一人っ子の休みの日の過ごし方。一人のメリットは意外とたくさんある

2020,3,30 更新

興味を示したら習い事を始めてみよう

一人っ子だと、兄弟がいる場合に比べて子育てにかける金銭的・時間的な余裕があるかもしれません。そのメリットを大いに活かすことができるものの一つが習い事です。ほかの兄弟の習い事と重なって送り迎えであたふたすることもなければ「やらせたいけれどお姉ちゃんの習い事もあるからそんなにお金は使えない！」と悩むこともありません。

何か気になってじっと見ていたり「やってみたい」という一言が出たら、ぜひ挑戦させましょう。楽器を習えば、総合的な感覚が育ちやすいですし、スポーツ系の習い事は体を思いっきり動かしてエネルギーを発散するので「遊んで！かまって！」という欲求も少なくなるかもしれませんよ。

どんどん楽しくなって、夢中になる習い事に出会えるとよいですね。

地域の行事に参加して社会性を育てる

せっかくの休日に地域の行事に参加するのは気が乗らない、面倒くさいと感じてしまうママも多いかもしれませんが、年齢の違う子どもたちや顔の知らない人たちとの交流には、多くのメリットがあります。

日本の伝統行事や文化に触れ合うことは感性を豊かにします。イベントなどを通して地域の顔見知りを増やせば、家族や知人だけではなく、子どもを温かく見守ってくれる大人の目を増やすことにつながります。

また、他人と接する機会が多いほど、人と人とのつながりを大切にしようとする力、社会性が培われます。多くの触れあいを通して誰かの気持ちを自分のことのように考え、人と関わることを楽しいと体で感じることは、生き生きとした豊かな人生を送っていくためのベースになるでしょう。

まとめ

「家で遊び相手がいなくてつまらないのでは？」「外に連れ出すにしても、移動中じゃれる相手がいなくてやっぱり寂しいのでは？」と一人っ子のママとしては心配に思うこともあるでしょう。

でも、一人だからこそ、自己肯定感の基盤をしっかり持つことができ、素直にスクスクと育ちやすいというのも確かです。

一人っ子だということをあまり気にしすぎず、多くの人と触れ合う機会を子どもの興味にあわせて作りながら、愛情いっぱいに接することが一番なのかもしれませんね。