんの間に体毛の濃さを判断するのは時期が早すぎます。

大体小学校に入るぐらいになると、体毛の量も安定してくるので、そのくらいになればその子の毛深さも分かると思います。

もし子どもが毛の濃さを気にするようになっても、まだ子どもの肌は大人のものよりデリケートなので、脱毛処理はお勧めできません。どうしても気にするようなら、専門家に相談してみるとよいでしょう。

赤ちゃんの頃に濃いとそのまま濃くなるの?

赤ちゃんの産毛が濃いと、将来的にも毛深い子になってしまうと思いがちですが、実際、産毛の濃さと大きくなった時の体毛の濃さは必ずしも比例しないと言われています。

赤ちゃんが成長し、幼児、小児と成長していく中で体毛や髪質は変化していきます。乳児の時には産毛が濃かった子も、幼児になれば他の子と同じようにおさまってくる子も大半です。

ママ友の赤ちゃんも、乳児の時は確かに他の子より少し産毛が濃いように見えましたが、四歳になる今、体毛の濃さもすっかり落ち着きました。一時期心配していたママ友も、今は安心しているようです。

このように赤ちゃん時代の産毛の濃さは、必ずしもそのまま続くとは言えないので、あまり気にしすぎず、見守ってゆくようにしましょう。

せっかくだから産毛を記念に残したい!

乳児期にしかないこの産毛を記念に残そうとするママもいるようです。いつか気が付けば、我が子の成長と共になくなってしまう産毛、将来の思い出に残してみてはいかがでしょう。

【ペンダント】
産毛をペンダントに入れて加工することもできます。一見、産毛が入っているとは分からないデザインのものもあります。ママが身に着けても良いですし、子どもが大きくなったらプレゼントしても喜ばれそうです。

【オブジェ】
アクリルプレートの中に産毛を入れて、子どもの名前や誕生日を掘ってもらえば、素敵な記念プレートになります。

【桐の保存箱】
桐箱に入れて保存するのはいかがでしょうか。産毛だけでなく、へその緒と一緒に収納できる桐箱もあるようです。
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