意外とよくある血のシミは洗濯で落ちる?応急処置や洗い方を知ろう
時間が経った血のシミに効果的なのは
時間が経ってしまった血のシミを効果的に落とすには「セスキ炭酸ソーダ」を使う方法がおすすめです。セスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので、酸性の汚れに効果を発揮するという特徴があり、さらにタンパク質を溶かすという働きもあります。
セスキ炭酸ソーダをぬるま湯に溶かし、血のシミがついた衣類を2時間ほどつけ置きすると汚れが落ちやすくなるでしょう。このほか、排水口のヌメリ取りやお風呂の皮脂汚れなどにも効果を発揮し、汎用性が高いので常備しておくと便利です。
昔ながらの知恵「大根おろし」
これにはタンパク質を分解する働きがあるため、血のシミ抜きにも効果を発揮するのです。まさに昔ながらの知恵ですね。
大根をすりおろしたものを用意して、それをガーゼで包み、シミ部分に大根の汁をつけるようにトントンと叩いていきましょう。酵素による効果を最大限発揮させるため、大根おろしはすりおろし直後のものを使うというのがポイントですよ。
血のシミが薄まってきたら、水ですすぎましょう。血と同様に卵黄や牛乳もタンパク質なので、これらによるシミ汚れも大根おろしで落とすことが可能のようです。
まとめ
このとき、温度の高いお湯を使うとたんぱく質を固めてしまうため、水かぬるま湯を使うのがコツですよ。水洗いができない場合にもできるだけ血を拭き取っておくことで、シミが残るのを防げるでしょう。
汚れた部分は擦らずにトントンと叩くようにするのがポイントです。ぜひやってみてくださいね。