マタニティでも結婚式に参列OK?参列するための服装や注意点
妊娠中に友人や親せきの結婚式に招待されることがありますが、出席をする、しないはどうやって決めればよいのでしょうか。参列を決めたらどのようなことに気を付ければよいのか、なにを着ていけばよいのかなど、マタニティで結婚式に参列する場合の注意点をまとめました。
妊娠中の結婚式参列にまつわる疑問あれこれ
そもそも妊娠中に参列してもよいの?
ですが、「妊娠しているから欠席する」と決めてしまうのも残念です。妊娠していても、結婚式に参列できないわけではありません。
自分の体調と相談して、しっかりと事前準備をしていけば安心して参列することもできます。ただ、結婚式の時期によっては体調が変化していることもありますので、今現在の体調だけで判断することはできません。
つわりの症状や期間、体調のよし悪しなどは個人差もあり、妊娠週数だけでは判断できない場合もあります。当日の体調をみて、無理のない判断をすることも大事です。
妊娠報告は事前にした方がよい?
そのとき、式当日の大体の妊娠週数なども伝えておくと、式場での席など調整をしてもらえることがあります。参列の意思を伝えてから妊娠が発覚した場合もできるだけ早く連絡しましょう。普通、安定期に入るまでは妊娠報告を控えるものですが、参列したい場合はその旨を伝えておいた方がお互い安心です。
式場に妊婦がいることがあらかじめ分かっていれば、万が一の体調不良やアクシデントが起こったときに対応が早くなります。当日式場についてからも、身近なスタッフに妊娠していることを伝えるようにしましょう。
万が一に備えて持っていくとよいものは?
妊婦さんはどこに行く場合でも、母子手帳と健康保険証は必須です。急な体調不良でも医療機関で適切な処置をしてもらうのに欠かせません。
産婦人科から張り止めなどが出ている場合は忘れずに持参しましょう。妊娠中は出血や「破水!?」ということがないとも限りませんので、ナプキンも用意します。
ハンカチは誰でも持っていくものですが、妊婦さんの場合はタオルも用意した方が安心です。つわりがぶり返したり、汗をかいたりしたときなど、使い道は広くあります。
ほかにも、寒さ対策のストールや気分が悪くなったときのためのビニール袋、つわりを楽にするアイテムなどもあれば持っていきましょう。
マタニティだからこそ気を付けたい服装選び
妊娠中期以降ならドレスサイズに注意
お腹がすでに大きい場合は、マタニティドレスを購入するかレンタルすると安心ですが、妊娠初期などお腹が目立たない時期ならお腹周りがゆったりしているドレスで大丈夫です。ただ、ドレスのデザインによってはお腹の丸みに引っ張られ、スカートの前だけ短くなってしまうことがあるので注意しましょう。
妊娠すると、お腹だけでなくお尻や太ももなど全体的に丸みを帯びてきます。きつすぎたり、締めつけがあったりする服装は気分が悪くなることがあるので、ゆとりのあるドレスを選ぶようにしましょう。
季節によっても異なる服装のワンポイント
ですが、美しいことと同時に安全で安心できることも妊婦さんのドレス選びには重要です。春や秋は比較的気候が穏やかで妊婦さんでも過ごしやすいですが、肌寒い日や時間帯も考えて、ストールやカーディガンを用意しておくと安心です。
夏も冷房が身体を冷やしますので、ストールなどを持参しましょう。新婦の色である白以外のアイテムを選ぶのを忘れずに。
冬は寒さで体調も崩れやすくなるので、とくに慎重に寒さ対策が必要です。厚手のタイツを履いたり、インナーを温かいものにしたり、必要であればカイロなども準備しましょう。
靴も無理せずローヒールで大丈夫
結婚式にもっともふさわしいのはパンプスですが、ヒールが高い方がスタイルよく見えるのでつい見栄を張りたくなりますね。ただ、妊婦さんの場合はヒールが高いと転倒のリスクがありますので、必ずヒールがないもの、またはヒールが太めで低いパンプスを選ぶようにしましょう。
式場までの道のりや季節によっては、歩きやすい靴を履いて行き、式場についてからパンプスに履き替える方法もおすすめです。寒い冬などは妊婦さんではなくても、ブーツを履いて式場入りする女性が多いですよ。
ほかにもまだある参列前や当日の注意点
食事や飲み物は事前報告が大切!
目の前にある食事や飲み物はある程度自分で食べる、食べないを調整することができますが、乾杯のアルコールや食後のコーヒーなどはサーブされると断りづらくなることもあります。ソフトドリンクだと思ってうっかりアルコールを飲んでしまったなんてこともないとは限りません。
あらかじめ事前連絡をしていたとしても、念のためテーブルについたときに周りのスタッフに声をかけておくと安心ですね。