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初めての出産準備に戸惑うママへ!妊娠中や産後に必要な準備一覧

初めての出産準備に戸惑うママへ!妊娠中や産後に必要な準備一覧

いきみ逃しやマッサージに「テニスボール」

お産が進んで、いよいよ陣痛の痛みも本格的になってくると、自然と「いきみたい」という感覚になります。しかし思い切りいきんでよいのは最後の最後、赤ちゃんを産み出すときだけです。それ以前に無理にいきむと、会陰裂傷になったり、赤ちゃんが苦しくなったりしてしまいます。

いきみたい気持ちを我慢するために「いきみ逃し」という方法があります。呼吸が浅くならないように注意しながら、「ふーっ」と長く息を吐いて気持ちを落ち着かせましょう。

また、「いきみたくなる」というのは便意に似たような感覚なので、肛門のあたりをテニスボールでグッとマッサージすると、痛みが和らぐことがあります。テニスボールは、いきみ逃し以外に腰痛対策としても使えますよ。

楽な姿勢を見つけやすい「クッション」

陣痛の痛みに耐える方法は、人それぞれに違っています。どんな体勢が自分にとって楽なのかは陣痛が起きてからでないと見つけられないので、どんな姿勢だとしても使いやすいクッションを一つ準備しておくとよいですよ。

経験談を聞いてみると、「クッションを抱え込むようにして、丸くなって痛みに耐えた」というママが多いようです。クッションを脚の間に挟んだり、顔を埋めたり、楽な体勢を見つけやすいのがクッションのよいところですね。

授乳クッションや抱き枕、赤ちゃんのお座り補助にもなるタイプなど、産後にも色々と使えるタイプを選ぶとよいですよ。自分で持って行くと荷物が多くなってしまうので、「陣痛で入院したら後で持ってきてほしい物リスト」に入れておくと安心です。

産後の入院生活を快適に過ごすためのグッズ

体温調節しやすい「カーディガン」

出産のための入院は、初産婦の場合、自然分娩(経膣分娩)で5日前後、帝王切開分娩で10日前後です。入院生活を快適に過ごすために、必要なものを準備しておきましょう。

産院の中は空調が効いているため、基本的には快適な室温になっていますが、ママの体調や空調の風向きによっては、肌寒いと感じることもあります。入院中には体温調節しやすいカーディガンがあると便利ですよ。パジャマの上から羽織ることになるので、少し大きめのサイズを選ぶと脱ぎ着がしやすいでしょう。

授乳の際、ママの着ているカーディガンが赤ちゃんの肌に触れることがあるかもしれないので、毛足の長い素材は避け、肌触りのよい綿ニットなどを選ぶと安心です。

意外と忘れがちな「スマホの充電器」

赤ちゃんが産まれたら、スマホで可愛い姿を撮影して、友人や親戚に出産報告をしたいですよね。5~10日ほど入院することを想定して、スマホの充電器を忘れずに持って行きましょう。

写真撮影、メール、電話、SNSと、スマホはなくてはならないアイテムですよね。充電切れになるとパパと連絡が取れなくて困ることもあります。また、入院中は慣れない赤ちゃんのお世話でストレスが溜まりやすいものです。ママの息抜きの意味でも、スマホがあると安心ですよ。

ただし出産直後のママの体はダメージが大きいため、長時間の使用は避けた方がよいでしょう。院内マナーを守りながら、節度を持ってスマホを使用しましょう。産まれて1週間以内の赤ちゃんの姿は貴重なので、写真と動画に収めたいですね。

来客や退院のとき用にあると安心「化粧品」

出産直後はママも疲労困憊で、自分の身なりに気を配る余裕はないかもしれません。しかし親戚や友人がお見舞いに来てくれることになったら、少しはお化粧をしておきたいと思いますよね。

「ばっちりメイク」とまではいかなくても、ファンデーションとアイブロウくらいは準備しておくと安心ですよ。また、退院のときは赤ちゃんやパパと一緒に記念写真を撮ることも多いですね。「ノーメイクで写真に残るのは抵抗がある…」というママは、ばっちりメイク用にフルセットを準備しておくのもよいでしょう。

ママになったからといって、おしゃれをやめてしまう必要はありませんよ。メイクをすることでママの気分が上向きになることもあります。綺麗なママと一緒に退院できて赤ちゃんも嬉しいはずです。

退院までにパパにお願いしておくとよいこと

役所に提出する書類集めと必要な手続き

赤ちゃんが産まれたら、役所や勤め先に提出する書類がたくさんあります。必要な要件をリストアップしてパパに渡しておきましょう。

〈出産後役所で必要な手続き〉
・出生届…出産日を含めて14日以内
・児童手当…出産日を含めて15日以内
・国民健康保険…1カ月健診まで
・乳幼児医療費助成…1カ月健診まで

〈勤め先で必要な手続き〉
・社会保険…1カ月健診まで
・出産手当金(ママが働いている場合)…出産予定日の42日前から、出産の56日後まで
・育児休業給付金(ママが働いている場合)…育児休業の1カ月前まで

このほかにも、出産育児一時金や高額療養費制度を利用する場合は、ママが加入している保険の種類によって申請方法が違うので、事前に確認しておきましょう。

赤ちゃんの大きさに合ったおむつの準備

出産準備として、すでに新生児用のおむつを購入しているママも多いと思います。しかし、実際に生まれてみたら、新生児用のおむつがブカブカだったという場合もあります。

3000g未満で生まれてくる赤ちゃんはとても小さく、新生児用のおむつでもサイズが合わず、太ももに隙間ができてしまうこともあります。赤ちゃんの大きさは、エコーでおおよその体重が分かりますが、正確な重さは生まれてみないと分かりません。

赤ちゃんが小さい場合、新生児用の中でも3000g未満の体重に対応した、小さいサイズのおむつを使用しましょう。どこに売っているのかを調べておいて、もしものときは退院までに、パパに購入してもらえるようにしておきましょう。

母乳の出が不安なママはミルク用品も

赤ちゃんが生まれてからでないと分からないことの一つに「母乳の分泌量」があります。完全母乳を希望していても、思うように母乳が出ないというママは少なくありません。

赤ちゃんが母乳だけでは満腹にならない場合、ミルクを足す必要がありますね。産後、入院中に母乳の出があまりよくないようであれば、パパにお願いして哺乳瓶やミルクの準備をしてもらいましょう。

哺乳瓶のほかにも、消毒用品など希望の品をリストアップしてパパに渡しておくと安心です。母乳の出がよくても、乳首が切れてしまって直接飲ませることができないなど、産後はマイナートラブルがよくおきます。「備えあれば憂いなし」と思って、パパにも情報共有しておくことが大切ですよ。
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