【第1回】身近なモノで音遊び!子どもと一緒に音のワークショップ
家にあるものでできる手作り楽器を作ってみよう。
簡単にできる手作り楽器「カズー」の作り方
【用意するもの】
・ホース(10cm程度)
・カットしたペットボトルの飲み口部分
・ビニール(3cm四方)
・ビニールテープ
・はさみ
・装飾用のテープ
1.ホースの中心に1辺1cmほどの四角い穴を開けます。力がいるのでママやパパが穴を開けてあげましょう。
2.ペットボトルの飲み口にホースを入れ、テープで固定します。隙間が気になる場合がホースに隙間テープで補強してください。
3.1で開けた穴をビニールで塞ぎます。ピンと張った状態でビニールの四方をテープで止めます。テープで穴を塞がないように注意してください。
4.あとは、色テープやシールを使って飾りつけをして完成です。
ホースをくわえて、ウーと声を出すと面白い音が響く楽器です。いろんな曲に合わせて吹いてみてください。
もっと音を楽しもう!
遊ぶ時は集中できる環境を
子どもに話をするときや一緒に遊ぶときに注意をしたいポイントのひとつが音の位置です。子どもは音のなる方に意識が向かってしまうので、テレビがついていたりすると集中して食事ができなかったり、話を聞けなかったりします。
ぜひ、子どもと遊ぶ時はテレビやBGMを消して接してください。また、小さな音も集中させるためには、有効なので小さな音を鳴らして今何の音だなどのゲームで意識を集中させてから、子どもと遊ぶとより楽しく遊べるかもしれません。
音とのふれあいが音楽の入り口に!
イベントやワークショップなどに参加するだけでなく、身近なモノでも遊びとして与えてあげることで遊びの中で音を鳴らすことは楽しい、みんなと合わせることも楽しい、本当の楽器を触ってみると楽しいなど、音に楽しさから音楽に興味を感じる環境作りは、子どもの可能性が広がっていくと感じます。
まとめ
今回お話をさせていただき、子どもが鳴らしてみたい、吹いてみたいという気持ちになるような、ちょっとした工夫で、音が遊びになり、音を楽しむことができます。
作って、鳴らせてと子どもが楽しめる手作り楽器は、家族みんなで演奏したりすることでお家でに笑い声や笑顔が増えるきっかけになると素敵だなと感じました。
監修
「すべての人にアートを」をスローガンに年齢や障害の有無問わず、多様な人が芸術に触れ、交流することを目的にワークショップや舞台公演を行っている団体です。ダンスワークショップや舞台公演、出張アートワークショップを行っています。毎月1回「すんぷちょ食堂」として、こども食堂もおこなっています。
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