ママもぬり絵でストレス解消!忙しい育児の時間に彩りを加えよう
ぬり絵には、ストレス解消やリラクゼーション効果があることを知っていますか?ここでは、ぬり絵をすることで得られるメリットや「大人の塗り絵」などの人気のぬり絵の本をご紹介していきます。またママだけではなく、子どもと一緒に楽しめるぬり絵や、おすすめの色鉛筆やマーカーなどもあわせてご覧ください。
ママにも子どもにも嬉しいぬり絵のメリット
心理学者も太鼓判!リラックス効果抜群
スペインの心理学者Antoni Martínez氏は「精神を解放する、リラクゼーションツールとしての機能が塗り絵にはある」と主張していて、実践方法として1日の終わりに、静かな部屋でスローテンポなBGMを聴きながらぬり絵をすることを推奨しています。
またフランスではぬり絵のことを「コロリアージュ」といい、ストレスに効果があるアートセラピーとして、フランス人女性の間で積極的に取り入れられているようです。
色彩心理で心や体の状態を把握できる
心理分析をするポイントにはいくつかあり、なにが描かれているか、どんな色か、どのようなぬり方なのかなど、さまざまな角度から分析をしていきます。いくつか例をあげてみましょう。
【意味のあるもの】
・花…愛情・美しさへのこだわり
・雲…自由・逃避願望
・木…成長のシンボル
・ハート…愛情
【色彩心理】
・虹色…社交性・充実感
・赤や黒のぬりつぶし…強い不安・ストレス
・ピンク…幸せ・優しい気持ち
・青…プレッシャー・自立心
このようにアートを通して自分の心や体の状態を把握できるのですね。
外出先ではぬり絵セットで静かに遊べる
ポイントとしては、いつも使っている色鉛筆やぬり絵とは別に、「ぬり絵セット」を用意してみましょう。外出のときにだけ使うことで、子どもにとって特別な遊びになります。
ぬり絵セットの色鉛筆はクーピーに似た芯の、手が汚れないプラスチックの色鉛筆がおすすめです。ぬり絵は無料ぬり絵サイトからダウンロードしたものや、100均でも十分そろえることができますよ。
ぬり絵に飽きたときのためにシールなども用意してあると、子どもも飽きずに楽しめるでしょう。
定番から、ちょっと個性的なぬり絵も
定番はやっぱり大人のぬり絵
【ひみつの花園】
フランス生まれのぬり絵で、「ひみつの花園」のストーリーになぞらえて、色のない花園をぬっていくと、美しい花園がよみがえるという素敵なコンセプトのぬり絵です。
【世界はひとつ旅するディズニー塗り絵】
ディズニーキャラクターが世界中を旅をするぬり絵で、ディズニーやファンタジーなモチーフ好きなママにおすすめです。ミッキー、ミニー、プーさんなど人気キャラクターがたくさん登場するので、子どもと一緒に楽しめそうですね。
子どもと一緒に「ぬり絵本」を完成させよう
【ぬりえ の 赤ずきん、くるみ割り人形、不思議の国のアリス】
ベストセラー絵本「ブローチ」の渡邉良重氏によるぬり絵本は、童話を読みながらぬり絵ができるようになっています。線画で描かれたような繊細な草花やドレスの模様など、ページをめくるたびにわくわくするはずです。白抜きになった文字もぬれるので、完成したときは世界で一冊だけの親子の本になりますよ。
【おもしろ動物園】
かめいち堂のユーモアあふれる絵柄の生き物などが、繊細に描かれています。よく見ると文字が隠れているなど、遊び心がつまっているので、親子で楽しめそうですね。ほかにも、「世界の動物たち アフリカの動物編」などがあります。
英国でベストセラー!世界一長いぬり絵
【TO THE MOON 光かがやく月への冒険】
地上から上空の光かがやく月に到着するまでを、冒険しながらぬり絵を楽しめます。月に到着するまでに登場する空飛ぶ象や天空の城、ドラゴンなどがでてくるので男の子にも好まれる絵柄です。
【TO THE OCEAN DEEP 財宝が眠る深海への冒険】
海に浮かぶ船から深海の底に到着するまでを、冒険しながらぬり絵を楽しめます。財宝にたどり着くまでに登場するピラミッドや海中の森、海へびなどがでてくるユニークなぬり絵です。
ぬり絵をもっと楽しくするアイテム
良質でリーズナブルなものなら日本メーカー
油性色鉛筆は、細かい部分をぬりたいときや、はっきりとした線を描きたいときに向いています。水性色鉛筆は、水に溶けるので溶かして描くことで水彩画のような仕上がりになります。
色鉛筆のメーカーは、世界最古の筆記用具メーカーと名高い、ドイツの「ファーバーカステル」が有名です。
日本のメーカーでは、三菱鉛筆の「ユニカラー」やトンボ鉛筆の「COLOR PENCILS」などが人気です。どちらとも海外メーカーに比べてリーズナブルで使いやすいので、ぬり絵初心者の方におすすめの色鉛筆です。