初めての出産準備に戸惑うママへ!妊娠中や産後に必要な準備一覧
産院で用意されるものがないか確認しよう
自分が入院する病院では何が用意されていて、何を準備しなければならないのか、よく確認しておきましょう。
〈入院に必要なもの〉
・健康保険証
・母子手帳
・診察券
・印鑑
これらはいつもひとまとめにしておいて、健診の際必ず携帯するようにしましょう。また、陣痛に備えて筆記用具か、「陣痛アプリ」をスマホにインストールしておくと安心です。入院中の育児記録用のノートやアプリなども、よいものがないかゆっくり探しておくのもよいですね。
入院バッグは使う用途によって分けておこう
〈分娩に必要なもの〉
・産褥ショーツ
・産褥パッド
・赤ちゃんのおむつセット
〈入院に必要なもの〉
・パジャマ
・タオル
・ガーゼ
・洗面用具
・スリッパ
・授乳ブラ
・カーディガン
・小銭
〈退院に必要なもの〉
・ママと赤ちゃんの着替え
・おくるみ
・おむつセット
・化粧品
これらはあくまでも一例です。ここに個人的に必要なものを追加してみてくださいね。また、退院に必要なものは、退院の前日にパパに持ってきてもらうとよいですよ。
産まれる前に準備しておきたいベビーグッズ
車で退院なら必須の「チャイルドシート」
チャイルドシートは、もしものときに赤ちゃんを守ってくれる重要なアイテムです。車で退院することを考えているのなら、チャイルドシートの準備は必須ですよ。
チャイルドシートは「子どもの体格にあったもの」を選ぶことがポイントとなります。退院の際は新生児から使用可能なタイプを準備しておきましょう。ちなみに、祖父母の車やレンタカーであっても装着は必須ですが、タクシーやバスは義務が免除されています。
赤ちゃんの退院用「カバーオールやドレス」
色は純白、素材は綿やシルク、レースやフリルがあしらわれた可愛らしいデザインのものがたくさんありますよ。また、ドレスの下に着る肌着と、季節に応じておくるみなどの防寒対策も必要でしょう。
「ドレスはちょっと抵抗がある…」という場合は、デザインのシンプルなカバーオールなどでもよいですね。退院の日は産院で記念写真を撮ったり、帰宅してから親戚にお披露目したりすることがあるので、おめかししておきたいですね。
ペットがいるなら「ベビーベッド」
室内でペットを飼っていたり、おじいちゃんおばあちゃんなど同居人が多かったりする場合は、布団よりもベビーベッドに寝かせる方が安心でしょう。「ベッドを置くスペースがない」という家庭もあると思うので、自宅の住環境に合った寝具を選びたいですね。
ベビーベッドを使う時期は短いので、購入ではなくレンタルを選択するママも多いですよ。レンタル期間を延長したり、気に入って購入に切り替えたりすることも可能なサービスもあるので、よく下調べをしてみてくださいね。
準備しておくベビーウエアの枚数や選び方
肌着やウエアは季節に合わせて準備しよう
〈春・秋〉
・肌着…5~6枚
・長袖カバーオール…3~4枚
・ベビーベスト…1~2枚
季節の変わり目で気温差があるため、気候に合わせた服を選ぶ必要があります。特に日中と朝晩の気温差がある日には、ベビーベストなどを活用するとよいでしょう。
〈夏〉
・短肌着…5~6枚
・ロンパース(前開きタイプがよい)…2~3枚
・半袖カバーオール…2~3枚
夏は半袖のロンパースだけで過ごしてもよいでしょう。
〈冬〉
・肌着…4~5枚
・長袖カバーオール…3~4枚
・外出用足つきカバーオール(ボアやダウンなど防寒のもの)…1枚
・ベビーベスト…1枚
外出用に靴下や帽子などもあるとよいですよ。
素材や着せやすさにもこだわろう
同じ綿素材でも、生地の織り方によって肌触りや伸縮性などが異なります。汗をよく吸ってすぐに乾く薄手のものや、生地に膨らみがあって保温性に優れたものなど、季節によって適したものを選びたいですね。
また、新生児は首がすわっていないので、頭からかぶるタイプは適していません。極力前開きタイプの服を選ぶようにしましょう。そのほかにもタグや縫い目が肌に当たっていないか、ボタンや飾りなどが寝ているときに当たっていないかなどもチェックしましょう。
赤ちゃんの成長は早い!買いすぎに注意
着替えが足りなくなると困るので、多めに準備しておくと安心ですが、すべて新品である必要はありません。赤ちゃんの成長は早く、生まれてから1カ月で身長は4cm、体重は1kgほど成長します。
新生児用に買った服は1~2カ月で着られなくなると想定して、お下がりや古着なども混ぜながら着回すとよいでしょう。50~60サイズは、可愛いからといって買いすぎないように注意が必要です。