年子はどうしてもうるさい!年子育児を上手に乗り切るためのコツ
ママ1人で2人の子どもを育てるのは、思うようにならず大変ですよね。とくに年子の子育ては、ママへの負担が大きく、うるさいと感じてしまうこともあるでしょう。でも子どもが成長すれば、年子でよかった!と思えることもありますよ。年子の育児を楽しく乗り切るためのコツを紹介しますので参考にしてくださいね。
年子育児で辛いことと楽になる時期
上の子の赤ちゃん返りで赤ちゃんが実質2人
上の子はまだ言葉がうまく話せないので、ママにくっついて離れなかったり、かまってほしくて泣き出したりしてしまいます。下の子にはどうしても手がかかるので、2人の面倒を同時に見ることができず困ってしまいますね。
食事中に上の子が「食べさせて」と甘えてくると、下の子の授乳をしながら、上の子の口に食事を運ぶこともあるでしょう。「ちょっと待ってね」と上の子に我慢するように声をかけることも多くなるかもしれません。
上の子にゆっくり向き合えないことが、ママのストレスになってしまうのです。
少しお出かけするだけで大仕事
そんなときは1人をベビーカー、もう1人を抱っこ紐で出かける方法がおすすめです。2人乗りのベビーカーの使用や、上の子も運べるように1人乗りベビーカーにベビーカーステップをつけるのもよいですね。
2人を連れて公園に行くと、下の子を見ている間に、上の子が好きなところに行ってしまったり、勝手に1人で遊具に登ってしまったりすることがあるので気をつけましょう。
年子の外出はママの荷物も増えるものです。上の子と下の子でおむつや服のサイズが違いますし、ミルクやおやつも発達に合わせて種類が違うので、持ち物が2倍になって大変です。
下の子が2歳くらいになると楽になってくる
下の子も2歳くらいになると言葉が発達して会話ができるようになってきますね。自分でできることも増えてくるので、ママは子育てが少しずつ楽になるでしょう。
また下の子が2歳くらいになると上の子は幼稚園に通い始めますね。午前中は下の子だけになるので子育てがスムーズにできますよ。
上の子と下の子が仲良く遊んでくれると、その間にママは家の掃除をしたりご飯の下ごしらえをしたりできるので家事がはかどりますよね。下の子が2歳くらいになるころには、きょうだいで遊べるようになるでしょう。
年子の子どもがうるさいときの対処法
けんかでうるさいときは防音対策をして静観
子どもたちは、けんかによってコミュニケーションを学んでいるともいわれています。ママは子どものけんかがエスカレートして、ケガをしないように横で見守りましょう。
子どもの声が大きくて、近所迷惑の心配があるときは、窓を閉めるほうが安心です。カーテンも閉めておくと布が音を吸収してくれるので、外への声の漏れが少なくなるようです。
家具を壁に沿って配置したり、床に防音マットを敷いておくのもおすすめです。
2人そろって泣くときは原因別に対応しよう
おもちゃや、おやつの取り合いなどはありませんか?外出中なら、子ども2人がママと手をつなぎたがっていたり、2人が買い物カートに乗りたくて奪い合っていることもよくあります。大人からすれば「そんなことで泣くの?」と思うようなささいなことでも、子どもは泣き出すことがあるのです。
2人そろって泣き出すと、それだけでママはイライラしてしまうこともありますが、まずはひと呼吸おいて原因を見つけてみましょう。原因に合わせた対応をすると、落ち着いて泣き止むことがありますよ。
寝かしつけタイムにうるさいときの対処法
下の子は眠たいのに、上の子は元気が有り余ってうるさいこともあるでしょう。その逆で、お昼寝をしていない上の子が夜疲れて眠たいときに、お昼寝から起きたばかりの下の子が、上の子を起こしてしまうこともありますよね。
ママ1人で年齢が違う2人の子どもを寝かしつけるのは大変ですよね。可能であれば、パパにどちらか1人を見てもらって1人ずつ寝かしつけをするようにしましょう。
パパの帰宅が遅くて頼る人がいないときは、上の子を寝かしつける間、下の子をおんぶしておくのも一つの方法ですよ。
年子の育児を楽にするためのポイント
上の子を優先することが大切
子ども2人から呼ばれたときは、まずママは上の子を優先するようにしましょう。下の子がかわいそうだと思うあまり、上の子に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから、我慢してね」と後回しにするのは逆効果です。
まずは上の子を優先して抱きしめることが、2人を早く泣き止ませるポイントになります。上の子の気持ちが満たされると、上の子が下の子に優しい言葉をかけてくれることもあるのです。
上の子が下の子を大事にして面倒を見てくれるとママは育児が楽になるでしょう。