初めての出産準備に戸惑うママへ!妊娠中や産後に必要な準備一覧
退院後すぐ始まる沐浴のために必要な準備
赤ちゃんのお風呂になるベビーバス
ベビーバスには様々なタイプがあります。
・プラスチックの浴槽タイプ
・ビニールのエアータイプ
・シンクに直接広げるマットタイプ
・コンパクトに収納できる折り畳みタイプ
新生児は基本的に外に出ませんが、寝ているだけでも汗をかいたり、おしっこやウンチの汚れがついたり、よだれや吐き戻しがあったりするので、一日一回は沐浴で綺麗にする必要があります。赤ちゃんに危険がないものやママの負担にならないものを選びたいですね。
沐浴剤やベビーソープ
体を洗う石けんには、固形タイプと泡で出てくるポンプタイプがあります。湿疹や乾燥など、肌荒れが気になる赤ちゃんには固形タイプが人気ですが、泡で出るタイプは泡立てる必要がないため、手軽でよいですね。
首がすわっていない新生児を沐浴させるのはとても不安で、苦手だというママもいるでしょう。そんなママには、石けんではなく「沐浴剤」がおすすめですよ。沐浴剤を入れた浴槽で赤ちゃんを優しく洗うだけで、体の汚れを落としながら保湿もしてくれます。
保湿剤など入浴後のケア用品
沐浴が終わって体の水滴を拭いたら、時間を置かずに保湿をすることがポイントです。乾燥する秋冬だけでなく、春夏も保湿しましょう。新生児の肌を保湿することで、アトピー性皮膚炎などの肌トラブル発症を予防する一因となることが分かっています。
赤ちゃん用の保湿剤には様々な種類がありますが、大切なのは子どもの肌に合ったものを継続的に使用することです。パッチテストなどで異常がなければ、毎日沐浴後に保湿することを習慣づけましょう。
陣痛を乗り切るためにあると心強いもの
のどを潤す「ペットボトル飲料とストロー」
初産婦の平均陣痛時間は10~12時間とされているので、準備と覚悟が必要になるでしょう。陣痛中は長時間痛みに耐えることになるため、汗をかいたり、呼吸が浅くなって口が乾いたりすることがあります。
頻繁に水分補給したくなるのですが、自由に動くことができないため、ペットボトルにストローを差して飲むと便利ですよ。100円均一で売られている、開閉式キャップつきのストローがおすすめです。何時間かかるか分からないので、水分は多めに準備しておきましょう。
すきま時間に食べられる「ゼリー飲料」
しかし、陣痛中は10分おき、5分おき、3分おきと、徐々に痛みの間隔が短くなってくるため、ゆっくりと食事をとる時間はありません。また、陣痛の痛みで食べたものを吐いてしまう妊婦さんも少なくありません。お菓子や脂っこいものは、気持ちが悪くなることもあるので避けた方がよいでしょう。
陣痛中に何か口にするなら、すきま時間にサッと出して食べることができる「ゼリー飲料」がおすすめですよ。のど越しがよくすぐに飲み込むことができるので、いつ始まるか分からない陣痛中にピッタリの食べ物です。
色々使えて重宝する「タオル」
汗をぬぐう以外にも、水でぬらして顔を冷やしたり、ぎゅっと握りしめて痛みを逃がしたり、様々な用途がありますね。フェイスタオルが2、3枚あると色々使えて重宝しますよ。
また、大きめのバスタオルがあると、丸めて抱き枕にしたり、腰の下に入れるなど楽な体勢を作ったりすることもできます。ただし、産院によってはタオル類は無料で貸し出しているところもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
辛い陣痛の痛みを和らげてくれるアイテム
腰を温めると痛みが和らぐ「カイロ」
陣痛のときに腰が痛くなる人は、腰回りを温めると痛みが多少和らぐといわれています。元々生理痛で腰が痛くなりやすい人は、あらかじめカイロを準備しておくと安心ですよ。特に妊娠後期からは、お腹回りを冷やすと張って痛くなりますね。
体は冷えているよりも温かい方が、お腹の中の赤ちゃんも快適でいられます。ママは陣痛に耐えていて汗だくかもしれませんが、頭は冷やしつつ、お腹や腰回りはカイロやタオルなどで温かくしておくとよいでしょう。