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出産のための入院はいつから?準備のコツやパパと相談しておくこと

出産のための入院はいつから?準備のコツやパパと相談しておくこと

【先輩ママに聞きました】入院で特に重宝したアイテムはなんですか?

病院から指定された荷物は準備したけれど、なんだか不安…と、特に初産のママだと心配事も多いですよね。そこで、先輩ママに入院中に重宝したアイテムを聞きました。※テニテオ調査(n=100)

「その他」と回答したママの体験談

  • 寝たきりの状態が非常に長い間続いたので、使い捨てのストローやペットボトルの口につけるタイプのストローが毎日活躍しました。
  • 困ったことがあった時はスマホで調べまくったり、友だちに連絡して聞いたり、入院中にスマホがなかったら…と思うと、怖いです。スマホがあってよかった…!

「着圧ソックス」と回答したママの体験談

  • 出産後は足が象のように浮腫むので、着圧ソックスはとても重宝しました。ソックスだけではむくみは解消できないので、マッサージできる道具があってもよかったかなと思います
  • とにかく妊婦は体がむくむので、生まれる前にも着圧は役にたったし、産んだら産んだでクリームパンのようにひどくぱんぱんになるので、持っていってよかったです。楽になりました。

「おやつ」と回答したママの体験談

  • 産後は母乳育児だった為かとてもお腹が空いたので、ゼリーやヨーグルト、小さめのお菓子を食べていました。病院のご飯だけでは足りなかったので、入院中に母に持ってきてもらいました。
  • 産後は体力勝負と思い、入院中もたくさん食事食べましたが、お腹が空いて全然足りません。スイーツ、お菓子、フルーツをたくさん持ってきてもらいました。

■編集部コメント

その他の回答で多く見られたのがペットボトルなどにつけるストロー。分娩時間が進めば進むほど、寝ながら水分補給ができるアイテムは重宝します。

また育児情報が無限につまったスマホはママにはなくてはならないもの。充電器も忘れずに荷物に入れましょう。

着圧ソックスやおやつなど、先輩ママならではの視点をぜひ参考にして、これからやってくる入院に備えてくださいね。

続いてのコーナーでは、荷物以外にしておきたい準備について紹介します。

荷物以外にも準備しておくことはたくさん!

出産の兆候が出たときの段どりチェック

出産の兆候のひとつにおしるしがあります。おしるしは、子宮壁から剥がれ落ちた卵膜が膣から血液として出たものです。おしるしがあれば陣痛が近いので、入院準備の確認や、パパ・家族への連絡をしておきましょう。

前駆陣痛も出産の兆候です。不規則な陣痛で、痛みの間隔が長いですが我慢できるレベルです。本陣痛に体力を残すため、できるだけ楽な姿勢でリラックスして過ごしましょう。痛みの間隔が長いうちに、シャワーや洗髪をしたり、食事もしっかりとったりしておくことをおすすめします。痛みの間隔が短く定期的になったら病院へ連絡しましょう。

もし、破水や急な激しい痛みが起こったら、陣痛の有無に関わらずすぐに病院へ連絡をしてください。

必要な連絡先リストを作っておく

出産はいつ、どうやってはじまるのかは誰にもわからないものです。パパや家族につき添ってもらって入院できれば心強いですが、日中、家にママが一人でいるときに陣痛や破水が起こるかもしれません。

そのため、いざというときにはママが自分で入院できるよう、さまざまな手配を整えておく必要があります。本陣痛がはじまったら、まずは病院へ連絡する必要があるので、出産する病院の連絡先を確認しておきましょう。土日や夜の出産になるかもしれないので、夜間や休日窓口の連絡先も忘れずに。

ほかにも、マタニティに対応しているタクシー会社を2~3社、パパの携帯や勤務先、実家などの連絡先のリストを作ったり、携帯に登録したりしておくと安心です。

入院中の自宅のことをパパに引き継ぎ

出産入院となると、約1週間程度はママが家を留守にすることになります。日ごろ、家のことをやり慣れているママには簡単なことでも、あまり家事をしないパパにとってはわからないことも多いでしょう。

掃除や洗濯のやり方から「ゴミはいつ出すのか」などの細かなことでも、パパが困らないようにメモしておいたり、何がどこにしまってあるかわかりやすいように、家の中を整理したりするとよいですね。

入院中にパパにこれだけはやっておいてもらいたい!ということをリスト化しておくと引継ぎがスムーズですよ。留守宅を守ってもらう場合は、自宅のことをパパにしっかりと引き継いで、パパもママもお互いにできるだけ心配や不安がないようにしておきましょう。

パパや家族がする入院準備

立ち会う場合は仕事の段どりを整えておく

出産に立ち会うことは、パパにとって貴重な経験です。職業柄、急に休むことは不可能だというパパも多いかもしれませんが、可能であれば、ぜひ我が子の誕生の瞬間を見届けませんか?

ある程度、業務の調整がつくお仕事についているパパは、出産予定日あたりの仕事のスケジュールを見直しておきましょう。早退したり、休んだりしても業務に支障が出ないように、可能な範囲で工夫できるとよいですね。もちろん、周囲の協力が必要なことなので、無理のない範囲で段取りを整えましょう。

また、パパがいつ、どこにいるのかを常に把握できるようにしておくとママも安心です。立ち会い出産について、わからないことや不安なことは、遠慮せず病院に確認しておいてくださいね。

出産の流れやママのサポートを確認しておく

「どういったタイミングで出産入院となるのか」「お産がはじまって赤ちゃんが誕生するまでは、どのような流れになるのか」などは、ママだけでなくパパもしっかり頭に入れておきましょう。出産や育児のアドバイスがもらえる両親教室などに参加しておくのもおすすめです。

実際に出産がはじまり、立ち合いが間に合ったらパパはママのサポートにまわりましょう。決して慌てることなく、冷静に対応してください。

出産で大変なのは、やはり陣痛を乗り切ることです。出産の進み具合に合わせて、背中をさすったりマッサージをしたり、ママの希望に合わせて臨機応変に応えてあげましょう。無事に出産したら、ママにねぎらいや感謝の言葉をかけてあげてくださいね。

産後の申請や手続きを確認しておく

出産を終えたら、すぐに提出しなくてはならない書類がいろいろあります。こうした届け出は、思うようには動けない産後のママの代わりに、パパが率先して手続きを進めていきましょう。

申請期限が短いものに、出生届と児童手当があります。出生届は出生日を含め14日以内、児童手当は出生の翌日から15日以内なので早めの準備が必要です。産後の1カ月健診までには、赤ちゃんのための健康保険加入の手続きも必要となります。

ほかにも、乳幼児医療費助成、出産育児一時金、ママが育休であればそれに関わる育児休業給付金、出産手当金などがありますし、場合によっては高額療養費の申請もあります。出産後に必要な手続きについて、申請漏れがないよう確認しておきましょう。
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