5歳にも反抗期がある?5歳児の成長とママの悩みの解決法
子どもが5歳になり、次第にママのいうことを聞かなくなってきた、困った態度をとることがあると感じているママも多いでしょう。5歳になると心身の成長とともに子どもが困った態度をとることがあります。そこで今回は、5歳の反抗期についてや、食事や生活習慣などにおける様々な悩みの解決策についてご紹介します。
目次
- 5歳の身体の成長と発達の特徴は?
- 男女別、5歳の身長や体重の平均
- 5歳の運動能力やできること
- 5歳の言葉の発達や記憶力
- 5歳児反抗期とは?いつまで続くの?
- 5歳の反抗期はどんな様子?
- 反抗期があるのは良いこと?
- 反抗する子どもへの関わり方・上手な伝え方
- 毎日ママを悩ませる!食事の悩みと解決法
- 好き嫌いや食わず嫌いが多い
- お箸がきちんと持てない・持つことを嫌がる
- 食事中に立ち上がるなどマナーが悪い
- 直しておきたい!生活習慣の悩みと解決法
- 早寝・早起きができない、睡眠時間が短い
- TVやスマホ、ゲームばかりする
- お片付けができない・やらない
- いつまで続く?生活態度の悩みと解決法
- つまらないことでも、すぐ嘘をつく
- 言葉遣いが悪い・下品な言葉を使う
- 挨拶やごめんなさい・ありがとうが言えない
- 仲良くして欲しい!お友達との悩みと解決法
- お友達に優しくできない
- お友達への独占欲が強い
- くだらないことでもお友達に負けると泣く
- 保育園・幼稚園での悩みと解決法
- 園に行きたがらない・登園するときに泣く
- 園ではいい子なのに家に帰ると反抗する
- お泊り保育や運動会など園の行事を嫌がる
- もう小学生!今のうちに身につけたい習慣
- 時計を見て動けるようになろう
- 自分の身支度は自分でできるようになろう
- 字や数字に興味を持てるようになろう
- まとめ
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5歳の身体の成長と発達の特徴は?
男女別、5歳の身長や体重の平均
【男の子の身長・体重】
身長は、5歳0カ月で106.7㎝だったのが、5歳6カ月になると110㎝に伸び、6歳目前の5歳11カ月には112.7cmぐらいにまで伸びます。体重は5歳0~6カ月には18.36㎏であったのが5歳6~11カ月には19.48㎏ぐらいと、緩やかに増加します。
【女の子の身長・体重】
身長は、5歳0カ月で106.2㎝ぐらいで、5歳6カ月になると109.5㎝になり、6歳目前の5歳11カ月には112.2cmぐらいにまで伸びます。体重は5歳0~6カ月には17.92㎏であったのが5歳6~11カ月には18.94㎏と約1㎏ほど増加します。
5歳の運動能力やできること
- 筋肉がしっかりとしてきて動きに躍動感がでてきます。
- 体のバランスをとるのが上手になってきます。
- 片足立ちや片足ではねることができるようになり、スキップも上手にできるようになります。
- 今までは多少怖がっていたはずのブランコを大きくこいだり、ジャングルジムの上までよじ登ってみたりなど、冒険心が盛んになってきます。
5歳の言葉の発達や記憶力
【言葉の面】
自分の言いたいことを自由に言葉で表現できるようになってきます。赤ちゃん言葉もほとんどなくなり、単語の発音もはっきりとしてくるので、大人にも聞き取りやすい会話が可能になります。今までは質問されると、思いつくままに話したい放題だったのが、質問された答えのみきちんと返事ができるようになってきます。
【記憶力】
自宅の住所や電話番号、ママやパパのフルネームなどを覚えることができます。字を覚える子どもも多く、ひらがなで書いてある自分の名前を読めるようになり、早い子では短い文の絵本を読める子もいます。
5歳児反抗期とは?いつまで続くの?
5歳の反抗期はどんな様子?
今までよりも言葉の語彙も増え、口も達者になってきたために思わずむっとしてしまうママも少なくありません。例えば何か注意すると「ママだっていつも〇〇しているくせに!」と反抗してきたり、早く歯を磨きなさいと急かせば「だからいまからするの!」と返事をしてくることもありますよね。
さらにふくれっ面でママを叩いたり、こちらの注意を聞こえなかったふりして無視することもあります。特に男の子はモノを投げたり、叩いたりなどの暴力的な反抗をする場合もあるので困っているママもいることでしょう。
反抗期があるのは良いこと?
反抗期の子どもは扱いにくく、ママも頭を抱えてしまいますよね。しかし反抗期というのは、「親から自立したい」「なんでも自分一人でやってみたい」という気持ちの表れでもあるので、必要以上に心配する必要はありません。
さらに5歳児は、まだまだ精神面では幼いにも関わらず、親や保育園、幼稚園において「もう5歳なんだから」と諭されるシーンも多く、甘えたい気持ちと自立したい気持ちが混同して反抗していることも多いのです。
反抗する子どもへの関わり方・上手な伝え方
気持ちはわかりますが、むやみに怒ってしまうと、以後ママの顔色ばかりうかがうおどおどした子どもになりかねません。感情に任せて「怒る」のではなく「叱る」ようにしましょう。
子どもにどうしてそれがいけないことなのかきちんと言葉で説明して教える必要があります。5歳児なら説明すれば十分に理解することができます。
もし暴言を吐いたり叩いたりしてきたら、子どもの気持ちをまずはしっかりと受け止め、「そうだよね、怒るのはわかるよ」とまずは共感しましょう。その上で「でもね」と穏やかに注意をするようにしたいですね。
毎日ママを悩ませる!食事の悩みと解決法
好き嫌いや食わず嫌いが多い
味が苦手な食材は調理方法を色々と変えてみて試行錯誤してみることも必要です。細かく刻んで子どもの好きなハンバーグやカレーなどに混ぜてみたりなどもオススメですよ。
食べられたときには「偉い!苦手な野菜が食べられたね!」と褒めてあげることも忘れずに。食わず嫌いの場合は、見た目が可愛くみえるように調理してみましょう。
例えばにんじんが苦手な子どもには、にんじんを好きな動物の形にくりぬいてみるなど工夫してみましょう。それでもダメな場合は「一口だけでいいから味見して」と勧めてみてくださいね。
お箸がきちんと持てない・持つことを嫌がる
食事中にお箸の持ち方練習をするのもよいですが、嫌がって反抗し、食べなくなっても困ります。まずは食事以外の時間に、遊びの一環としてお箸の持ち方を練習させてみましょう。
最初はマシュマロなどの大きくてつかみやすいものをお箸でつかむようにします。できるようになったら次はキューブ状に切ったにんじんをつかませるよう練習します。
そして次は大豆などつかむもののサイズを少しずつ小さくしていきましょう。上手につかめたら褒めてあげてくださいね。
食事中に立ち上がるなどマナーが悪い
小学校の給食やお弁当の時間に困らないようにするためにも、今のうちにきちんと躾けることが大切です。食事の際「これを食べたら席を立ってもよいから、それまではきちんと座ろうね」とわかりやすく目標を設定し、少しずつ座る時間を伸ばしてみるようにしましょう。
子どもが明らかに食欲もなく、食事に飽きている場合は、「この一口を食べたらおしまいにして、席を立ってもいいよ」と、思い切って切り上げることも必要です。