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音楽が新生児に与える影響。聴かせるときの注意点や寝かしつけの音楽

音楽が新生児に与える影響。聴かせるときの注意点や寝かしつけの音楽

胎児のころから音を聞いてきた赤ちゃん。そんな赤ちゃんと楽しむ音楽には、赤ちゃんの心にもよい影響を与え、生活や知育にも役立つ力がいっぱいです。そんな音楽の力について知り、日常に音楽を取り入れるときの注意点にも目を向けながら、育児の中で上手に取り入れていく方法について考えてみましょう。

目次

新生児の音楽との関わりと好きな音楽

赤ちゃんは20週には音が聞こえている

赤ちゃんはママのお腹の中でものすごいスピードで成長していきます。初めは1cmにも満たなかった身長はぐんぐん伸びていき、生まれるまでの10カ月で約50cmにもなるのですから考えてみれば驚きです。

その急成長は耳でも同じ。耳の形成は7週ごろから始まるといわれていますが、16~19週ごろにはすでに外見上は出来上がっているそうなのです。

とはいえ耳はとても繊細な構造をしており、外見上は出来上がっていても、音として理解できるようになるのは8カ月ごろになります。

そのころには音を聞き分けられているといわれていますが、何と20週の赤ちゃんが音への反応を見せたという事例もあるそうなので、20週には聞こえていると思っていてもよいのではないでしょうか。

胎内でも聴いていたママの声で歌う曲

ママのお腹の中は赤ちゃんにとって安心で安全な場所でした。そんな場所でよく聞こえてきていたのがほかの誰でもないママの声。

お腹の中には羊水や子宮の内膜がありますし、ママの心臓の音を始めとする体の音などの影響もあって外部からの音は聞こえにくくなっているのですが、ママの声だけはママの骨や体を伝って響いてよく聞こえています。

そのため、生まれてすぐの赤ちゃんでもママの声は聞き分けられるのだとか。安心で安全な場所によく聞こえてきていたママの声。その声が赤ちゃんの心を安らかにさせることはいうまでもありませんね。

心を安定させてくれる声。そんな声で歌ってもらう歌は、赤ちゃんにとってはママからもらう安心そのものなのでしょう。

ママが楽しくなる明るい雰囲気の曲

赤ちゃんによい音楽といわれて思いつく曲はどんな曲でしょうか。童謡?クラシック?それとも生演奏?その中でもピンポイントでモーツァルトがよいと聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

確かにモーツァルトの曲にはリラックスする効果があるようですが、それは何もモーツァルトに限った話ではありません。リラックスできる曲であれば何でもよいのです。

つまり、ママ自身が好きな曲でもよいということ。好きな曲を聴くと気分がよくなったり、明るく前向きになったり、やる気が出たりしませんか?それは赤ちゃんにとっても嬉しいことなのです。

大好きなママがリラックスできる、ママの好きな曲こそが赤ちゃんにとってもよい曲なのではないでしょうか。

赤ちゃんが音楽を聴くことのメリット

ストレスが緩和されて安心する

ストレスを感じると分泌されるホルモン・コルチゾール。ストレスに対抗するホルモンとして、ストレスによって感じた危機を回避するために働きます。

ただ、ストレスが増えると分泌されるコルチゾールも多くなり過剰な状態に。そうなると逆に悪い影響を人体に与えてしまいます。好きな音楽を聴くということには、過剰分泌状態になったコルチゾールを減少させる効果があるといわれ、これによってホルモンのバランスが整い、精神が安定するようです。

赤ちゃんにもおむつが汚れたときの不快や、寂しさを感じたときの不安など、生活の中にストレスを感じる部分はあります。音楽を聴いてそんなストレスが緩和されれば、安心にもつながりますね。

感情表現が豊かになる

音楽はもともと表現の領域です。音楽を作る人たちは、聴く人々に情景を伝えたり、メッセージを贈ったりということを、音楽を通して行っています。

音楽はある程度のジャンル分けができると思いますが、それは人でいえば表情のようなもの。嬉しい音楽には嬉しさを表すようなリズムやテンポ、悲しい音楽には悲しさを表すようなリズムやテンポ、音楽にはそれぞれ色々な表情があります。

それを聴きながら感じることで、感情というものを感覚で学ぶことにつながってくるのです。

そして自分で音楽を選べない赤ちゃんの場合は、一緒に聴いてくれている人が近くにいますよね。その人の表情や雰囲気を感じ取って赤ちゃんは、色々な感情表現を学びながら聴いています。

コミュニケーション能力が向上する

先ほどもお伝えしましたが、自分で音楽を選べない赤ちゃんはママやパパなど近くで一緒に音楽を聴いてくれる人がいますよね。その人はきっと、音楽を聴いて楽しい気分になった赤ちゃんが声をあげれば「嬉しいねー」、笑いながら聴けば「楽しいねー」と共感するでしょう。

そういったやり取りをしていると、赤ちゃんは自分が音楽を聴いて反応したことを受け止めてくれる人がいるということを学びます。それこそが赤ちゃんが社会性を身につける第一歩となるのです。

また、ママも一緒にリズムを感じたり、簡単にでも体を動かしたりしながら聴くと、音楽を通して赤ちゃんとの間にやり取りが生じます。その結果、コミュニケ―ション能力が向上することにつながっていくといってよいでしょう。

音楽が赤ちゃんに与える知育への影響

言語能力の発達を促す

音を聴いた赤ちゃんは、まずその音を自分の中に蓄積します。聴いて溜めこみ、学習するのです。そして、学習した音を今度は自分から発してみます。

初めは「あー」や「うー」ぐらいしか発しなかった赤ちゃん。学んで蓄積された音を組み合わせることによってやがて言葉を言えるようになります。そうやって組み合わせをするにも色々な音を蓄積しておかなければいけません。つまり言語能力を伸ばしていくには色々な音が必要ということです。

また、音楽を聴くことで音を聞き分ける力もついていきます。聞き分けることができるようになると、その音に対する対応力もついてきますので、その結果、思考の発達が促され、言語能力を高めることにもつながります。

音感やリズム感がよくなる

まず音感についてですが、音感とは「音の性質(高低・強弱・音色など)を聞き分けることができる感覚」のことです。

そしてリズム感についてですが、リズムとは「音の時間的変化の構造」のこと。リズム感とはそれを認識する能力となります。

この音楽的感覚は、やはり聴くことによって身につけられる可能性が高まります。身近にある音楽を楽しんで聴いているうちに、音の高低や強弱、リズムに触れることになり、経験として蓄積されていくのです。

この蓄積された経験があってこそ、自分が表現する側になったときにも力が発揮できるようになります。つまり音楽が身近にある環境にいれば、音感がよいこと、リズム感がよいことにつながっていくことになるのです。

脳を刺激して頭がよくなるかも

「モーツァルトの音楽を聴いていると頭がよくなる」という話を聞いたことがあるママもいらっしゃるかと思います。しかしこれは誤りであったことが発表されました。

では、音楽を聴いて頭がよくなるということは決してないのでしょうか。聴くだけではやはり難しい部分もありますが、音楽を活用しながら脳を刺激することで十分可能性が出てきます。

今までに音楽学習が子どもの発達に与える影響については色々と研究や実験が進められてきているのですが、そこでも音楽を実際に自分で奏でたり、リズムに乗って体を動かしたりする音楽学習に取り組んだ経験がある子どもの方が、社会性やコミュニケーション能力、そして記憶力に対してもよい結果が出たそうです。
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