子どもの早生まれあるある!いいところや育てる心得をご紹介
日本において「早生まれ」とは、1月1日から4月1日の間に誕生日がある人のことをいいます。よく「早生まれは損だ」と聞きませんか?果たして本当に損なのでしょうか?今回は早生まれでよくあるできごとと、早生まれをプラスに考えて育児をしていく心得をご紹介します。早生まれに対するイメージを変えてみませんか?
子どもにありがちな早生まれあるある
体の成長が遅くなりがち
まず「体の成長」が、同学年と比べると遅くなりがちという点です。同学年といっても、生まれが早い子と遅い子では一年近く違いがあります。さらに幼児期は成長が早いため、一年間では大きな差が出てしまうのです。
早生まれの子やそのママは、体格の差が大きいとことを「損」と感じてしまうことがあるようです。またこれ以外にも、体力や運動神経の面でも差を感じる場合があります。周りができてわが子ができないと、早生まれとわかっていてもママは不安にりますよね。
自分でできることや言葉のでかたが遅れぎみ
入園のタイミングなどは、トイレトレーニングが済んでいる子や、自分で身支度ができている子を見て、まだのママは焦ってしまうかもしれません。また言葉の面でも、不安を抱えているママもいることでしょう。
集団生活が始まるとお友達との関わりが増え、運動会やお遊戯会などみんなの前で発表する場もでてきます。どうしてもわが子と周りの子の差が、目につきやすくなります。しかし、差が出ることは当然のことです。過度に心配しないようにしましょうね。
体が小さいので背の順ではだいたい前のほう
多くのママは、子どもの「背が低い」ことをネガティブに捉えてしまいます。現在の身長を見て、将来の身長まで心配してしまうからかもしれません。子どもの身長は両親の遺伝的要因と、食事や睡眠などの生活習慣によって決まってくるそうです。気になる場合は、背が伸びる生活習慣を取り入れてみてはどうでしょうか。
子どもによって、身長の伸び時期は違うものです。月齢に対して正常範囲の高さがあれば、そこまで気にしなくて大丈夫です。運動会の整列時など、「前の方はママから見えやすい」というメリットがありますよ。
こんなにある!早生まれのいいところ
早生まれの幼さが愛されキャラにつながる
まずは、早生まれの子はとっても可愛いのです!「幼さが残る」というとマイナスに捉えてしまうママもいるかもしれません。でもその分、まだまだ手をかけたくなる、あどけなさがあるのです。幼稚園などでも愛されキャラとして可愛がってもらえたり、周りのママから「〇〇君はまだママ大好きでいいなぁ」と羨ましがられたりするかもしれません。「育児は大変だけど、手が離れてしまうのは寂しい」というのがママの本音なのですから。
子どもはいつまでもべったり甘えてきてくれるわけではありません。ママにとって早生まれの幼さは、特権といえます。存分に味わいましょうね。
年の差を埋めるために努力する子になる
小さいころから「うまくできない」という挫折感や、失敗を味わうことは心を強くします。大きくなって初めて失敗するよりも、ずっとよいのです。少しずつ失敗を繰り返す体験は、将来プラスへと働くことでしょう。
努力をしてできたときの面白みや達成感は、大きな感動や満足感を与えます。その結果チャレンジ意欲もわき、意欲的に物ごとに取り組めるようになるかもしれません。
小さいうちは損にみえても大人になると得!
また将来、例えば浪人することがあるかもしれません。しかしもともと同学年より一年近く年齢が下なので、周りと年齢差を感じることがなく過ごせます。さらに会社の定年退職は誕生日までなので、皆より1年近く長く就労できるというメリットもあります。
早生まれの人は大きくなれば、「一年近く若い」ことでちょっと得するかもしれませんね。
早生まれの子を育てるママの3つの心得
ほかの子とくらべない
子どもは比較をされると「嫌な気持ちになる」だけでなく、「ありのままの自分は認められない」「自分はダメなんだ」と思ってしまいます。このことは自己肯定感を持てなくなることにつながるのです。
ママ自身も優劣をつけて周りを見てしまい、比較された相手側も不快感を感じることでしょう。比較することは百害あって一利なしですよ。絶対にやめましょうね。