出産後の上の子との接し方!ケアの仕方と生活する上でのコツ
下の子を出産したママが、上の子との接し方に悩むことは珍しいことではありません。下の子の育児が増えたことでママに余裕がなくなると、今までかわいいと思っていた上の子にイライラすることもあるでしょう。今回は、下の子を出産後の上の子のケアの仕方と生活する上でのコツ考えてみましょう。
産後に上の子にイライラしたときの対応方法
1日怒らない日を作って試してみる
ママに余裕がないと上の子に対するイライラが増え、かわいいと思えなくなったり上の子を怒った後の罪悪感にさいなまれたりするかもしれません。そうなると、ママの心がさらに不安定になってしまいますよ。
上の子にイライラしても1日怒らない日を作って試してみませんか。ママは冷静になることで必要以上に怒らずにすむかもしれません。小さなことも褒めるようにすると、上の子もママも穏やかに過ごすことができるでしょう。
イライラを隠してスキンシップをする
ママはイライラする感情を隠してスキンシップをたくさんとり、「あなたは大切だよ」という気持ちを伝えましょう。そうすることで、子どもに安心感が生まれたり心が癒されたりするのです。
また、言葉で伝えても理解することが難しい年齢の子どもは、抱きしめるだけでママの気持ちを分かってくれることもあるでしょう。それほど、スキンシップにはママと上の子の心を近づける力がありますよ。
イライラは今だけと知って乗り越えよう
下の子に大好きなママを取られたと嫉妬し、上の子が赤ちゃん返りをすることがあります。特に上の子が2~3歳くらいだとイヤイヤ期と重なり、ママはさらにイライラしてしまいますよね。それに対して、体が小さくて反抗することもなく、無条件にママを求める下の子を可愛く思うことがあっても仕方がありません。
しかし子どもは成長します。下の子も2~3歳になればイヤイヤ期がやってきます。そのころには、上の子にイライラしたり手がかかったりすることが少なくなるでしょう。上の子へのイライラは今だけと思って乗り越えましょう。
上の子の赤ちゃん返りを減らすコツ
命の危険がない状況なら上の子を優先する
例えば、上の子と過ごしているときに下の子が泣くことがあります。ママは下の子のお世話のためにその場を離れますよね。上の子にとってはそのママの行動が、自分よりも下の子の方が大切なんだと感じてしまい、悲しい気持ちになってしまうのです。
下の子に命の危険がない状況ならば、できるだけ上の子との時間を優先するとよいでしょう。泣いている下の子より自分を優先してくれていると感じると、それだけで上の子は満足しますよ。そのうち「赤ちゃんが泣いているよ」などと知らせてくれるようになるでしょう。
上の子と2人だけの時間を作って過ごす
コミュニケーションをとる時間が少なくなったことで、上の子が赤ちゃん返りをするのかもしれません。上の子はママが自分だけを見てくれていた環境が変わったことで戸惑い、不安や寂しさを感じているのでしょう。
可能であればパパや祖父母を頼りましょう。少しの時間でも下の子を預けて、上の子と2人だけの時間を作りましょう。いつもの公園に行ったりスーパーへ行ったりするだけでよいのです。2人だけの時間を大切にして、上の子に「ママはあなたが大好きよ」という気持ちを伝えましょう。
家事は適当にして、育児を優先しよう
育児中のママが完璧に家事をすることは難しいですよね。生まれたばかりの下の子と上の子の育児中のママはなおさらです。家事は適当でよいのです。無理せず最低限のことだけをして、育児を優先させましょう。
例えば、食材宅配サービスやネットスーパーを利用すると買い出しに行く手間が省けます。スーパーやコンビニで総菜を買ったりデリバリーを頼んだりするのも一つの方法です。掃除もできる範囲でよいでしょう。ママは上の子と過ごす時間をもつことができて気持ちに余裕ができますよ。
ママのイライラする気持ちを抑える方法
ママの睡眠や食事などを充実させる
人間が幸せを感じるために必要な要素に、睡眠と栄養をとることが挙げられます。ママがイライラするときは睡眠や栄養が足りていないことが多いそうですよ。
下の子の夜中の授乳やお世話でまとまった睡眠をとることができないママは、睡眠不足になりやすいですよね。睡眠不足になると上の子のちょっとしたことが気に触り、ママはイライラしてしまうのです。また、イライラを鎮めるビタミンやミネラルなどの栄養不足も原因になることがあります。しっかり睡眠をとって食事を充実させて、ママのイライラする気持ちを抑えましょう。