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出産のための入院はいつから?準備のコツやパパと相談しておくこと

出産のための入院はいつから?準備のコツやパパと相談しておくこと

はじめての出産はどのようにはじまるのか、いつから入院となるのか不安がいっぱいですね。出産入院を乗り切るには、いざというときに慌てることがないよう、余裕をもって準備しておくことが大切です。入院に必要な持ち物や入院前の段取りなど、用意しておきたいことについて紹介していきます。

出産のための入院はどのタイミング?

一般的な自然分娩の場合

基本的には、本陣痛がはじまったら出産する病院へ連絡をして入院となります。陣痛の目安は、初産ではお腹の痛みがだいたい10分間隔と定期的になったら、経産婦の場合は15分間隔になったら連絡をするようにしましょう。

連絡のタイミングは病院によって違う場合もあるので、事前の確認が必要です。病院に到着した途端、痛みが遠のいてしまったという人も珍しくありません。そうなると、いったん自宅へ帰ることになるでしょう。

出産が破水からはじまる場合もあります。破水の量には個人差がありますが、破水をした場合はとにかくすぐに病院へ向かってください。赤ちゃんの感染症が心配なので、破水後はお風呂やシャワーに入らないようにしましょう。

帝王切開など計画分娩の場合

陣痛を人工的に誘発して経膣分娩をする、もしくは帝王切開で出産するなど、予定日を決めた状態で出産することを計画分娩といいます。

計画分娩でいつ出産するのかは、妊娠37週以降の正期産の時期に入ってから医師と相談して決めます。家族の希望を聞き、ママの体と赤ちゃんの状態を総合的に考え、お産の準備が整うと予測される時期を判断します。

ただし、ママの体や赤ちゃんに緊急性がある場合は、希望のとおりというわけにもいかず、安全性を重視して実施されます。

計画分娩のほとんどは、予定している日の前日に入院することになります。病院によっては、予定している当日に入院になることもあるので、事前に確認しておきましょう。

一般的な入院日数は5~10日

入院の期間は、出産方法や、初産なのか経産婦なのかなどによって違ってきます。

自然分娩の場合、初産だと5日前後の入院となります。同様に自然分娩でも経産婦の場合は、希望すれば1日早めての退院が可能な場合が多いです。

ただし、帝王切開で出産した場合は、初産か経産婦かに関わらず、手術の前日と当日を含めて10日前後の入院が一般的です。帝王切開はお腹を切開するため、傷口の状態などを十分に観察する必要があるので院期間が長くなります。

産後の経過がおもわしくないと判断された場合は、予定よりも入院期間が長引いてしまう可能性もあります。入院期間は病院によって多少日数に違いがあるので、あらかじめ病院に確認しておきましょう。

いつごろから入院準備をはじめるとよいの?

出産の入院準備を始める目安

出産予定日はあくまでも予定です。思いがけず出産が早まる可能性もあるので、入院準備は妊娠8カ月(妊娠28週〜31週)くらいから少しずつ始めましょう。

妊娠37週以降は正期産の時期に入ります。そうなると、赤ちゃんはいつ生まれてもおかしくありません。遅くても、妊娠37週までには入院準備を終えておくと安心です。あまりのんびりしていると、入院直前に慌てて用意することになってしまいます。

入院準備をしていると、あれもこれも必要に思えてしまいますが、一つのバッグに収まる量で、なおかつママが自分で持ち運べる量を目安にしましょう。陣痛など、出産が始まったとき、すぐに持って出られるよう玄関の近くに準備しておくと安心です。

病院でも用意されるものがあるか確認を

出産入院のために必要なものは、一部、病院側で用意してもらえるものもあります。
こちらは一例です。

●清浄綿
●お産ギャザーパッド
●産褥ショーツ2枚
●産褥パッドL5枚入り
●産褥パッドM10枚入り
●産褥パッドS10枚入り

病院によって内容は違いますが、産後すぐのママに必要なものは、だいたいの病院で入院のときに渡してもらえるようです。

また、ママのパジャマやタオル、赤ちゃんの衣類、おむつといったものも病院側で用意してくれるケースも多いです。

洗面グッズや入浴セットなどの用意もあるところもあります。自分で用意する必要があるもの、病院側で用意してくれるものを事前に確認して、荷物がかさばらないように準備しておきましょう。

入院のためのアイテムが揃う場所

出産・育児に必要なほとんどのものは、赤ちゃん用品を扱うお店で揃えられます。安定期に入ったら、運動不足解消のため、散歩を兼ねてお店に行ってみるとイメージがわきやすいですよ。買い揃えるものが多い場合には、パパや家族の付き添いがあると安心ですね。

おむつやおしりふきなど、衛生用品はドラッグストアなどでも購入できます。ママが入院中に使いたい体拭きシートや食事用の箸類など、ちょっとしたアイテムは100円ショップを活用すると、無駄な出費が抑えられそうですね。

産後すぐは必要ありませんが、おむつをまとめ買いする場合などはインターネットショッピングが便利です。玄関先まで荷物を運んでもらえるので助かりますよ。

入院中に必要なものをバッグに入れておこう

陣痛が始まったら持って行くバッグの用意

陣痛がはじまったり、破水をして病院に向かうときに、入院に必要な荷物をサッと持ち出せるようにバッグに用意しておきましょう。

入院用の荷物を入れるバッグは、何をどれくらい持って行くのかによって違いがありますが、パジャマやバスタオルの持参が不要であれば、小さめのキャリーバッグ程度の大きさで十分です。

キャリーバッグは持ち運びが便利になるのでおすすめです。コンパクトに納められるのであれば、肩掛けのトートバッグやボストンバッグでもよいでしょう。

すぐに使いたいもの以外は、あとからパパや家族に持ってきてもらえばよいので、すべてを持って行く必要はありません。後日持ってきてもらいたいものは、別のバッグに用意しておくとスムーズで安心です。

ママが入院中に必要なもの

入院手続きに必要なので、次のものは必ず用意しておきましょう。

●母子健康手帳、健康保険証、診察券、印鑑、現金

また、入院生活に必要なものは、パジャマや授乳用ブラジャー、産褥ショーツ、お産パッド、母乳パッド、カーディガン、スリッパ、湯のみ、お箸類、洗面&入浴グッズ、メイク用品、筆記用具、携帯電話&充電器…などです。

パジャマなどは貸し出されるのか、入院中に出た洗濯物は持ち帰る必要があるのか、産院で洗えるのか、などによって用意する量も変わってくるので、病院へ確認しておきましょう。

ゴルフボールやうちわ、ペットボトルにつけるストローなど、陣痛を乗り切るために用意したいアイテムもまとめておきましょう。

赤ちゃんが入院中に必要なもの

赤ちゃん用の肌着やウェア、おむつなどは病院側で用意してくれていることが多いです。そのため、入院中の赤ちゃんに自宅から用意する必要があるものはほとんどありません。

しかし、赤ちゃんが退院するときの洋服は必要です。セレモニードレスを用意する家庭もありますし、普通のカバーオールを着用させる家庭もあります。セレモニードレスと聞くと、男の子はどうするの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、男女兼用のセレモニードレスというのもありますよ。

おむつとおしりふきは、入院中は病院が用意したものを使えますが、退院してから家につくまでに必要な分は用意しておきましょう。なにかと使えるガーゼは複数枚用意しておくと便利です。
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