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子どもが夜中に動き回る三つのケース!原因や対策と対処方法を知ろう

子どもが夜中に動き回る三つのケース!原因や対策と対処方法を知ろう

子どもの寝付きが悪い…眠ったはずなのに夜中に目が覚めて遊びだしてしまうなど、子どもの寝かしつけに苦労しているママさんたちは多いのではないでしょうか?子どもがなかなか寝付けなかったり、夜中に遊びまわったりしてしまう原因は成長や生活リズムと関係している?三つのケースでみていきたいと思います。

子どもが寝相が悪くて夜中に動き回る

寝相が悪い原因は成長と熟睡が関係している

子どもの寝相は悪い方がよいというのは本当なのです。寝相が悪いということは、成長している、熟睡している証拠だからだそうです。

人は、眠っている間に成長ホルモンが出ています。この成長ホルモンは一番深い眠りについたときに、たくさん分泌されるそうなのです。一番深い眠りについているときには脳もしっかりと休んでいるため、姿勢を保つことができず、寝相が悪くなります。また、深い眠りのときには体温も高い状態であるため、布団と接する部分を変えるためにコロコロと寝返りを繰り返したり、毛布を蹴っ飛ばしたりすることで体温調節を行っているのです。

このように子どもの寝相が悪いときは、熟睡できていて、かつぐんぐん成長している証拠なのです。

こんな寝相のときは要注意

では逆に寝相がよい子はどうでしょうか。

こちらは一概にはいえませんが、寝相のよい子どもの方が、運動機能や脳に問題があるといった報告も多く挙げられているようです。

子どもの寝相は精神状態とも大きく関係しており、体を抱えるように丸まって寝ているときは、何か強いストレスを抱えている可能性があるため日中から注意が必要です。また、直立不動で寝ているような場合も、何かストレスを抱えている可能性があるそうです。丸まっている状態でも、足を少し伸ばして横向きで寝ている場合などは安心してよいようです。

子どもがストレスを抱えていないか日頃からよく観察し、特に問題がなくても気になるようであれば一度専門の病院を受診してみるのもよいかもしれません。

寝室の明るさや温度と安全に配慮しよう

子どもが快適に眠りに入るためにはその環境を作ることも大切です。

寝る直前まで明かりが煌々とついていたり、隣で大人がスマホをいじっていたりすると、その光でなかなか寝付けない場合があります。部屋はできるだけ暗くし、眠りに入りやすい準備をしてあげるとよいです。

外が寒いからといって厚着をさせたり暖房をつけたりしていても、かえって暑さから布団を蹴飛ばしたり寝相が悪くなる場合があります。

寝るときはできるだけ通気性のよいパジャマを着せ、冷えなど心配がある場合は腹巻付きのズボンやスリーパーを着せる、大きめの毛布を使うなどしてあげると安心です。また、落下する危険を考えると、ベッドよりも布団で寝かせてあげる方が安全といえそうです。

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子どもが夜中に動き回って寝てくれない!

【原因1】お昼寝のしすぎや生活時間の乱れ

子どもがなかなか寝付けない原因としてまず考えられるのが、生活時間の乱れです。

人は、日中に動き夜に休むという生活が脳や体の体内リズムとして備わっています。これが子どもの場合は、午前中に体力を消費しお昼寝で補充、午後にまた体力を消費し、夜の睡眠で補充というサイクルになります。

朝起きるのが遅いと、食事や遊び、お昼寝の時間も遅くずれ込むのではないでしょうか。そうして最終的に夜、寝る時間になっても体力が余っているため、なかなか寝付けないということがあります。

お昼寝の時間が長く夕方になってから起きるようでも、やはり夜に寝付けなくなってしまうことがあります。お昼寝はいつまでも寝かせず、時間を決めて起こしてあげるとよいかもしれません。

【原因2】発達障害やショートスリーパー

なかなか寝付けない子どもの中には、発達障害が睡眠障害を引き起こしている可能性もあります。自閉症やアスペルガー症候群の子どもなどは、光や音に対しての感覚がとても鋭く、ADHDの子どもは、動作の切り替え(起きている~眠るなど)がうまくできずになかなか寝付けない、眠りが浅いなどの睡眠障害を起こすという症例がみられます。

眠る時間は短いが普段も元気に問題なく生活しているという子どもは、もともとの体質も関係しています。この体質はショートスリーパーといい、短時間でもぐっすりと、質のよい眠りができているため日常生活に何も問題がないそうです。この場合はあまり悩まず、「子どもの個性」ととらえてあげるとよいでしょう。

生活習慣を見直して眠りやすい環境を作ろう

原因がわからない場合にはまずは生活習慣を見直し、子どもが眠りやすい環境を作ることから始めてみましょう。

「朝は6時に起きて夜は9時に寝る」「お昼寝は12~15時の間に」などタイムスケジュールを決めてみるとよいかもしれません。日中はお散歩をしたり、公園に行ったりなどして思い切り体を動かしてあげることも大切です。そして夕方から夜にかけては自然と眠くなるよう誘導しましょう。夕方眠たくなってくるころに一度お風呂で眠気をリセットし、食後お腹も体も満たされたところで、薄暗い寝室へ連れて行ってあげるとよいでしょう。

寝る前には本を読むなど、睡眠の儀式を決めてあげることでもスムーズに眠りに入りやすくなる子どもが多いようです。

子どもが夜中に動き回る夢遊病と夜驚症

夢遊病や夜驚症の原因はわかっていない

夢遊病や夜驚症の原因ははっきりとはわかっていません。ただ、夢遊病や夜驚症の子どもの多くが、親もそうだったなど遺伝の可能性も高いといわれています。

夢遊病などはほとんどの場合成長経過とともに治まっていくので治療の必要はないといわれています。ただし、不安感やストレスを抱えると症状がひどくなるといわれており、このような症状が頻繁に起こるようになったときは、生活リズムが崩れていたり、何か強いストレスを抱えていたりする可能性があるため注意が必要です。

夢遊病や夜驚症の症状が酷くなったときは、日中の様子にも注意し何か困っていることはないかと聞いてみたり、寝る前に抱っこをしたりするなど、しっかりと向き合ってみるとよいかと思います。
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