5歳にも反抗期がある?5歳児の成長とママの悩みの解決法
直しておきたい!生活習慣の悩みと解決法
早寝・早起きができない、睡眠時間が短い
体の生活サイクルを整えるためには、まずは朝日をしっかりと浴びるようにしましょう。朝日を浴びるとメラトニンという睡眠ホルモンが分泌され、夜寝る時間になると自然と眠たくなります。
体温が下がると朝は起きにくくなるため、体の機能をコントロールする自律神経が狂わないよう、過度な冷暖房は避けるようにしましょう。日中は太陽の光をしっかりと浴びながら外遊びをするように心がけたいですね。
体が適度に疲れていれば、夜はぐっすりと眠れるようになります。
TVやスマホ、ゲームばかりする
確かに子どもがTVやスマホ、ゲームをしている間は大人しいのでママの家事がはかどるかもしれません。しかしだらだらとさせるのは避け、一日30分だけなどルールを決めるようにしましょう。
ルールを破った場合は、1週間TVやスマホ、ゲーム禁止にするなどの罰を設定しておくと、子どももルールを守るようになります。ママやパパが子どもの前でスマホをいじっていると子どもも触りたくなるので、できるだけ触らないようにしましょう。
お片付けができない・やらない
子どもがお片付けがしやすくなるよう、おもちゃ収納を見直してみましょう。5歳の子どもでも簡単にお片付けができるように、おもちゃスペースにかごを置いて、そこにばさっと入れるだけでOKにするなど工夫するのもコツです。
カラーボックスに箱を並べて、各箱に収納するべきおもちゃの写真を貼っておくと、子どもにもわかりやすくオススメです。どうしてもお片付けをしない場合は、「お片付けをしたら公園に行こう」など次のアクションを決めると、子どももそれを励みに片づけるようになります。
いつまで続く?生活態度の悩みと解決法
つまらないことでも、すぐ嘘をつく
しかしこの年齢の子どもには、大人にとっての「嘘」の概念はまだなく、自分が嘘をついているという自覚もありません。5歳児は空想することが上手で、現実と空想の境目があいまいになってしまうこともあり、それが大人から見ると「嘘」と感じてしまうこともあるので心配しすぎないようにしましょう。
歯を磨いていないのに「歯を磨いた」と言い張るような小さな嘘の場合、「ほんとかな?歯を磨かないと虫歯になって痛くなったらおやつも食べられなくなっちゃうよ」と穏やかに説明することも大切です。
言葉遣いが悪い・下品な言葉を使う
ママが反応してしまうと、余計に面白がって繰り返すこともあります。もし意味を理解せずに使っているようであれば、「それってこういう意味なんだよ?」と教えてあげると「知らなかった」と使うのをやめるケースもあります。
「バカ」や「アホ」などの暴力的な言葉を使う場合は、言われた人がどんな悲しい気持ちになるのかを説明するようにしましょう。もしくは「字を書くのが上手になったね。キレイな言葉も使えるようになると素敵だな」と褒めたついでに注意すると、子どもも聞き入れやすくなります。
挨拶やごめんなさい・ありがとうが言えない
もしかすると子どもの引っ込み思案な性格のせいかもしれません。その場合、あまり無理強いすると余計に自分の殻に閉じこもってしまうので、優しく注意する程度にとどめておきましょう。子ども自身は挨拶したくても、恥ずかしさが先に立ってしまってできないだけかもしれません。
子どもが外で積極的に挨拶できるようにするためには、まずママやパパがお手本を見せることが大切です。外でママが「ごめんなさい」「ありがとう」と使う様子を見て、どのような状況でその挨拶を使えばよいのかを子どもはみて学んでいます。
仲良くして欲しい!お友達との悩みと解決法
お友達に優しくできない
例えば公園で、子どもが友達と仲良く一緒に遊びたかったはずのになぜか急に意地悪な態度をとってしまったときなど、子どもにそっと理由を聞いてみましょう。一番避けたいのは、子どもの気持ちも聞かずに「もっとお友達には優しくしなさい」と叱ってしまうことです。
子どものすることには必ず理由があるので、ママはそれを知るように心がけましょう。理由が分かった場合には、「そんなときはこうするとよいね」とほかのアプローチの方法を教えてあげたいですね。
お友達への独占欲が強い
さらに〇〇ちゃんが他のお友達と遊んでいるのを見ると怒って「もう〇〇ちゃんとは遊ばない」などと言い出すこともよくあります。仲良しのお友達だったはずなのになぜ?とママにしてみれば理解しにくいことでしょう。
そんなときは本人に理由を聞くのが一番です。「どうして〇〇ちゃんは他のお友達と遊んではいけないのかな?」と子どもの気持ちを優しく聞き出すようにしましょう。決して理由も聞かずに叱るのは避けるよう気をつけましょう。
くだらないことでもお友達に負けると泣く
5歳児はまだ感情のコントロールが上手にできず、過剰に表現してしまうこともあります。お友達に負けるとすぐに泣いてしまうのは、その悔しさを泣いて表現しているのです。
「またすぐ泣いて」とママは呆れてしまうかもしれませんが、泣いたときは子どもの気持ちにそっと寄り添うようにしたいですね。成長と共に感情のコントロールができるようになると、泣く癖も落ち着いてくるので見守りましょう。